11月施行の「フリーランス新法」に向けて、デイトラがクリエイター実践スキル認定サービス「コーディング実務検定」をリリース
Another works社との連携で、即戦力人材の発掘・育成を加速
株式会社デイトラ(本社:東京都豊島区、代表取締役:大滝昇平、以下「デイトラ」)は、2024年9月より、Web業界のクリエイター向け新検定サービス「コーディング実務検定」を開始します。本サービスは、株式会社Another works(本社:東京都港区、代表取締役:大林 尚朝、以下「Another works社」)の協力のもと開発した、業界初の実務直結型スキル評価システムです。
サービス概要
「コーディング実務検定」は、コーディング業務に従事するクリエイターを対象とした新しい検定システムです。特徴は以下の通りです。
1. 二段階評価方式:
- 学科試験(オンラインマークシート)
- 実技審査(実制作物評価)
検定は学科試験と実技試験の二点で評価します。学科試験では、仕事を進める上でのマナーやコミュニケーションに加え、技能に関する専門的な知識を確認します。実技検査では、課題に対する制作物を提出いただき、その品質を確認します。知識と制作物の両面から受験生の実務能力を客観的に評価する試験内容となっています。
2. 実務即応型カリキュラム:
実務を意識した実践的な試験内容を実現しました。Another works社は複業したい人と企業や自治体をマッチングするプラットフォーム「複業クラウド」を運営しています。累計1,800社、80,000名、140以上の自治体が活用しているサービスを運営する同社のノウハウを借り、学科試験では専門知識のみならず、仕事を進める上でのマナーやコミュニケーション、契約に関する知識についても出題します。これにより、技術的知識だけでなく、クリエイターの実務遂行に必要な知識も評価することが可能となります。
3. キャリア支援:
本検定の合格者は、複業クラウド上のデータと連携し可視化されるため、専門的な知識やスキル、マナーを保有していることを企業側にアピールすることが可能となります。これにより、フリーランス/複業者は新たな案件を受注しやすくなります。
4. 実施日:
第一回検定試験を、24年9月に実施予定(年4回開催)。
リリース背景
フリーランス新法により、信頼性の高いフリーランスの選定が加速
2020年のコロナ禍を契機に、フリーランス人口は増加傾向にあり、2021年には1,577万人に達しました(参照:ランサーズ株式会社「フリーランス実態調査 2021-2022年版」)。フリーランス市場の拡大に伴い、ビジネスを行う上で、フリーランス人材の活用は必要不可欠なものとなっていくことが見込まれます。
こうした中、2024年11月に「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(通称、フリーランス新法)」が施行予定です。この法律は、フリーランスの権利を保護し、不当な扱いを防ぐことを目的としていますが、同時に発注元には新たな責任と義務が生じることになります。具体的には、フリーランスとの契約締結前に、業務内容や報酬、納期などを明確に定めた書面の交付が義務付けられます。
発注元の法的責任の増加に伴い、発注先が法令に違反するリスクを最小限に抑えるために、信頼性の高いフリーランスを選定することが急務になると予想されます。
Web業界では真の“スキル”をはかれる術がない
一方、とりわけWeb業界では既存の資格と実務のギャップが大きな課題となっています。
専門知識を問うIT資格はあるものの、実際の採用や業務評価の場面で十分に活用されていない現状があります。この背景には、技術の急速な進化や、資格で問われる知識と実際の業務で必要とされるスキルの乖離、また知識だけでは制作スキルを評価できないといった問題があります。
実際に、弊社が2024年5月に実施した「外注時における課題に関する調査」によると、フリーランスへの発注経験のある人への「発注先を選ぶ際に重視するポイントは何ですか?」という問いに対し、「過去の制作物の数や質」(65.6%)や「実務年数」(53.4%)が最も多い回答となっています。一方で、「資格を持っているか」は29.5%となっています。ここに見られる通り、発注先の選定において資格は重視されず、実際の制作物や実務年数が評価されています。
デイトラは、Webスキル教育のリーディングカンパニーとして、この課題に正面から取り組む責任があると考えました。そこで開発したのが、本検定です。
この検定の画期的な点は、クリエイターが自身のスキルを客観的に評価でき、それを発注者に明確に示せることです。同時に、発注者にとってもクリエイターの実務スキルを正確に把握できるため、採用や業務委託時のミスマッチリスクを大幅に低減できます。
これにより、既存の資格が抱える「有名無実化」の問題を解決し、Web業界全体の生産性向上とクリエイターのキャリア発展に貢献することを目指しています。実務に即した新しい評価基準を提供することで、業界全体の健全な成長を促進します。
サービスの意義
1. クリエイター側:客観的なスキル評価と可視化が可能に
2. 発注者側:適切なスキルを持つ人材の効率的な発見が可能に
3. 業界全体:生産性向上とクリエイターのキャリア発展に寄与
開発責任者コメント
株式会社デイトラ CMO 「Webスキル実務検定」開発担当者 伊藤宏晃
当社は常に、デジタルスキル教育を通じて人々の挑戦を支援してきました。「コーディング実務検定」は、クリエイターの皆様のスキルを適切に評価し、新たな機会創出につなげる画期的なシステムです。Another works社との協力により、実務に即した内容を提供できることも大きな強みです。本検定を通じて、Web業界における採用のミスマッチの解消に寄与していきたいと考えています。
今後の展開
今後はWebデザインをはじめとした各種領域についても展開予定です。
検定に関する最新情報は下記の公式LINEアカウントより配信させていただきます。
■「コーディング実務検定」公式LINE:https://line.me/R/ti/p/@625qnsdz?oat_content=url&ts=07171850
会社情報
■株式会社Another works
「挑戦する全ての人の機会を最大化する」をビジョンに掲げるスタートアップ企業です。2019年9月に総合型の複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」をリリース。ミッションである「複業の社会実装を実現する」ために、一部上場企業からスタートアップ、自治体、スポーツチーム、教育機関など、業種業界問わずあらゆるドメインで複業人材の登用を後押ししています。また「複業クラウドfor Series」として、自治体向けには複業クラウド for Publicを、スポーツチーム向けには複業クラウド for Sportを、教育機関向けには複業クラウド for Academyを提供しています。
社名:株式会社Another works
代表取締役:大林 尚朝
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル3階
■株式会社デイトラ
株式会社デイトラは、「仕事につながるWebスキルを身につける」をコンセプトにしたオンラインスクールです。業界最高レベルのコストパフォーマンスを特徴とし、受講生数は25,000人を超えています。動画を中心としたわかりやすい教材、講師による丁寧な質問対応はSNSでも好評をいただいています。実務で使えるWebスキルを身につけられることから、個人・法人問わず広く活用されています。
■Webスキルが身につくオンラインスクール「デイトラ」
■デイトラ卒業生の実績をまとめたメディア「東京フリーランス」
https://www.tokyofreelance.jp/
■運営会社
【株式会社デイトラ】
・代表者:代表取締役 大滝 昇平
・所在地:〒170-6045 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 45階
・事業内容:メディア事業、オンラインスクール
・設立:2019年5月27日
・資本金:1,000,000円
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