テレワークの一般化により、11月にはテレワーク可能案件83.7%へと増加。2021年、フリーランスのトレンドは「移住&テレワーク」と予測
~クラウドテック、2020年の登録フリーランスに関する調査を実施~
労働市場のミスマッチを無くし、アップデートする事業を展開する株式会社クラウドワークス(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 兼 CEO:吉田 浩一郎 以下「当社」)が運営するフリーランス向けエージェントマッチングサービス「クラウドテック」では、2020年、クラウドテックに登録したフリーランス(以下、「登録フリーランス」)データおよび案件傾向から、「新しい生活様式」に伴い生じた働き方の変化について調査しました。
(1)登録フリーランスは「東京都在住」構成比率が最も減少。東京一極集中に変化の兆し
登録フリーランスの在住都道府県における構成比率を2019年と比較すると、地域別では関東は唯一減少し、他地域では増加していることが分かりました。さらに都道府県別構成比率では、東京在住の登録フリーランスは前年比-2.3%と全都道府県中最も減少しており、東京一極集中に変化が起こっていることが窺えます。一方増加した地域のうち、1%以上増加したのは関西のみでした。また都道府県別では兵庫県・大阪府・愛知県が増加しており、大都市圏での増加が目立ちます。東京都を除く大都市圏での増加であり、地域分散が進んでいると考えられます。東京でなければ働けないという固定観念は薄れつつあり、自身の基準で住む場所を選んでいるようです。
(2)企業の意識も変化、2020年11月には「テレワーク可能」案件83.7%へと増加
「新しい生活様式」の浸透に伴い、企業の意識にも変化が起こりました。クラウドテックにおける2020年の全案件を「テレワーク(一部含む)」「常駐(※)」の勤務形態で分けると、2020年6月を境に比率が逆転したことが分かりました。さらに、2020年11月にはテレワーク可能案件が83.7%と大多数を占めています。企業自身のテレワーク浸透・一般化により、人材採用時に無意識にあった「正社員が毎日出社すると、優秀な成果が得られる」という固定観念が柔軟化したと考えられます。その結果、企業の外部人材採用におけるテレワーク導入へのハードルが下がり、テレワーク可能であることが案件において競争優位性を持つことを、企業が認識・実践したようです。
(3)2021年の働き方トレンド予測は「移住&テレワーク」
今回の調査から、2020年の登録フリーランスは「テレワーク意欲は高く推移する中、世の中の変化に伴い、居住地などの行動に変化が起こった」ことが分かりました。
登録フリーランスの居住地変化および企業のテレワーク案件増加の背景として、クラウドテックが以前からテレワーク案件増加に注力していたことが挙げられます。実際に登録フリーランスに勤務形態の希望を尋ねたところ、2018年のテレワーク希望は84.2%、2020年はテレワーク希望は87.5%と変わらず多くの登録フリーランスがテレワークへの期待を寄せています。
2020年は企業にも変化が起こったため、テレワークを実現できると体感した登録フリーランスの行動も変化したと考えられます。実際に登録フリーランスの中には2020年に移住し、移住先で都市部の案件を受注する事例も生まれました。
- 生活スタイルを変えるため、東京都から静岡県へ移住。(東京都の企業とマッチングしたWebディレクター)
- ライフステージの変化に伴い、東京都から岡山県へ移住。(東京都の企業で働くWebエンジニア)
- 自身の望むライフスタイルを叶えるため、東京都から神奈川県に移住。(東京都の企業で働くWebエンジニア)
※常駐とは、フリーランスがクライアント企業へ出社して参画することとしています。
■クラウドテックについて
クラウドテックは、企業とフリーランスのマッチングを支援するエージェントサービスです。サービスにはWebエンジニアやデザイナーを中心に、全国各地のハイスキルな人材が多数登録しています。2015年のサービス開始当初から順調に規模を拡大し、2015年に大阪、2017年には福岡営業所を開設しています。2020年6月には、Webエンジニアとのマッチング済み案件の約95%がテレワークとなっており、場所と時間にとらわれずに働く環境の実現を目指しています。
URL:https://crowdtech.jp/client/
■株式会社クラウドワークスについて
クラウドワークスは「“働く”を通して人々に笑顔を」をミッション、「働き方革命~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした人材ミスマッチを解消し、労働市場をアップデートする事業を展開しています。2020年9月末時点で、当社提供サービスのユーザーは410万人、クライアント数は67万社に達し、内閣府・経産省・外務省など政府12府省を筆頭に、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されています。2014年に東証マザーズ上場(証券コード3900)、2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」ワークスタイル革新賞および、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞を受賞。
会社名:株式会社クラウドワークス
代表者:代表取締役社長CEO 吉田 浩一郎
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
設 立:2011年11月11日
事 業:インターネットサービスの運営
日本最大のクラウドソーシング「クラウドワークス」 https://crowdworks.jp
ハイスキルなフリーランスに自由な働き方を。「クラウドテック」https://crowdtech.jp/client/
優秀なアシスタントがバックオフィス業務を在宅でサポート「ビズアシスタントオンライン」https://bizasst.jp/client/
Webクリエイター向け 週3日の仕事スタイル「3スタ」https://sanprostyle.com/about/
副業・兼業のハイクラスマッチングサービス「クラウドリンクス」https://crowdlinks.jp/
働き方を見える化するクラウド型プロジェクト管理「クラウドログ」https://www.innopm.com/
資本金:26億8,856万円※2020年9月末現在
URL:https://crowdworks.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像