コンサル業界の「女性活躍」実態調査:東証プライム15社を3指標で独自スコア化!総合首位はタナベコンサルティング
〜女性管理職比率・男性育休取得率・男女賃金格差から見えた「登用と賃金格差」の意外な関係とは〜
コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大谷内 隆輔)が運営するコンサル業界特化型Webメディア「コンサルのあんなこと、こんなこと」は、東証プライム市場に上場する主要コンサルティングファーム15社を対象に、有価証券報告書で開示されている「女性管理職比率」「男性育休取得率」「男女賃金格差」の3指標をもとにした独自調査を実施し、「女性活躍推進指数ランキング」を発表いたしました。
本調査では、単なる順位比較にとどまらず、各指標の分解を通じてコンサル業界における女性活躍の現実と今後の課題を浮き彫りにしています。
■調査概要
-
調査対象:東証プライム市場に上場し、女性活躍推進法の3指標をすべて開示している主要コンサル関連企業15社
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使用データ:各社の直近有価証券報告書(2025年9月期〜2026年3月期)に記載された以下3指標
1.女性管理職比率(管理職に占める女性の割合)
2.男性育休取得率(男性社員の育児休業取得率)
3.男女賃金格差(全労働者ベース:男性平均賃金を100とした場合の女性水準)
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算出方法(女性活躍推進指数):3指標それぞれを15社の中で偏差値化(平均50)し、その単純平均を総合スコア(女性活躍推進指数)として順位化。
■ 「女性活躍推進指数」総合ランキング(TOP15)
|
順位 |
企業名 |
領域カテゴリ |
女性活躍推進指数 |
女性管理職比率 |
男性育休取得率 |
男女賃金格差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
1 |
タナベコンサルティング |
中小企業向け |
62.0 |
38.6% |
100.0% |
65.5% |
|
2 |
リンクアンドモチベーション |
組織人事 |
56.7 |
19.9% |
93.3% |
75.7% |
|
3 |
シグマクシス |
総合 |
56.2 |
16.8% |
95.0% |
76.3% |
|
4 |
マネジメントソリューションズ |
業務(デジタル/IT) |
54.6 |
21.0% |
85.2% |
75.0% |
|
5 |
フューチャー |
業務(デジタル/IT) |
52.3 |
11.3% |
89.7% |
75.5% |
|
6 |
野村総合研究所 |
シンクタンク |
51.9 |
11.7% |
90.9% |
73.1% |
|
7 |
船井総合研究所 |
中小企業向け |
51.8 |
23.4% |
88.9% |
62.2% |
|
8 |
三菱総合研究所 |
シンクタンク |
51.6 |
12.8% |
75.0% |
82.9% |
|
9 |
ベイカレント・コンサルティング |
総合 |
49.5 |
2.0% |
91.0% |
76.5% |
|
10 |
電通総研 |
業務(ビジネス) |
46.5 |
6.5% |
76.5% |
74.6% |
|
11 |
山田コンサルティンググループ |
FAS(事業再生) |
46.3 |
19.1% |
90.3% |
50.9% |
|
12 |
ビジネスブレイン太田昭和 |
業務(ビジネス) |
46.3 |
17.6% |
71.4% |
66.5% |
|
13 |
エル・ティー・エス |
業務(デジタル/IT) |
43.6 |
13.7% |
69.2% |
65.0% |
|
14 |
シンプレクス |
業務(デジタル/IT) |
43.6 |
7.9% |
55.4% |
81.1% |
|
15 |
フロンティア・マネジメント |
FAS(事業再生) |
37.0 |
5.2% |
70.6% |
非開示 |
※ドリームインキュベータは男女賃金格差が有報非開示のため参考掲載(女性管理職16.7%、男性育休85.7%)。
※持株会社は主要事業会社単体の値を採用。
■ 調査結果から見えた3つの主要ポイント
1. 首位はタナベコンサルティング!2指標で全体トップの独走
総合1位を獲得したタナベコンサルティング(指数62.0)は、女性管理職比率38.6%、男性育休取得率100%と2つの指標で突出した実績を示しました。また、上位には中小企業向け・組織人事・総合・IT系など多様なカテゴリが並んでおり、事業領域のタイプだけで女性活躍が決まるわけではないことが窺えます。
2. 「女性管理職の登用」と「男女間賃金格差」の縮小は必ずしも一致しない
女性管理職比率が高いタナベコンサルティング(38.6%)や船井総合研究所(23.4%)において、男女賃金格差はそれぞれ65.5%、62.2%にとどまりました。これは職種構成の違い(女性が事務・コーポレート職に多く、高給の専門職やパートナー層に男性が多い構造)が背景にあると推測され、管理職の登用が進むことと全体の平均賃金格差が解消されることは別問題であることが浮き彫りになりました。
3. 「人・組織」領域に近いファームほど女性登用が進む傾向
女性管理職比率の上位ファーム(タナベ、船井総研、マネジメントソリューションズ、リンクアンドモチベーション、山田コンサル)を見ると、クライアントの組織や人材、経営に直接アプローチする領域のファームが目立ちます。一方で、技術者や専門職の比率が高い総合系・IT系の一部ファームでは、管理職候補となる女性人材の母集団が限られ、女性管理職比率が数%にとどまるケースもあり、パイプライン(採用から定着・登用までの育成ライン)構築が今後の課題となっています。
■ 本記事の詳細・フルレポート
各ファームの詳細分析や示唆については、以下の記事にて詳しく解説しております。
記事URL: https://consul.global/post41734/
■ コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社について
コダワリ・ビジネス・コンサルティングは、戦略やDXなど幅広いテーマを手掛ける少数精鋭の総合系コンサルティングファームです。コンサル特化の人材紹介事業・フリーランス人材及び案件紹介事業・インキュベーション事業など多岐にわたるコンサル関連事業を展開しており、コンサルティング業界への造詣と俯瞰的な理解を有しています。
さらに、実用書「図解即戦力 コンサルティング業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書」の執筆発刊や、業界特化のウェブメディア「コンサルのあんなこと、こんなこと」の運営などをとおして、積極的な情報発信も行っています。

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【コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社】
所在地:東京都中央区銀座7-16-15 清月堂本店ビル
代表取締役社長: 大谷内隆輔
URL:https://codawari.co.jp/
設立:2009年
事業内容:コンサルティング全般(経営・戦略・業務・組織人事・IT)・人材紹介事業
TEL:03-5843-9070
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