プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

【コロナ禍のマスク着用で唾液力が大幅に悪化】唾液の量と質の低下による健康リスクとは?歯科医師1,065名が考える唾液力を高める方法が明らかに!

ゼネラルリサーチ株式会社

この度、ゼネラルリサーチ株式会社(代表取締役:五條 寿朗、本社:東京都渋谷区)は、歯科医師を対象に、「マスク時代における唾液力」に関する調査を実施しました。
新型コロナウイルス感染予防のため、常時マスクを着用することが当たり前となった今、ふと自身の口臭が気になることがありませんか?
もしかしたらそれは、口内環境の悪化や唾液の質と量(唾液力)が低下しているのかもしれません。

では、口内環境の悪化や唾液の質と量が低下することでどのような健康リスクが生じるのでしょう。
また、マスク時代における唾液力を上げるためにどのような対策方法を行なうべきなのか気になりますよね。

そこで、ゼネラルリサーチ株式会社では、歯科医師を対象に、「マスク時代における唾液力」に関する調査を実施しました。

◆詳細はこちら:https://general-research.co.jp/report31/

【調査結果のポイント】
  • コロナ禍で唾液力が約50%以上悪化!
  • 唾液力が低下する要因TOP3は「ストレス」「会話量の低下」「運動不足」と判明!
  • 9割以上の歯科医師が口呼吸は唾液力の低下に関係すると回答
  • 唾液力が高いと感染対策になると回答
  • 唾液力の低下による健康リスクとは…?動脈硬化や認知症リスクも!?
  • 歯科医師が考える唾液力を高める方法が判明
  • 歯科医師の7割以上が口呼吸をする子どもが増えたと回答!その理由は?

【調査1:コロナ禍で唾液力が約50%以上悪化!】
まずは、昨今の診察の中で、歯科医師が感じる患者の口内環境や唾液の量と質について伺いました。

【図1】


「昨今、診察の中で口内環境が悪化している患者様が増えていると思いますか?」と質問したところ、8割以上の方が『とても増えている(34.1%)』『増えている(53.0%)』と口内環境が悪化している患者が増えていると回答しました。

さらに、「昨今、診察の中で、患者様の唾液の量と質は下がっていると思いますか?」と質問したところ、9割以上の方が『とても下がっている(27.2%)』『下がっている(68.0%)』と回答しました。

また、「コロナ禍前と比べても口内環境や唾液の量と質が低下した患者様は何%くらい増えていると思いますか?」と質問したところ、半数近くの方が『50%以上〜70%未満(48.2%)』と回答しました。

コロナ禍の影響で、口内環境の悪化や唾液力が低下している患者が多いことが伺えます。


【調査2:唾液力が低下する要因TOP3は「ストレス」「会話量の低下」「運動不足」と判明!】
コロナ禍前と比べても、唾液力が低下している患者は半数以上も増えていることが明らかになりました。
では、どのようなことが要因で唾液力が低下してしまうのでしょうか?

【図2】


「唾液の量と質が低下する要因は何だと思いますか?(上位3つ選択)」と質問したところ、『ストレス(53.8%)』『会話量の低下(42.4%)』『運動不足(35.0%)』といった回答がTOP3を占める結果となりました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、不要不急の外出自粛要請やテレワークの導入など、今までとは全く異なる働き方、生活様式が生まれてきました。
自宅で過ごす時間が増える中で、ストレスや人との会話量の低下、運動不足など感じることも多いでしょう。

実は、これらのことは、唾液力が低下する要因でもあることが判明しました。

以降の結果はコチラ:『歯磨きの仕方(29.9%)』『水分補給不足による脱水(28.4%)』『睡眠不足(23.7%)』『​偏った食事(16.1%)』『女性ホルモンの低下(14.8%)』『加齢(14.4%)』『早食い(13.9%)』『不規則な食事(朝食抜きなど)(11.9%)』『喫煙(8.8%)』『アルコールの摂取(5.9%)』『入れ歯(1.0%)』

