経験豊富なミドル女性をご紹介する「Waris転職」始動 管理職層から実務層へとミドル女性のキャリア支援を拡大
女性の多様な働き方への支援を通じて、すべての人の自分らしい人生を応援する人材サービス企業株式会社Waris(所在地:東京都千代田区、共同代表:米倉史夏、田中美和、河京子、以下Waris)は、既存のハイクラス女性向け管理職紹介サービス「Warisリーダーズキャリア」を「Waris転職」へとリニューアルし、本日より提供を開始いたします。
URL:https://waris.co.jp/service/tenshoku
2013年の創業以来、「Live Your Life すべての人に、自分らしい人生を。」というビジョンのもと、女性の多様な働き方を支援してきたWarisは、今回のリニューアルにより、これまでの管理職層への支援実績とノウハウを基盤に、新たに実務層の30代~40代女性も支援対象へと拡大。管理職を目指す手前のキャリアステージにいる女性や、新たなキャリアへ挑戦したいと考える女性のキャリアシフトをより一層サポートしてまいります。
また、ベネッセグループの一員として、現在ベネッセコーポレーションが提供する女性社員のキャリア形成を支援する社外メンタリングサービス「withbatons(ウィズバトンズ)」とともに、女性のキャリア支援にさらに力を入れてまいります。
加えて企業に対しては、採用支援のみならず、グループ横断で両立支援や女性従業員・上長向け研修などの育成サポートも提供し、包括的な女性活躍推進支援を行ってまいります。

■「Waris転職」誕生の背景
Warisは、2013年4月に創業し、ビジネス系フリーランス女性と企業とのマッチングサービス「Warisプロフェッショナル」を主軸として、女性役員の紹介サービス「Warisエグゼクティブ」や仕事に直結するリスキング(学び直し)を支援する「Warisリスキリング」など、時代や女性のニーズの変化に合わせて事業を展開してまいりました。
今回、新たに誕生する「Waris転職」の前身である「Warisリーダーズキャリア」では、管理職ポジションにおけるジェンダーバランスの適正化を目指す企業に対し、成長意欲の高いハイキャリア女性をご紹介し、多くの女性の管理職登用を支援してまいりました。その活動を通じて、管理職層のみならず、実務経験豊富な30代~40代のミドル層の女性たちからも、キャリアアップへの強い意欲や、新たな分野への挑戦を望む声が数多く寄せられました。実際に弊社の調査(※1)では、管理職未経験の女性の半数以上が「管理職になりたい」「どちらかというとなりたい」と回答するなど、管理職への挑戦意欲を持つ女性が多く存在することが明らかになっています。
このような状況を踏まえ、Warisは、「Warisリーダーズキャリア」で培ってきた専門性と実績をさらに発展させ、より幅広い層の女性の多様なキャリアニーズに応えるべく、サービス名称を「Waris転職」へと変更し、支援対象を拡大するリニューアルを行う運びとなりました。
(※1) 株式会社Waris調査より
【管理職未経験の女性】「管理職になりたい」「どちらかというとなりたい」5割超(https://waris.co.jp/25438.html)
【管理職経験のある女性】管理職の初打診時に「なりたいと感じた」「どちらかというとなりたいと感じた」8割超(https://waris.co.jp/23009.html)
■「Waris転職」が目指すもの
・あらゆるステージのミドル女性の多様なキャリアシフトの実現を支援
管理職経験者だけでなく、これから管理職を目指したい女性、専門性を高めたい女性など、多様なステージにいるミドル層女性の転職をサポートします。未経験の職種や業界への挑戦、柔軟な働き方の実現といった個々の希望に応じた多様なキャリアシフトを提案し、その可能性を最大限に引き出すことを目指します。
・企業におけるダイバーシティ推進と事業成長への貢献
人材の多様性を確保しイノベーション創出やDEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)につなげたい企業、即戦力となるミドル人材の採用で事業成長を加速したい企業に対し、経験豊富な女性人材をご紹介してまいります。
・バックオフィス・ビジネス系職種に特化した人材紹介
28,000名以上の自社データベースとWaris主催・共催のリスキリングプログラムとの連携を強みに、マーケティング /営業企画/ PR・IR / 経理/ 人事 / 法務などのバックオフィス・ビジネス系職種に特化した即戦力人材をご紹介。フリーランスや起業経験者もふくまれ、変化する環境において自律性高くスキルを磨き、キャリアを切り拓いてきた人材が多いのが特徴です。
