愛知発「リピONEアワード2026@AICHI」初開催のお知らせ
愛知の“街を変える飲食店”を起点に、県内200店舗・2万件の来店者データをファンくるの特許技術で解析し、「選ばれ続ける店」「また行きたくなる街」のモデルづくりを目指す地域共創プロジェクト

一般社団法人レストランテック協会(所在地:東京都中央区/代表理事:山澤修平)は、愛知県内の飲食店を対象に、来店客の体験データを活用して「また行きたくなる理由」を見える化する地域共創プロジェクト「リピONEアワード2026@AICHI」を初開催します。
2026年春の2カ月間で、県内約200店舗・2万件の来店者アンケートを収集し、その解析を特許取得の統計解析技術を有する株式会社ファンくる(本社:東京都千代田区)が担当し、飲食店×行政×企業×市民が連動し、データに基づいて街の魅力を高める、愛知発・全国展開を見据えた新しい街づくりモデルです。
イベントページはこちら(エントリー無料)
https://rpt-1.com/
愛知は“街を変える飲食店”が集まるエリア
名古屋・栄・金山・豊橋・一宮・岡崎など、愛知県には個性豊かな食文化と飲食店街が点在しており、これまでも飲食店は街の顔としてにぎわいを生み出してきました。
働き方やライフスタイル、価値観が多様化するなかで、「お客様がなぜその店を選ぶのか」「何度でも通いたくなる理由は何か」を感覚だけで捉えることは難しくなっています。
リピONEアワードは、こうした変化を前向きにとらえ、データを味方にしながら、愛知らしい飲食店と街の魅力をあらためて見つめ直すことを目的としています。
なぜ今、愛知で「リピONEアワード」なのか

総務省などの統計データをひもとくと、この十数年で、名古屋市の飲食店数や外食への支出構造は大きく姿を変えてきました。
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名古屋市は、飲食店事業所数で大阪市(20,354事業所)に次ぐ全国2位(12,663事業所/2021年時点)の集積を誇りつつも、2009年の18,324事業所から約3割コンパクトになるなど、「量から質」へと構造がシフトしつつある都市です。
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外食は家計支出全体の中で、おおむね3〜4%前後しか占めない「ちょっとした贅沢」「ご褒美」に近い位置づけであり、2019年全国家計構造調査でも、総世帯における外食の構成比は3.1%、勤労者世帯では約4.0%と示されています。
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家計調査の年齢階級別データを見ると、20〜30代など若い世代ほど外食の構成比は高い一方で、実質ベースの外食支出は10年前と比べて大きく伸びているわけではなく、物価や所得環境を踏まえながら一回一回のお店選びをより慎重に行っている傾向がうかがえます。
こうした「選ばれ方の変化」は、裏を返せば、体験価値を高めることで、街の魅力を一段と引き出せるチャンスが広がっているとも言えます。
1)総務省 統計ダッシュボード
2)総務省 「2019年全国家計構造調査」
3)総務省 「家計調査 家計収支編(用途分類・年齢階級別)」
リピONEアワードは、この変化を前向きに捉え、「選ばれ続ける店」「また行きたくなる街」を、愛知から増やしていくためのプロジェクトです。
「リピONEアワード2026@AICHI」とは
リピONEアワードは、ランキングや人気投票ではなく、来店者の体験をデータとして可視化する“街づくり型アワード”です。

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参加店舗の店内に設置したPOPのQRコードから、来店客がスマホでアンケートに回答
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料理、接客、雰囲気、居心地、提供スピード、価格感などを多面的に評価
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再来店意向につながる要素や、客層別(地元/観光/年代別)の評価傾向を分析
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各店舗に「強み」と「改善のヒント」を整理したフィードバックレポートを提供
2026年5月には参加店舗が集まるフィードバック会を開催し、データ共有や成功事例の共有を通じて、地域ぐるみで「選ばれ続ける店づくり」を進めていきます。
イベントページはこちら(エントリー無料)
アンケート解析はファンくるが担当
特許取得の統計解析技術で「選ばれる理由」を可視化
本プロジェクトで収集したアンケートデータの解析は、本イベントのプラチナスポンサーの顧客体験(CX)マネジメントに特化した株式会社ファンくるが担当します。
ファンくるは、自社が保有する体験型モニター基盤と、特許取得の統計解析技術を組み合わせ、「どの体験が、どの程度、再来店意向に影響しているのか」を定量的に可視化することを得意とする企業です。
リピONEアワードでは、この解析技術を活用することで、従来の満足度調査にとどまらない、具体的で実行可能な示唆を参加飲食店へフィードバックします。

ファンくるCR
https://biz.fancrew.jp/service/fancrew-cr
飲食店×行政×企業×市民でつくる“街のデータ”
リピONEアワードで得られたデータは、店舗改善だけでなく、行政や地域団体、企業との連携にも活用します。
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飲食店:自店の魅力と改善ポイントを把握し、ファンづくりに活用
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行政・観光:街の「食の魅力」を定量的に把握し、施策やプロモーションに活用
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企業・団体:地域との共創や支援の在り方を検討する材料に
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市民・来訪者:自分たちの声が、街の未来づくりにつながる実感を得られる
飲食店×行政×企業×市民の四者がデータを共有しながら「また行きたくなる街」をつくっていく点が、本プロジェクトの大きな特徴です。
コメント

一般社団法人日本飲食団体連合会
専務理事 高橋 英樹 様
愛知は、地域ごとに個性豊かな食文化と飲食店街が広がる、日本でも有数の「外食の力が街を動かしているエリア」です。今回のリピONEアワードは、その愛知を舞台に、来店者のリアルな声とデータを軸に「選ばれ続ける店」と「また訪れたくなる街」のモデルづくりに挑む、とても意義のある取り組みだと感じています。
飲食店・行政・企業・市民が同じテーブルにつき、街の未来を一緒に考えるこのプロジェクトは、全国の地域にとっても大きなヒントになるはずです。
日本飲食団体連合会としても、本アワードが愛知から全国へと広がり、各地の飲食店と街の魅力がより一層輝くきっかけになることを期待しています。

一般社団法人レストランテック協会
代表理事 山澤 修平
愛知は、飲食店が街の表情をつくり、人を惹きつけてきた地域です。
リピONEアワードを通じて、「また行きたくなる店」と「何度でも訪れたくなる街」のモデルを、愛知からつくり、日本各地に広げていきたいと考えています。
その第一歩として、ファンくるさんの解析技術と、地域の皆さまの力をお借りしながら、愛知らしい街の魅力をもう一度強く灯していきたいと思います。
開催概要
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イベント名:リピONEアワード2026@AICHI
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対象:愛知県内の飲食店
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参加費:無料
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エントリー期間:2025年12月1日〜2026年1月30日
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アンケート実施期間:2026年3月1日〜4月30日
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参加予定店舗数:200店舗
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アンケート目標数:20,000件
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主催:一般社団法人レストランテック協会
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後援:一般社団法人日本飲食団体連合会、NAGOMU ほか、各業界団体の後援を予定
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イベントページ:https://rpt-1.com/
団体概要
一般社団法人レストランテック協会
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代表理事:山澤 修平
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所在地:東京都中央区銀座1丁目12-4 N&E BLD 7階
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事業内容
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日本最大のレストランテックコミュニティ「RT_Meetup」の運営
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飲食店向け無料DXコンサルティングなど
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