Greenroom「サステナブルな商品・サービスの消費行動調査~食品編~2024」
サステナブル関心層の約半数が、週1回の頻度でサステナブルな食品を購入
Greenroom株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:仲間歩)は、「サステナブルな商品・サービスの消費行動調査~食品編~2024」を実施しました。
この調査はサステナブルな商品・サービスの消費行動に関してその実態を明らかにすることを目的にしています。今回はサステナブルな食品をテーマに調査しました。
サステナブルな食品とは自然環境や社会問題に配慮した食品を指します。例えば、フェアトレード商品やオーガニックなもの、昆虫食などが含まれます。
今回の調査において、「過去1年間にサステナブルな食品を購入したことがある」と回答した人は全体の3割に留まりました。これはSDGsの認知が高まっている中で意外な結果と言えます。
一方で、その3割の購入経験者のうち、約半数が週1回の頻度でサステナブルな食品を購入していることが分かりました。このことからサステナブルな食品の消費行動は一度定着すれば、継続していくと言えます。
調査期間:2024年5月14日(火)~5月22日(水)
調査対象:「GreenPontaAction」、「GREEN NOTE」のアプリをダウンロードしている全国の10代~60代以上の男女合計32,336名
<調査結果のポイント>
【サステナブル関心層の約半数が、週1回の頻度でサステナブルな食品を購入】
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過去1年間でサステナブルな食品を購入した人のうち、約半数(46%)が1週間に1回の頻度で購入していることが分かりました。
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また、8割の人が1カ月に1回の頻度で購入していることが分かりました。
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サステナブルなライフスタイルが定着した消費者は、高い確率で何らかのサステナブル対応商品をリピート購入していると言えます。
Q: 普段どれくらいの頻度でサステナブルな食品を購入しますか。
【購入理由は「環境保護への貢献」多数。サステナブル=環境貢献、健康によいのイメージ】
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実際に購入した商品として良く上がっていたものは「量り売り」「規格外」「地産地消」「フェアトレード」「食品ロス」「リサイクル」「(サステナブルに配慮した)パッケージ」でした。
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購入理由のうち、最も多いのが「環境保護への貢献をしたいから」であり、54%の方が回答した。食品分野においてサステナブル=環境貢献のイメージが強いようです。
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また4割の方が「健康的な生活を送りたいから」を挙げており、サステナブル=健康によい、というイメージも一定数浸透しています。
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一方で「味が好みだから」は10%、「品質が高いと感じるから」が9%と、必ずしも味や品質が購買の理由に繋がっていないことも分かりました。
Q: なぜサステナブルな食品を購入しようと思いましたか?(複数回答可)
【サステナブル食品の未購入者へのアプローチが市場掘り起こしのカギ】
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「過去1年間にサステナブルな食品を購入したことがない」と回答した人のうち、「今後、サステナブルな食品を購入したい」と答えた方は3分の1程度に留まりました。
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「分からない」と回答した方は約6割と、潜在的な関心層に対していかに啓蒙していくかが、今後の市場の掘り起こしのカギであると言えます。
Q: 今後、サステナブルな食品を購入したいですか。
【サステナブル食品に関する情報不足を解消することが大事】
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「過去1年間にサステナブルな食品を購入したことがない」と回答した人にサステナブルな食品についてどの程度知っているかを聞いてみたところ、「ほとんど知らない」が59%、「まったく知らない」が28%と、9割近くの人に対してサステナブル食品に関して情報が届いていないことが分かりました。
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サステナブル食品に関する情報については、店頭のポップやポスター、並びに製品パッケージの表紙など、消費者が購入現場でその情報を知りたいという要望が一番多い状況です。
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また、インターネットでの情報を得たいという回答も4割という結果で、企業の情報発信が今後益々求められていくでしょう。
Q:サステナブルな食品やサービスに関する情報をどこで得たいですか?(複数回答)
<調査概要>
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調査手法:インターネット調査
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対象者:「GreenPontaAction」、「GREEN NOTE」のアプリをダウンロードしている全国の10代~60代以上の男女合計32,336名
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調査時期:2024年5月14日(火)~5月22日(水)
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調査協力:株式会社ロイヤリティ マーケティング
※本調査の記事はGREEN NOTEメディアでもご覧になれます
【調査報告セミナー開催決定!】
この度、こちらの調査結果をもとに以下報告セミナーを開催いたします。
是非奮ってご参加ください。
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サステナブル消費の最新動向
~調査結果から考える未来志向の消費者へのアプローチ方法~
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近年、環境意識の高まりにより、消費者の購買行動は急速に変化しています。
特に、食品とファッションの分野はその消費サイクルが短いため、サステナブルな消費行動もいっそう求められています。
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<セミナー概要>
●日時: 2024年7月18日(木) 12:05~13:00
●会場: オンライン(Zoomのアクセス先はお申込みいただいた方に通知いたします)
●参加費: 無料(事前登録制)
●プログラム
・開会のご挨拶
・サステナブル消費の現状と課題
・調査結果から見える未来志向の消費者像
・企業が取るべきアプローチ方法
・質疑応答・ディスカッション
●主な対象者
・サステナビリティ戦略を検討中の企業担当者
・消費者動向に関心のあるマーケティング担当者
・サステナビリティ商品の開発担当者
●お申込みはPeatixよりお願いいたします。
https://peatix.com/event/4030017/view
【サステナブル消費者調査のGreenroom】
Greenroomは、急成長中の巨大消費トレンド"サステナブル消費"を捉える支援を行っております。 サステナブル消費、エシカル消費のトレンド調査、消費者リサーチの詳細については、下記リンクよりサービスページをご確認ください。 https://greenroom.eco/research/
以上
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