NEC、事象の因果関係を分析するAIを活用した人事領域DXへの取り組みがDigital HR Competition 2021 ピープルアナリティクス部門 グランプリを受賞

日本電気株式会社

NECのAIである「因果分析ソリューションcausal analysis (コーザル アナリシス)」を活用した人事領域のDXへの取り組みが、2021年11月2日に開催されたピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会主催「Digital HR Competition 2021」(注1)において、ピープルアナリティクス部門 グランプリを受賞しました。

 


NECは、2025年度までの中期経営計画の中で重点テーマの一つに「文化と経営基盤の変革(ビジネスインフラ の整備)」を掲げており、人事領域のデジタルトランスフォーメーション(HRDX)に取り組んでいます。その具体的な活動の一つとして、以前からピープルアナリティクス(注2)の開発を進めています。今回のコンペティションでは、エンゲージメントの向上を目的としたミドルマネジメント分析の事例を発表しました。

今回、本人と上司、部下の3者のアンケートを定量化し、全社の行動基準である「Code of Values」から33の行動要素を抽出、分析を行いました。この分析の一部でNEC独自のAI技術である「因果分析ソリューションcausal analysis」を活用しており、今回、この先進テクノロジーを組み合わせたエンゲージメント向上の取り組みが、HRの領域で、非常に価値ある取り組みとして評価され、今回の受賞となりました。

 

 

左:コーポレート事業開発本部 シニアエキスパート 小泉 昌紀 右:人材組織開発部 主任 海老沼 貴明左:コーポレート事業開発本部 シニアエキスパート 小泉 昌紀 右:人材組織開発部 主任 海老沼 貴明


「因果分析ソリューション causal analysis」は、観測データから因子間の関係性の方向、強さを自動的に因果構造図として可視化することに強みを持っております。これまで仮説ベースで作成していた因果構造図を自動生成することにより、分析者の主観によらない因果関係の分析が可能となります。現在、今回受賞した人事領域での活用だけでなく、消費者の潜在ニーズ探索、競合企業分析、顧客満足度の分析などのマーケティング領域でも多くのお客様に因果分析が活用されています。


今後は、人事領域やマーケティング領域に加え、他の分野にも応用していく予定です。
 


以上

注1:Digital HR Competition 2021について https://digital-hr.jp/
注2:従業員に関するデータを収集・分析して、組織が抱える課題を可視化し、解決に導く知見を得る手法
 

NECの「因果分析ソリューションcausal analysis」について
https://jpn.nec.com/solution/causalanalysis/index.html

 

 

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会社概要

日本電気株式会社

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URL
https://jpn.nec.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝5丁目7-1
電話番号
-
代表者名
森田 隆之
上場
東証1部
資本金
-
設立
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