圧延技術で新たな価値を共創する日本金属ステンレス広幅箔(BS・WS仕上)の拡販を強化

~板厚30μmで600mm幅まで対応~

日本金属株式会社

 日本金属株式会社(本社:東京都港区、取締役社長 下川康志、以下「日本金属」、証券コード:5491)は、自動車関連、電池関連、半導体関連等の市場向けに、独自技術で板厚0.1mm未満のステンレス箔を生産しております。当社のステンレス箔は、高精度に加えて広幅、大単重を特長としており、お客様の生産性向上や歩留り向上、工程削減にも貢献します。また、光沢肌“BS:Bright Surface”と白肌“WS:White Surface”の2種類の表面肌を拡販強化製品としてラインナップしており、表面肌での意匠や機能へのニーズにも対応します。

日本金属の広幅箔

■鋼種:SUS304、301、430等すべての鋼種

■基材:ばね材、TA材、BA材

■仕上:BS(光沢肌)、WS(白肌)

各基材についてBS、WS仕上が可能です

上記以外の仕上についてはお問い合わせください

■特長

① 広幅:最大600mm幅

② 高精度:板厚長手バラツキ最小±1μm

③ 単重:最大 0.5kg/mm

④ 最薄:0.02mm

図 製造可能範囲
図 高板厚精度のご紹介

●用途例

 当社のステンレス箔の特長として、広幅箔を手掛けている事が挙げられます。

 用途としては、車載等にも使用される面状発熱体やFPC補強板、電子機器に使用されるメタルマスク等があり、フィルム等を張り付けた複合材として用いられます。特に30μm以下で600mm近い幅で生産する素材メーカは少なく、加工歩留や生産性向上に貢献しております。

図 広幅箔使用例

●表面肌

 表面肌については、用途によって様々な要求に対応しております。

 タクトスイッチ用途では、繰り返し使用される際、表面の微小な凹凸により割れの発生が懸念されます。その場合、表面を平滑にした光沢肌(BS 仕上)を推奨し、耐久性向上に貢献しております。

 二次電池外装やコネクター用途では、逆に表面を粗した白肌(WS 仕上)を推奨し、接着剤との密着性(二次電池外装)や製品表面のレーザ刻印の視認性(コネクター)を向上する事に貢献しております。

図 BS・WS 仕上使用例

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会社概要

日本金属株式会社

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URL
https://www.nipponkinzoku.co.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区芝5丁目29番11号 G-BASE田町10・11階
電話番号
03-5765-8111
代表者名
下川康志
上場
東証スタンダード
資本金
68億5700万円
設立
1939年11月