【調査リリース】第二新卒・既卒・フリーターの就職活動の実態調査/離職者の約65%が現在の就職活動に「苦労している」と回答
将来の展望として、第二新卒の4人に1人が仕事とプライベートの両立を希望
第二新卒・既卒・フリーター・新卒を中心とした20代若手に特化した人材紹介事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)[本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 啓毅]は、20代の若者向けに就職/転職活動に関する実態調査を実施いたしました。この実態調査は、定期的に自社ユーザーにアンケートを取ることでデータを収集し、3ヶ月ごとに公開しています。
◆前回の調査からの変化
リクルートキャリアが発表した10月1日時点の21卒の内定率は、88.7%となりました。前年と比べ低水準ではありますが、徐々に差が縮まってきており、今後も緩やかに増加していく見通しです。弊社の現場感としても、一時期は激減していた求人数が業種次第では徐々に復活の兆しを見せています。このような状況下における第二新卒・既卒・フリーターの実態を調査し、本調査リリースにまとめました。
◆調査結果サマリー
Q1.現在の就職/転職活動の状況はいかがですか?(単一回答)
第二新卒として転職活動を行う385名の中で「順調」と回答した人は0.8%、転職活動に「苦労している」と回答した人が50.1%となり、前回とほぼ同様の結果となりました。
今回の調査ではさらに在職者と離職者で分けてみたところ、転職活動が「順調」と回答した在職者は1.4%。離職者は0%という結果になりました。
一方で「苦労している」と回答した在職者が38.1%なのに対し、離職者は64.6%と大きく差が開く結果となりました。
コロナショックにより求人数が減少したことから転職ハードルが高くなっており、離職してから転職活動をしている求職者は苦労していることがわかります。
また、現場のキャリアカウンセラーにヒアリングしたところ、業績悪化により退職を余儀なくされた求職者も存在しており、在職中の求職者と比べ、離職したことで転職活動のスタート時点から心理的な負担を強く感じていることも考えられます。
Q2.退職を決めた一番の理由を教えてください。(第二新卒のうち離職者/単一回答)
【選択肢一覧】※以下Q3も選択肢の内容は同じ
・将来の目指す方向に近づくため
・しっかりとした教育体制のある会社で働くため
・休みが少なすぎたため
・残業時間が長すぎたため
・シフト勤務が嫌だったため
・人間関係がよくなかったため
・スキルが身につかない環境だったため
・年収が低かったため(将来的にも上がらないため)
・入社前に聞いていた条件と違っていたため
・業績が悪化していたため
・パワハラやセクハラがひどかったため
・家庭の事情のため
・体調を崩したため
・夜勤が厳しかったため
・会社都合による退職
・希望した部門に配属されなかったため
・特になし
Q3.現在転職を考えている一番の理由を教えてください。(第二新卒のうち在職者/単一回答)
前回の結果と比べ、「業績の悪化(前回3.5%、今回5.2%)」が微増しているものの、前回9位だった「会社都合による退職」は今回はランク外という結果になりました。
また、今回離職者の回答で多かった「パワハラやセクハラ(7.4%)」や「体調を崩した(6.9%)」は在職者ではランク外という結果となりました。
離職者と在職者で差が出た回答には「年収が低いため」「パワハラやセクハラがひどかったため」「体調を崩したため」がありました。このことから待遇面を向上させたい場合の転職はそこまで急ぐ必要がないため働きながら活動するのに対し、ハラスメントや体調不良のようにすぐに対応が必要なケースでは一度離職してから活動する傾向があることがわかりました。
また、退職理由の調査でいつも上位にくる「将来の目指す方向に近づくため」「人間関係がよくなかったため」はコロナショックの影響も特になく、転職の要因となっています。
Q4.次の就職で一番希望する条件を選択してください。(単一回答)
【選択肢一覧】
・こだわりなし
・特定の職種を経験できる
・特定の業界に関わることができる
・金銭面の条件がよい
・福利厚生が充実している
・土日休み
・夜勤がない
・スピーディに成長できる
・手厚い教育環境がある
・資格の取得を支援してくれる
・残業が少ない
・希望の勤務地で働くことができる
・海外勤務のチャンスがある
・持っているスキルを活かせる(英語、簿記、過去の職歴など)
・自分に合った社風である
・大企業である
・ベンチャーである
・客先常駐ではない
・副業可である
・自分の理想のキャリアパスに近づく
・よくわからないので相談したい
退職理由では「将来の目指す方向性に近づくため」が最多だったのに対し、次の就職で希望する条件では「理想のキャリアパス(3.4%、10位)」がそこまで選ばれていないことから、第二新卒が考える「将来の方向性」とは「仕事(キャリア)」よりも「働き方(待遇)」を重視していることがわかります。
Q6.現在の一ヶ月あたりの残業時間はどれくらいですか?(第二新卒のうち在職者/単一回答)