【調査3:9割以上の歯科医師が口呼吸は唾液力の低下に関係すると回答】
唾液力の低下の要因がそれぞれ明らかになりましたが、直接的に関係していることとして「口呼吸」も考えられるでしょう。
はたして歯科医師は、口呼吸と唾液力の低下が関係していると考えているのでしょうか?
また、マスクの常時着用は口呼吸の原因になっているかもしれません。

【図3】


「口呼吸は唾液の量と質の低下に関係していると考えますか?」と質問したところ、9割以上の方が『大きく関係している(36.5%)』『やや関係している(57.4%)』と回答しました。

では、コロナ禍のマスク着用は、口呼吸の原因になるのでしょうか?
そこで、「マスクの着用は口呼吸の原因になると考えますか?」と質問したところ、9割以上の方が『とてもなる(39.6%)』『ややなる(53.2%)』と回答しました。

ほとんどの歯科医師が、口呼吸が唾液力の低下に繋がると考えているようです。
さらに、マスクの着用が口呼吸の原因だと考えられていることが判明しました。

先程の「調査1」で、口内環境の悪化や唾液力が低下した患者が増えたことは、マスクの着用による口呼吸が原因なのかもしれません。

【調査4:唾液力が高いと感染対策に繋がる?】
コロナ禍で到来したマスク時代によって、唾液力が低下している方が増えていることが明らかになりました。
では、「唾液力が高い=感染対策」に繋がると考えている歯科医師はどのくらいいるのでしょう。

【図4】


「唾液の量と質が高いと、ウイルスや細菌などの感染対策になると思いますか?」と質問したところ、9割以上の方が『とてもなる(36.2%)』『ややなる(55.4%)』と回答しました。

ほとんどの歯科医師が、唾液の量と質が高いことはウイルスや細菌などの感染対策になると考えているようです。
具体的にどのような理由から、そのように考えているのでしょう。詳しく聞いてみました。

■唾液の量と質が高いことが感染対策になると考える理由
・唾液には菌を殺す、増やさないなどの効果があるから(30代/女性/愛知県)
・唾液によってウイルスの侵入を阻止する効果があるから(40代/男性/埼玉県)
・口腔内が常に洗浄される状況になるため(40代/男性/大阪府)
・唾液には菌の繁殖を抑える効果があるので(50代/男性/秋田県)
・唾液分泌によりウイルスを除菌できる(50代/男性/福岡県)

などの回答が寄せられました。
唾液が持つ効果により、ウイルスや細菌への感染対策に繋がるといった回答が目立ちます。

【調査5:唾液力低下による健康リスクとは…?動脈硬化や認知症リスクも!?】
唾液力が高いことが、感染対策に繋がる理由が明らかになりました。
反対に、唾液力が下がってしまうことで、どのような健康リスクが考えられるのでしょうか?


【図5】


「唾液の量と質が下がってしまうことで、どのような健康リスクが考えられますか?(複数回答可)」と質問したところ、『口臭の悪化(53.7%)』『虫歯(50.6%)』『歯周病(50.1%)』といった回答がTOP3を占める結果となりました。

唾液力が下がることにより、口腔内のバリア機能が低下してしまうことで様々な健康リスクが生じてしまう可能性があるようです。
マスク着用時に「口臭が気になる…」という方は、唾液力が低下しているサインかもしれません。

以降の結果はコチラ:『味覚障害(17.0%)』『脱水(16.9%)』『嚥下(えんげ)障害(16.5%)』『大腸炎(16.2%)』『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)(12.2%)』『動脈硬化(8.8%)』『糖尿病(7.0%)』『認知症(6.5%)』『大腸がん(4.0%)』『花粉症(2.4%)』

【調査6:歯科医師が考える唾液力を高める方法が判明】
唾液力が下がってしまうことで生じる健康リスクが明らかになりました。
では、唾液力を高める方法とは何が挙げられるのでしょうか?

