【小林製薬紅麹事件】黒塗りとされた「小林製薬の製法」等の開示を求めた審査請求、大阪市が半年間“審理未着手”― 当社、市が発した不存在決定に対し新たな審査請求(通算6本目)を提起 ―
「審理員の指定なし・審査請求人への通知なし・弁明書の作成なし」を大阪市が自らの文書で認める
株式会社薫製倶楽部(本社:岡山県都窪郡早島町、代表取締役:森 雅昭)は、紅麹原料をめぐる一連の問題に関し、大阪市による部分公開決定(いわゆる黒塗り)の取消しを求めて令和8年1月5日に提起していた審査請求について、提起から約半年を経てもなお審理が開始されていないことが、大阪市自身が発した不存在決定通知書によって判明したことを受け、令和8年7月22日、同決定に対する新たな審査請求を提起し、本日発送しました。
■ 背景 ― 原因究明に不可欠な情報が「黒塗り」に
当社は、紅麹原料をめぐる問題の影響を受けた事業者の一社として、その原因を明らかにするため、行政が保有する情報の開示を求めてきました。
大阪市に対する情報公開請求により交付された文書には、小林製薬の紅麹原料の製法に関わる部分等が非公開(黒塗り)とされていました。当社は、まさにこの非公開部分こそが本件の原因究明に不可欠であると考え、令和6年12月2日付の部分公開決定の取消しを求めて、令和8年1月5日、大阪市長に対し審査請求を提起しました。
■ 経緯 ― 半年経っても審理が動かない
提起から約半年が経過しても審理の進展が確認できなかったため、当社は令和8年5月28日、その審理状況を確認する目的で、審理員の指定・審査請求人への通知・弁明書・審理スケジュール等に関する文書の情報公開を請求しました。
これに対し大阪市長は、令和8年7月13日付の不存在による非公開決定通知書(大大保第8182号)をもって、請求時点において「審理員の指定を行っておらず、審査請求人への通知も行っておらず、弁明書等の作成に至っていない」旨を、自らの文書で明らかにしました。
すなわち、正式に受理され半年間係属している審査請求について、大阪市は、行政不服審査法が定める審理手続に何ら着手していないことを、市自身の文書で認めた形となります。
■ 当社の対応 ― 不存在決定に対し、あらためて審査請求を提起
当社は令和8年7月22日、上記の不存在決定に対し、新たに審査請求を提起しました(本日発送)。本審査請求で当社が指摘する主な点は、次のとおりです。
・ 正式に受理され約半年係属している事案について、受付・進行管理・処理状況を示す記録が一切存在しないというのは、通常の行政実務に照らして不自然であり、市の探索が不十分であるか、対象文書の特定に誤りがある。
・ 仮に、これらの文書が真に一切存在しないのであれば、それは、審査庁が半年間、審理員の指名にも、審査請求人への通知にも、弁明書の徴求にも着手していないという、審理手続上の不作為が現に存在することを意味する。
いずれの場合であっても、審査庁はその事実を明確にした上で対応すべきであると、当社は考えます。
■ 当社の見解
行政不服審査法は、簡易迅速かつ公正な手続により国民の権利利益の救済を図ることを目的としています(同法第1条)。審査庁は、審査請求を受けたときは速やかに審理を進める責務を負っています。
原因究明に不可欠な情報の開示を求めた審査請求が、半年間、審理員の指名すら行われないまま置かれている現状は、この趣旨に反するものと言わざるを得ません。
当社は、行政の説明責任の観点から、審査手続の速やかな進行と、原因究明に必要な情報の開示を、あらためて求めてまいります。
本件は、当社が継続的に発信している「小林製薬紅麹事件」および「我々紅麹業界に何が起こったか」の一連の記録の一部です。
会社概要
会社名 株式会社薫製倶楽部
代表者 代表取締役 森 雅昭
所在地 岡山県都窪郡早島町前潟611-1
事業内容 ハムソーセージの製造
TEL 086-483-0602
Email sales@kunsei.co.jp
HP https://kunsei.com/archives/category/benikoji
本件に関するお問い合わせ
株式会社薫製倶楽部 代表取締役 森 雅昭
TEL:086-483-0602 / Email:sales@kunsei.co.jp

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