【富士山麓】まるごとサテライトオフィスプロジェクトをアップデート。対象地域を富士吉田市から富士山麓に変更し、次のステージへ

富士山に魅了された事業者等がコミュニティを形成し、地域課題の解決と新たな価値創出に挑む

キャップクラウド株式会社

この度、企業理念「働き方、パーソナライズ」を掲げている「キャップクラウド株式会社(東京都新宿区、代表取締役CEO:萱沼徹、以下当社)」は、2022年4月に始動した「富士吉田市まるごとサテライトオフィス」プロジェクトをアップデートし、2025年4月より「富士山まるごとサテライトオフィス」プロジェクトとして新たにスタートすることになりましたので、お知らせします。

富士吉田市まるごとサテライトオフィスとは

山梨県富士吉田市全体を使って、様々な事業者が富士吉田市内に自分のサテライトオフィス(企業または団体の本拠地点から離れた場所に設置されたオフィス)を手軽に持つことができる取り組みのことを指します。少子高齢化による地方の人口減少対策と、労働力人口減少による働き手不足解消に貢献することを目的として活動をしてきました。

(詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000093585.html

富士山まるごとサテライトオフィスとは

「富士山まるごとサテライトオフィス」とは、2022年に始動した「富士吉田市まるごとサテライトオフィス」プロジェクトを土台とし、次のステージを目指すプロジェクトです。

(公式サイト:https://marusate.jp/

富士吉田市まるごとサテライトオフィスプロジェクトでは、主に「富士吉田市内に自分のサテライトオフィスを手軽に用意できる環境を整備する」ことを活動指針にしてきましたが、富士山まるごとサテライトオフィスでは、「富士山に魅了された国内外の事業者等が、リアル・オンラインを問わずにネットワークで繋がるコミュニティを形成し、地域課題の解決と新たな価値創出に挑み共に歩む」ことを活動指針として掲げ、新たなステージに入ります。

<新旧プロジェクトの違い>

・名称

 旧:富士吉田市まるごとサテライトオフィス

 新:富士山まるごとサテライトオフィス

・活動エリア

 旧:富士吉田市

 新:富士山麓

・主なターゲット

 旧:東京に本社を構える企業、東京に本社を構える企業に勤めるオフィスワーカー

 新:富士山麓で地域課題解決と新たな価値創出に取り組みたいと考える多様なバックグラウンドを有する方(国内外を問わない、事業者・テレワーカー・地域住民等)

・目的

 旧:少子高齢化による地方の人口減少(=東京一極集中)対策

   労働力人口減少による働き手不足解消に貢献

 新:国籍、年齢、職業・思想を超えたコミュニティの形成

   地域課題の解決に向けた取り組みや、未来へとつながる新たな価値の共創による人材の活躍促進

<活動エリアを「富士山麓」にした背景>

日本一高い山である富士山は、古くから信仰の対象であることと、多くの芸術家にインスピレーションを与えてきた芸術の源泉としての普遍的価値が評価され、2013年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

私たちは、長い歴史の中で多くの人の想いや交流を受け入れてきた「富士山」という存在と、新プロジェクトの行動指針である「富士山に魅了された国内外の事業者等が、リアル・オンラインを問わずにネットワークで繋がるコミュニティを形成し、地域課題の解決と新たな価値創出に挑み共に歩む」という考え方が重なることを強く感じています。

また、富士山という世界的に知られた象徴的な”場”であるからこそ、私たちのメッセージには国境を超える力があると信じています。その想いを形にするため、富士山を舞台に新たなプロジェクトをスタートすることにしました。

<富士山まるごとサテライトオフィスで目指すこと>

これまでの取り組みは、都会と地方という二極の構図のもと、いかに都会の企業や人を呼び込むのかという発想にたっていました。しかしそれでは、地方はいつまでも都会の補完的な存在にとどまり、他の地域との競争を生むだけではないかと感じたため、発想そのものを根本から見直すことにしました。

また、地方という言葉は都会に対する比較対照の概念でしかありません。それぞれの地域が自らの強みを生かし、独自の社会・経済圏を構築していくことが求められているのではないでしょうか。

本プロジェクトは、富士山麓を多様な人々が集う“場”と捉え、国籍・年齢・職業・思想に関わらず、互いを尊重しながら、それぞれのスキルやリソースを持ち寄れる環境づくりを目指します。そこで生まれるつながりが一過性に終わることなく、地域の発展にもつながるよう、社会性と経済性を両立させる取り組みを行っていきます。

しかし、単に人が集まるだけでは推進力や持続性は生まれません。大切なのは「帰属意識」、つまり「自分はこの”場”の一員だ」という感覚を育んでいくことです。整備された

”場”に加え、人と人が出会い、つながり、共に行動し、共感を得るサイクルが、この帰属意識を生み出す原動力となります。そして、それが互いの違いを認め合いつつ、次のアクションへとつながっていくのだと思います。

多様で前向きな想いが交差することで、新たな発想や行動が生まれると信じています。リアルとオンラインを融合させたコミュニティづくりに取り組む中で、その中心を成すのは、これまでも、そしてこれからも変わらずドットワークPlus(富士山駅直結のコワーキングスペース)です。

レスポンシブル・コミュニティとは

レスポンシブル・コミュニティは、当社が独自に提唱する造語です。 その発想は、ヨーロッパを原点とする「レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)」から来ています。旅行者が、訪れる地域や自然環境に対して責任をもち、配慮した行動をとるべきだとの考え方に基づいています。