■日本における女性活躍の現状とWarisの取り組み
厚生労働省の調査(※2)によれば課長相当職以上の管理職に占める女性の割合は12.7%と、他の先進国と比較すると依然として低い水準にあります。また、世界経済フォーラムが毎年公表しているジェンダー・ギャップ指数においても2024年調査で日本は146カ国中118位と低い順位にとどまっています(※3)。
一方で、持続的な成長やイノベーション創出の観点から企業経営における多様性推進は世界的な潮流となっており、2023年3月期決算から上場企業を対象に女性管理職比率などの人的資本情報の開示が義務化されました。さらに、2024年末には厚生労働省から未上場企業も含む従業員101人以上の企業に女性の管理職比率と男女の賃金差異の公表を義務付ける方針が示され、現在会期中の通常国会で女性活躍推進法改正案が審議されています。
また、約7割の機関投資家が、投資判断や業務において女性活躍情報を活用しています(※4) 。
政府が2023年に掲げた「女性版骨太の方針」でも、プライム上場企業に対して「2030年までに女性役員比率30%以上を目指す」と新たな目標が打ち出されると共に、「女性の育成・登用を着実に進め、管理職、更には役員へという女性登用のパイプラインの構築に向けた取組の支援を行う」ことがうたわれています(※5)。
Warisは、リニューアルした「Waris転職」を通じてこうした社会的な要請に応え、おひとりおひとりが自分らしいキャリアを築き、いきいきと活躍できる社会の実現をこれまで以上に目指してまいります。
(※2) 厚生労働省「令和4年度雇用均等基本調査」より
(※3) 内閣府「男女共同参画に関する国際的な指数」より
(※4) 内閣府「ESG投資における女性活躍情報の活用状況に関する調査研究」より
(※5) 内閣府「女性版骨太の方針2023」より
■経験豊富なミドル女性の採用を通じて、企業の成長に貢献した事例
事例1:建築業向けプロセス革新スタートアップ企業 × マルチバックオフィス(40代・女性)
バックオフィスのノウハウやリソースが不足していた企業において、採用されたAさん(40代後半・女性)は、主体的に課題を発見しフローを構築。業務の体系化だけでなく、その人間性により社内のコミュニケーション円滑化にも貢献し、組織全体の雰囲気も向上しています。
事例2:病院のDX推進サービス提供企業 × カスタマーサクセス・マーケティング(40代・女性)
ニッチな医療領域で真の顧客課題への伴走が求められる中、採用されたBさん(40代前半・女性)は、フリーランスや起業で培った顧客対応スキルと事業推進力で即戦力として活躍。カスタマーサクセスに加え、マーケティング業務も兼務し、周囲に良い影響を与えています。
事例3:デジタルニュース配信サービス企業 × 経理スペシャリスト(50代・女性)
経理業務の内製化と新システム導入が課題だった企業において、採用されたCさん(50代後半・女性)は、豊富な経験と専門知識で経理部門の礎を構築。主体的な業務推進により、入社2年後には管理職(経理部長)に昇進し、部門をリードしています。
株式会社 Warisについて(https://waris.co.jp/)
エージェント事業、リスキリング事業、ソリューション事業を通じて、すべての人の『自分らしい人生(Live Your Life)』を応援する人材サービス企業。ビジネス系フリーランス女性と企業とのマッチングサービス「Warisプロフェッショナル」を主軸として、女性役員の紹介サービス「Warisエグゼクティブ」や仕事に直結するリスキング(学び直し)を支援する「Warisリスキリング」、30代40代を中心とした経験豊富な女性人材を正社員・契約社員候補としてご紹介する「Waris転職」などを展開。
ご登録者数 約30,000名、顧客企業 約2,900社。(2025年3月末時点)
<会社概要>
本社所在地:東京都千代田区神田鍛冶町3丁目7 神田カドウチビル8F
設立: 2013年4月
代表者: 共同代表 米倉史夏、田中美和、河京子
事業内容: 人材サービス、有料職業紹介事業
各種多様な生き方・働き方に関するセミ ナー、イベント等の企画・開催・運営
※株式会社Warisはベネッセグループです(2023年6月30日より)。
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