【図6】


「唾液の量や質を高める方法は何が良いと考えますか?(複数回答可)」と質問したところ、『こまめな水分補給(43.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『ヨーグルトなどの発酵食品を食べる(29.4%)』『唾液腺マッサージ(27.7%)』『抗酸化作用のある食品を食べる(24.5%)』『ストレッチ・ウォーキングなど軽めの運動(23.9%)』と続きました。
 

以降の結果はコチラ:『腸内環境を整える(21.9%)』『根菜類を食べる(21.3%)』『緑茶を飲む(15.6%)』『朝食前の歯磨き(15.2%)』『嚥下体操(9.1%)』
意外にも歯磨きと回答した方は少数派のようです。

【調査7:歯科医師の7割以上が口呼吸をする子どもが増えたと回答!その理由は?】
ここまでの調査で、コロナ禍によって口内環境の悪化や唾液力が低下している方が増えていることが判明しました。
また、それらの原因として、マスクの常時着用による口呼吸が考えられる結果となりました。

【図7】


「昨今、口呼吸する子どもは増えていると思いますか?」と質問したところ、7割以上の方が『とても増えた(23.8%)』『増えた(51.1%)』と回答しました。


口呼吸をする子どもは、かなり増えていることがわかります。
また、歯科医師の5人に1人の割合で、以前から変わらず口呼吸をする子どもが一定数いると回答しています。

なぜ口呼吸をする子どもがここまで増えているのでしょうか?
歯科医師に詳しく理由を聞いてみました。

■口呼吸する子どもが増えた理由は?
・マスク着用の習慣化(30代/女性/東京都)
・アレルギー花粉症など鼻腔の溜まりやすい子が増えたため(30代/女性/千葉県)
・運動、会話の機会が減り、マスクで息苦しさを感じるため(30代/男性/広島県)
・コロナの影響で子どももマスクを常時着用する様になったため(40代/男性/鹿児島県)
・マスクのフィルターで息が荒くなると、口呼吸の原因になるため(50代/男性/愛知県)

などの回答が寄せられました。
コロナ禍によるマスクの常時着用が原因であると考えている歯科医師の意見が目立つ結果となりました。

【総括】
新型コロナウイルスの感染拡大は、私達の生活に大きな変化をもたらしました。
マスクの常時着用といった新しい生活様式が根付いていくなかで、唾液力の低下が引き起こされてしまっているようです。
唾液力の低下は、口臭の悪化や虫歯リスクだけでなく、感染症など様々な疾病リスクにも繋がる恐れがあるため、唾液力を高めることは重要だと言えるでしょう。

歯科医師は、唾液力を高める方法としてこまめな水分補給と、ヨーグルトなどの発酵食品を食べることが良いと考えているようです。

新型コロナウイルスの終息が未だに見えない中、今できる感染予防対策として唾液力にも目を向けてみるのも良いかもしれません。

ゼネラルリサーチでは、今後も引き続き調査を継続してまいります。


==========================================
■調査概要:「マスク時代における唾液力」に関する調査
■調査期間:2020年12月25日(金)〜2020年12月26日(土)
■調査方法:インターネット調査
■調査人数:1,065人
■調査対象:歯科医師
■調査主体:ゼネラルリサーチ
==========================================

●記事等でのご利用にあたって
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「ゼネラルリサーチ」である旨の記載
・該当する記事(https://general-research.co.jp/report31/)のリンク設置

●ゼネラルリサーチとは
・国内モニター総数:1,022万人
・42項目の属性パネルでセグメント設定可能
・調査形式6種類×3種類のカスタマイズ機能
↳調査目的に対して、最適な調査形式・機能をご提案いたします。

●その他関連情報
・ゼネラルリサーチHP:https://general-research.co.jp/
・ゼネラルリサーチ公式アカウント:Twitter(https://twitter.com/_GRinfo)「@_GRinfo」

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
調査レポート
位置情報
東京都渋谷区本社・支社
関連リンク
https://general-research.co.jp/report31/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ゼネラルリサーチ株式会社

3フォロワー

RSS
URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-12-9 エスティ青山ビルB1F~3F
電話番号
03-5468-5825
代表者名
五條 寿朗
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年11月