【ウェルネスダイニング】要注意ワード「フレイル」聞いたことはあっても正しく理解できている人は15%未満—見過ごされる“健康リスクの入り口”
意外と知られていない“フレイル”の実態。見過ごされがちな日常のサインに注目。

ウェルネスダイニング株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:中本哲宏)は、全国の65歳以上の男女を対象に「食事・体力・社会参加に関する実態調査」を実施。その結果、「フレイル」という言葉の認知状況を調査したところ、「言葉の意味をきちんと理解している」と回答した人は15.3%にとどまりました。さらに、「フレイル予防のために何もしていない」と答えた人は42.7%と、“知らないから何もしない”という構造が見えてきました。また、「食事量の減少」や「外出・人との接触の減少」を感じている人も多く、知識と行動の分断がフレイル進行の背景にある可能性が浮かび上がりました。
■調査結果サマリー
✓ 「フレイルという言葉を内容まで理解している」と回答した人は15.3%
✓ 「フレイル予防の取り組み:「特にない」が最多
✓ 約28%が「食事量が減った」と回答
✓外出・人との接触が「減ったと感じる」人が59.3%
Q1:「フレイル」という言葉を知っていますか?

【ポイント】
「フレイルという言葉を内容まで理解している」と回答した人は15.3%にとどまりました。一方で、「聞いたことはあるが意味が分からない」または「なんとなく知っているが詳しくは分からない」といった曖昧な理解の層が半数以上を占めており、フレイルという言葉自体の認知度はまだ十分とは言えないことが分かりました。
Q2:フレイル予防のために、意識して行っていることはありますか?

【ポイント】
「特にない」と回答した方が全体の42.7%と最も多く、フレイル予防への具体的な取り組みがされていない層が多いことが明らかになりました。一方で、「運動」や「食事」などに意識的に取り組んでいる方も一定数見られ、予防行動の重要性が一部には浸透しつつある様子もうかがえます。
Q3:フレイル予防のために運動を意識していますか?

【ポイント】
「運動している」人はわずか23%にとどまり、約半数がフレイル予防のための運動をしていない実態が明らかに。一方で「少しは意識している」人も多く、運動の必要性は感じていても行動に移せていない層が多いことがうかがえます。
Q4:1年前と比べて食事の量に変化はありますか?

【ポイント】
「少し減った」「かなり減った」と回答した方を合わせると約28%にのぼり、食事量の減少を感じている人が一定数いることが明らかになりました。加齢や体調の変化により食事量が減っている可能性も考えられ、継続的な栄養管理の必要性がうかがえます。
Q5:最近「外出や人と会う機会」が減っていると感じますか?

【ポイント】
「とても感じる」「やや感じる」と回答した人を合わせると59.3%にのぼり、多くの方が外出や人との接触の機会が減っていると感じていることが明らかになりました。社会的つながりの減少が、フレイルや心身の不調にも影響を与える可能性があり、対策の必要性がうかがえます。
【本アンケートの結果について】
今回の調査では、「フレイル」という言葉の認知度がいまだに低いことが浮き彫りとなりました。全体の8割近くがフレイルという言葉の意味を正しく理解しておらず、「内容まで理解し、意識して予防している」と回答した人はわずか15%にとどまりました。
また、「フレイル予防として特に何もしていない」と回答した人は4割を超えており、知らないから行動できないという現状が明らかです。体力や食事量、外出機会の変化を実感しているにもかかわらず、予防のための実践につながっていないことから、知識と行動の乖離が大きな課題であるといえます。
高齢化が進む今、単に情報提供をするだけでは不十分です。重要なのは、「知らなかったことを知る」から「知ったうえで行動する」への移行をどう支援していくかです。今後求められるのは、“生活の中で自然に実行できる”対策を、本人の理解と納得のもとに取り入れていく仕組みです。行政や医療、企業、地域が一体となり、「気づき」と「取り組み」が連動する支援体制を構築することが、社会全体でのフレイル予防推進に不可欠です。
【ウェルネスダイニングの取り組み】
ウェルネスダイニングでは、フレイル対策の重要性が高まる中、「一般社団法人フレイル対策コンソーシアム」に加盟し、産官学連携による取り組みにも参画しています。
その一環として、“食”を軸としたフレイル予防に配慮した健康サポート宅配食の開発・提供を行っており、高齢者の咀嚼力や飲み込みやすさ、さらには「食べたいと思える見た目」や「楽しさ」にも配慮したメニュー設計を行っています。必要な栄養素(たんぱく質・カルシウム・ビタミンDなど)を無理なく摂取できるよう、食事面から高齢者の健康維持を支えることを目指しています。
健康サポート宅配食商品ページ
https://www.wellness-dining.com/frailty/products/f710/

【調 査 概 要】
■調査名:高齢者のフレイルに関する意識調査
■調査実施主体:ウェルネスダイニング株式会社(ウェルネスダイニングからだ想い研究所)
■調査対象:全国の65歳以上の男女 計300名(男性150名/女性150名)
■調査方法:インターネットを活用したクローズド形式によるアンケート
■調査期間:2025年4月
■備考:本調査結果は小数点以下を四捨五入して集計しているため、構成比の合計が100%にならない場合があります。
■出典について:本調査内容を引用・掲載される際は、出典として「ウェルネスダイニング株式会社」を明記いただくとともに、事前にご一報いただけますと幸いです。
▼問い合わせフォーム▼
https://www.wellness-dining.com/toiawase/
ウェルネスダイニング株式会社について

「からだ想い、家族想いのあったか健康応援団」を企業理念に掲げ、制限食に特化した気配り宅配食や、嚥下対応のやわらか宅配食の企画・販売を行っています。社内に管理栄養士が常駐しており、食事制限中においても”食の楽しみ”を忘れず、前向きな気持ちになれるようなご提案やサポートを心がけています。宅配食を購入してもらうことが目的ではなく「健康になってもらうこと」を目的として、商品に関するご相談だけでなく普段のお食事についてのご相談も積極的に承ることで、健康な食生活をトータルサポートすることに努めており、“日本で一番、栄養相談を承る会社”を目指して参ります。
【会社概要】
所在地:東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル6階
代表者:代表取締役 中本 哲宏
設立:2011年6月
電話番号:03-6807-0280
問い合わせ先:光嶌(みつしま)
サービスサイト:https://www.wellness-dining.com
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