bioタオルが「2025年度グッドデザイン賞」を受賞

植物由来の次世代合成繊維PlaXを使用したタオルで快適な日常をサポート

Bioworks株式会社

Bioworks株式会社(本社:京都府相楽郡、代表取締役社長CEO:坂本孝治、以下「Bioworks」)の自社ブランド「bio(バイオ)」が販売するbioタオルが、このたび2025年度グッドデザイン賞(主催:公益社団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

bioタオルは、Bioworksが開発する植物由来の次世代合成繊維「PlaX(プラックス)」とコットンを組み合わせた生地を使用しています。このたびのGOOD DESIGN AWARDでは、優れた吸水速乾性に加え、乳酸由来の抗菌・防臭機能など、日常使いにおける快適性と衛生面での配慮が高く評価されました。

Bioworksではこの受賞を機に、bioタオルを通じて植物由来の次世代合成繊維PlaXの魅力をより身近に、より多くの方に感じていただくことを目指します。さらに今後も、機能性と快適性を兼ね備えた素材としての価値を広く発信してまいります。

bioタオル開発背景

Bioworksが研究開発するPlaXは、サトウキビを原料とする植物由来の合成繊維であり、石油由来の合成繊維を代替することで、資源枯渇や二酸化炭素排出などの環境課題に貢献する新素材です。

「bio」は、日々の生活の中でPlaXが当たり前に使われる、少しだけ先の未来を想像し、さまざまなアイテムの素材をPlaXに置き換えることで、その魅力をより身近に感じていただくことを目指した実験型ブランドです。

PlaXは、素材に含まれる乳酸のはたらきによる抗菌・防臭効果で、繊維上の雑菌繁殖を抑制することが実証されています。私たちは、既存の繊維製品が抱えるさまざまな課題を「PlaX」によって解決することを目指してきました。

タオルは毎日使うからこそ「清潔さ」と「肌触り」が重視されます。しかし、使用を重ねるうちに嫌な臭いが付きやすく、また綿以外の素材を用いると肌触りが損なわれやすいという課題がありました。

そこでBioworksは、PlaXによってこうした課題を解消する「bioタオル」を開発しました。「bioタオル」は基布部分に綿100%を使用し、パイル部分に綿70%とPlaX30%の混紡糸を採用することで、やわらかな肌触りと機能性を両立しました。部屋干し臭の原因菌であるモラクセラ菌や、肌荒れの原因菌である黄色ブドウ球菌の繁殖を、最大99.9%抑制できることが確認されています。

さらに、素肌や髪にもやさしい弱酸性設計とし、日常的に安心してお使いいただけるよう配慮しました。また、柔らかさ、吸水速乾性、耐久性など今治タオルの高い品質基準を満たし、使うたびにさらりとした心地よさを実感いただけるのも特長です。

普段使いだけでなく旅行にも持ち運びやすいように、かさばりすぎない程よい厚みに設計。シンプルなデザインと落ち着いた色展開で、あらゆる生活シーンに馴染むよう仕上げました。サイズはハンカチからバスタオルまで、全4種類を展開しています。

bioタオル|商品概要

bioタオルハンカチ

サイズ:25×25cm

カラー:NATURAL WHITE/LIGHT GRAY/BEIGE/PINK/NAVY

価格:935円(税込)

原材料:コットン80%、ポリ乳酸(PlaX)20%

原産国:日本(今治)

bioフェイスタオル

サイズ:34×80cm

カラー:NATURAL WHITE/LIGHT GRAY/BEIGE

価格:2,090円(税込)

原材料:コットン80%、ポリ乳酸(PlaX)20%

原産国:日本(今治)

bioミニバスタオル

サイズ:34×120cm

カラー:NATURAL WHITE/LIGHT GRAY/BEIGE

価格:2,310円(税込)

原材料:コットン80%、ポリ乳酸(PlaX)20%

原産国:日本(今治)

bioバスタオル

サイズ:60×120cm

カラー:NATURAL WHITE/LIGHT GRAY/BEIGE

価格:4,400円(税込)

原材料:コットン80%、ポリ乳酸(PlaX)20%

原産国:日本(今治)

・bio公式オンラインサイト:https://bio-plax.com/

・bioインスタグラム:https://www.instagram.com/bio_plax/

《イベント展示案内》

2025年11月1日(土)〜5日(水)に東京・六本木の東京ミッドタウンで開催される「2025年度グッドデザイン賞」の全受賞作を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にて、受賞作を展示します。

グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

環境負荷を抑える新素材PlaXを綿に混紡することで、持続可能性と使用者の快適性を同時に実現している点に評価が集まった。素材開発による生活用品の進化は、環境配慮と使い心地を両立させる点で重要性を増している。本品は環境性能を高めつつ、日常の小さな不快を取り除くことで生活全体の満足度を高める、新しい価値を提示している。機能を裏付ける素材設計と、過剰を排した穏やかな仕立てを両立させた、時代を映すプロダクトである。

グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを生かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

https://www.g-mark.org/

PlaXとは

「PlaX」は、サトウキビなどの植物を原料とするバイオマス素材「ポリ乳酸(PLA)」に、当社が独自に開発した「植物由来の添加剤」を加えることで、品質と機能をアップデートした環境負荷低減に貢献する新素材です。

石油由来の合成繊維であるポリエステルなどの代替はもちろん、汎用性に優れた素材として世界的に注目を集めています。

《PlaXの特徴》

・ポリエステルと比較して、PlaXに置き換えることで、長繊維の製造にかかるCO2排出量を70%削減、短繊維(原綿)の製造にかかるCO2排出量を50%削減。

・綿と比較して原料から糸製造時までの水使用量を90%削減。

・微生物によって水やCO2に分解される「生分解性」の特性を持つ素材。

・廃棄物から同等の素材を再生産する「ケミカルリサイクル」と相性が良く、資源を循環させるクローズドループの実現に向けた研究開発が進む。

・焼却廃棄時のCO2排出量を削減。ダイオキシンなどの有害物質も発生しない。

Bioworks株式会社 会社概要

Bioworksは、「つくる喜びと、着る豊かさが続く、新たな⽣態系(エコシステム)」をビジョンに、ポリ乳酸を原料とする植物由来の次世代合成繊維「PlaX」の製造・販売を⾏うマテリアルクリエイションカンパニーです。

2015年の創業以来、ポリ乳酸の研究開発で蓄積された知⾒をもとに、2021年より繊維事業へと展開。ファッション業界における⽯油由来原料からの脱却の⼀翼を担う素材として、国内外の繊維企業やブランドから注⽬を集め、採⽤が始まっています。

■ Bioworks株式会社

代表取締役社長CEO:坂本孝治

本社:京都府相楽郡精華町光台1-7けいはんなプラザラボ棟7F

設立:2015年

事業内容:改質ポリ乳酸コンパウンド(PlaX)及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等

■ Bioworks WEB: https://www.bioworks.co.jp/

■ bio公式OnlineStore: https://bio-plax.com/

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会社概要

Bioworks株式会社

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URL
https://www.bioworks.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
京都府相楽郡精華町光台一丁目7 けいはんなプラザラボ棟7階
電話番号
0774-46-8555
代表者名
坂本孝治
上場
未上場
資本金
2億5000万円
設立
2015年10月