【武蔵野大学】武蔵野大学生と鹿角市中高生との合同ワークショップ「かづの未来アカデミー」を8月3日(火)に初開催!

~30年後の鹿角市の中心市街地の未来をテーマにオンラインで意見交換を行う~

学校法人武蔵野大学

武蔵野大学(東京都江東区)と秋田県鹿角(かづの)市は2021年8月3日(火)に中高生を対象に「かづの未来アカデミー」をオンラインで初開催しました。本ワークショップは昨年11月に締結した包括連携協定の一環であり、鹿角市の中高生と武蔵野大学生が活発な議論のもと30年後の鹿角市の中心市街地の未来について話し合いました。

「かづの未来アカデミー」をオンラインで開催「かづの未来アカデミー」をオンラインで開催



【本件のポイント】
  • 武蔵野大学と鹿角市との包括連携協定事業の一環として実施
  • 地域活性化を専門とする教員のもと、鹿角市の中心市街地の未来についての考えを深める
  • 中高生から「地元で学びたい」「市内に大学があるといい」と地元での学びの充実について意見が挙がる


【本件の内容】
2018年8月から鹿角市県外大学等調査研究活動奨励事業の一環として、鹿角市で武蔵野大学の学外学修プログラムを実施しています。本ワークショップでは、鹿角市内の中高校生5名と本学の学生11名が地域活性化を専門とする小暮 眞人教授とともにZoomでつなぎ、それぞれが考える鹿角市に対する希望・夢・願望から「30年後の鹿角でやってみたいこと」について考えました。
 

中高生によるフォトレポート発表を行った中高生によるフォトレポート発表を行った

午前のプログラムでは、鹿角市の特長や取り組み、課題、中心市街地の現状について鹿角市政策企画課職員より説明を受け、小暮教授による「中心市街地とは」の講義を通して現状への理解を深めました。その他、本学学生からは東京都の市街地について研究成果の発表、中高生からは「鹿角市の魅力・自分の思っている事」をテーマとしたフォトレポートを発表し、質疑応答を行いました。

 

当日はオンラインで中心市街地について理解を深め、活発な議論が行われた当日はオンラインで中心市街地について理解を深め、活発な議論が行われた

午後のプログラムでは、グループワークを中心に「30年度の鹿角市の市街地」をテーマに個人が思い描く未来を書き出し、活発な意見交換が行われました。類似している内容ごとに意見を整理し、「観光」「教育」「空き家活用」という課題が浮かび上がりました。特に教育については「地元で学びたい」「大学があるといい」など中高生から意見が出るなど問題意識の高さが伺えました。その後、課題ごとに30年後はどのようになっているのか、30年後の鹿角市でやってみたいことについてまとめ、プレゼンテーションを行い、最後に参加者が感想を述べて無事終了しました。


【参加者の声】
■武蔵野大学生
  • 「今回、他県の年代の異なる中高生からパワーを感じ、新たな視点を学び、鹿角市の取り組みや魅力を知ることができました。ワークショップを通じて得た気づきをアウトプットしていきながら、地域の研究に還元していきたいと思います」

■鹿角市の高校生
  • 「小中高を通して、鹿角市の未来について考えることはしてきましたが、実際に大学で行われている授業を通して、今回初めて知ったこと、考えの広げ方などを学ぶことができました」
 
  • 「大学生の方と一緒に学ぶことで、自分では気付けなかったことや知らないこともあり、今回、違う方向からリアルタイムで学ぶことができました。今日の学んだことを今後違うところでも活かしていきたいと思います」
 
  • 「今日の活動で全く違う地域の人と話すことは、自分の中でも知識にもつながり、大学にも興味がわきました。今後の自分の糧にしていきたいと思います」

 ■鹿角市の中学生
  • 「今日、考えたことをもとに中学校で取り組んでいる鹿角の活性化にも活かしていきたいと感じました。自分ができることがたくさんあると学んだのでこれから実行していきたいと思います」
 
  • 「自分と年代が近い人たちと自分の地域について情報共有ができる機会がとても少ない中で、このワークショップに参加できてよかったです。これから自分の地域についてもっと考えていけたらと思います」

【コメント】

■武蔵野大学 経営学部経営学科 小暮 眞人 教授
鹿角市の中高生と武蔵野大学の学生がZoomを利用して一緒に中心市街地の30年後を描くという初めての試みでした。中高生は大学のゼミ活動を経験し、それぞれの進路を決める際の参考になり、学生は現場、現物、現状を理解する重要性を体得できたのではないかと思います。来年はZoomでなく、実際に学生が鹿角市を訪問し、中高生とともに活動できることを願っています。
 

【小暮 眞人 教授 略歴】
専門は産業振興、観光振興、NPM(ニュー・パブリック・マネジメント)。その他、中心市街地活性化や地域ブランド戦略、シティプロモーションも研究。墨田区総務部長、産業観光部長、教育委員会事務局次長を歴任。


 【関連リンク】
■武蔵野大学 学外学修推進センターhttps://www.musashino-u.ac.jp/guide/facility/off-campus_learning_office.html
■秋田県鹿角市HPhttps://www.city.kazuno.akita.jp/
■包括連携協定に関するプレスリリースhttps://newscast.jp/news/3500179


【武蔵野大学について】

武蔵野大学有明キャンパス武蔵野大学有明キャンパス

1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に改名。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し12学部20学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数12,000人超の総合大学に発展。また2021年4月に日本初の「アントレプレナーシップ学部」、全学生「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせるなど、2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/

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業種
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本社所在地
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代表者名
西本 照真
上場
-
資本金
-
設立
1924年04月