「一時的に関わる旅先だから」と無関心でいることが、ゴミのポイ捨て、交通ルールの無視、他人の所有地への不法侵入など、地域への悪影響を引き起こす要因になります。このような事態を防ぐため、旅行者一人ひとりの意識改革が欠かせません。

私たちは、この意識改革の姿勢を、観光の枠を超えてコミュニティの形成へと広げていくことが重要だと考えています。

<レスポンシブル・コミュニティの考え方>

「レスポンシブル・コミュニティ」は、あらゆる地域の人々が主役となる包括的な概念です。地域に関わるすべての人が、自身の行動が地域、社会、自然、人、文化にどのような影響を与えるかを意識し、互いに責任を持って関わること。こうした意識はやがて「帰属意識」を育み、持続可能で、共に支え合えるコミュニティの基盤となっていくのではないでしょうか。

富士山麓に惹かれて集まる人々が、国境を越えてネットワークを築く---そのつながりは単なる交流にとどまらず、地域課題の解決に取り組み、また未来へとつながる新たな価値を共創する力を持っていると私たちは信じています。

<レスポンシブル・コミュニティの概念を具現化した活動内容を一部ご紹介>

⚫︎ゲストハウス施設(泊の切り口)

 FUJIクロスゲートハウス

 FUJIクロスゲートハウス 離 -HANARE-

 FUJIクロスゲートハウス 松 -MATSU-

 FUJIクロスゲートハウス 襷 -TASUKI-

FUJIクロスゲートハウス

FUJIクロスゲートシリーズの施設数は、間もなくオープンを迎えるFUJIクロスゲートハウス 襷 -TASUKI-を含め、全4棟へと広がりを見せています。昭和レトロな街並みは、富士吉田市ならではの個性であり、国内外を問わず人を惹きつける魅力となっています。その裏で、時を経た古民家や集合住宅、商業ビルも多く残され、手入れが行き届かずに未活用のまま眠っている物件も少なくありません。私たちは、多様なバックグラウンドを有するメンバーがチームを組み、そうした物件ひとつひとつに適切なリノベーションを施すことで、この街が秘めるポテンシャルを現代に蘇らせます。人々が集う”場”を、これからも丁寧に創り続けていきます。

⚫︎麓 -ROKU-(食の切り口)

「スローフード(地域の伝統的な食文化を大切にし、食を見直すことで生活を豊かにしていく)」という理念のもと、レストランを運営しています。当レストランでは、当地で脈々と受け継がれるこの文化を後世に残したいと考えています。レストランの枠にとどまらず、富士山の恵みと人々の想いが交差する場所から、古くて新しい食文化の繋がりを生み出したい---その旗印が土と地域に根ざした「富士山スローフード」です。

⚫︎繰 -COOL-(物の切り口)

富士山グッズを中心にセレクトしたお土産ショップです。「富士山の文化と歴史を現代から次世代、日本から海外へと繋げる」ことを目指します。富士山をモチーフにしたグッズを通じ、離れた場所にいてもその存在を感じることができる---それにより、地域との絆を深め、眺めるたびに想いを新たにする機会をご提供したいと考えています。

上記のほか、自己を見つめ直すきっかけにもなるような文化・歴史・伝統・自然・食をまるごと体験できる観光コンテンツの開発と販売も企画中です。

主な活動内容の柱

1)富士山に魅了された国内外の事業者等がネットワークで繋がるための環境整備

2)富士山麓で働くためのワークスペースの提供

3)富士山麓で中長期的に滞在するための滞在施設・宿泊施設の整備

4)レスポンシブル・コミュニティを育成するための仕組みづくり

5)地域課題に向き合い、解決へと導くための仕組みづくり

6)地域で新たな経済的・社会的価値創出を行うためのプロジェクト構想と実行へと導くファシリテーション

お問い合わせ先

キャップクラウド株式会社 地域創生事業部

 住所:〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田2-5-1 Q-STA 2階(ドットワークPlus)

 mail:mail@0555plus.work

 備考:メールの件名にて「富士山まるごとサテライトオフィスについて」とご記載ください

企業理念「働き方、パーソナライズ」に込めた想い

当社は業務に対して真摯に結果を出そうと向き合える人であれば、最大限の力を発揮していただくため、勤務場所・勤務時間を個々の事情に合わせて柔軟にパーソナライズする環境を整えています。それにより、日本各地から活躍できる人材を獲得することに繋がっています。

業務成果を発揮するための一つの手段として、働く環境を柔軟に変えられる仕組みが必要となります。これによって、介護・子育て・病気などの事情があってもキャリアの継続が可能となり、趣味・副業・学業といった自己実現に向けた取り組みにも時間を充てることができ、人生がより豊かになることが期待されます。

このように、多様な働き方を受け入れる環境構築・文化醸成を社内外に発信することで、もっと多くの方が仕事の場面で活躍できると考えています。

以上の想いを「働き方、パーソナライズ」に込め、働き方の選択肢を増やすための事業を展開しています。

会社情報

・所在地:東京都新宿区新宿3-5-6 キュープラザ新宿三丁目

・代表者:代表取締役CEO 萱沼 徹

・企業理念:働き方、パーソナライズ

・事業:(1)中小企業向けのクラウドソリューション事業

    (2)地域創生事業

・設立年月:2014年1月6日

・ウェブサイト:https://capcloud.co.jp/

すべての画像


会社概要

キャップクラウド株式会社

3フォロワー

RSS
URL
https://capcloud.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区新宿3-5-6 キュープラザ新宿三丁目
電話番号
03-6824-1006
代表者名
萱沼徹
上場
未上場
資本金
1300万円
設立
2014年01月