また「60時間以上(4.3%)」が前回の約半分に減少した一方で、「20時間〜40時間(28.6%)」が前回より7%以上増加していることが分かりました。
◆調査概要
調査の方法:キャリア面談の予約時にアンケート実施
調査の対象:第二新卒・既卒(フリーター)として転職活動中の20代男女
有効回答数:666名(第二新卒:385名、既卒:281名)
調査実施日:2020年8月12日~2020年9月23日
※本調査では、第二新卒を「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」と定義しています。
◆前回の調査結果(参考)
コロナショックで20代の転職市場に変化あり|UZUZ若者キャリアレポート<2020夏>|第二新卒の転職活動の実態調査(2020年8月31日公開)https://uzuz.jp/news/release_200831/
◆株式会社UZUZ(ウズウズ)について
株式会社UZUZは、「自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。」をミッションに、自分たちと若者が、働くことに対してウズウズした気持ちになり、魅力的なキャリアを手に入れるための就業支援を行っています。
このミッションを実現するため、「入社(就業決定)」だけをゴールに設定せず、「入社後の定着(入社後に短期離職せずに定着)」まで含めたゴールを設定しています。
具体的には、求職者に合わせたオーダーメイド型の就業支援、能力・志向性・経歴に合わせた職業紹介、紹介職業の理解度や納得度を高めるための職業解説、企業ごとの面接対策まで、一貫したサポートを実施しています。
また、市場価値が高いキャリア創出のため、20代の若手人材向けに、ビジネス/ITスキルの教育サービスである「ウズウズカレッジ(略:ウズカレ)」を提供しています。社会人として基礎となる「ビジネススキル」、専門的な「ITスキル」を学ぶための研修を通じて、市場価値の高いキャリアを手に入れてもらいます。法人向けにも同様の研修を提供しており、新人研修に活用してもらっています。
企業:株式会社UZUZ
代表者:代表取締役社長 岡本 啓毅
本社所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目11-20オフィススクエアビル新宿3階
設立:2012年2月
事業内容:若手人材(第二新卒・既卒・フリーター・新卒)を対象とした人材紹介事業
企業サイト:https://uzuz.jp/
就活情報メディア「第二の就活」:https://daini2.co.jp/
サービスサイト「ウズウズカレッジ」:https://uzuz-college.jp/
YouTubeチャンネル「UZUZ就活チャンネル」:https://www.youtube.com/channel/UCRDj3fsO4eEwh1yHgRoRiww
YouTubeチャンネル「ひろさんチャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCmAqktSctzCRCMQ_HEUjGnw
リクルートキャリアが発表した10月1日時点の21卒の内定率は、88.7%となりました。前年と比べ低水準ではありますが、徐々に差が縮まってきており、今後も緩やかに増加していく見通しです。弊社の現場感としても、一時期は激減していた求人数が業種次第では徐々に復活の兆しを見せています。このような状況下における第二新卒・既卒・フリーターの実態を調査し、本調査リリースにまとめました。
◆調査結果サマリー
- 既卒者の約2人に1人が就職活動に「苦労している」と回答。
- 離職者(第二新卒)の約65%が現在の就職活動に「苦労している」と回答。在職者(第二新卒)の1.5倍以上に。
- 「年収の低さ」を理由に退職している第二新卒は、実態としてはあまり多くないことが判明。
- 次の就職で最も重要な条件では、第二新卒の約4人に1人が「土日休み」を希望。
- 将来の展望として、第二新卒の4人に1人が「仕事とプライベートを両立したい」と回答。
- 第二新卒は「仕事(キャリア)」よりも「働き方(待遇)」を重視する傾向に。
Q1.現在の就職/転職活動の状況はいかがですか?(単一回答)
既卒として就職活動を行う281名のうち、就職活動が「順調」と回答した人は0.7%、就職活動に「苦労している」と回答した人が48.0%との結果になりました。
第二新卒として転職活動を行う385名の中で「順調」と回答した人は0.8%、転職活動に「苦労している」と回答した人が50.1%となり、前回とほぼ同様の結果となりました。
今回の調査ではさらに在職者と離職者で分けてみたところ、転職活動が「順調」と回答した在職者は1.4%。離職者は0%という結果になりました。
一方で「苦労している」と回答した在職者が38.1%なのに対し、離職者は64.6%と大きく差が開く結果となりました。
コロナショックにより求人数が減少したことから転職ハードルが高くなっており、離職してから転職活動をしている求職者は苦労していることがわかります。
また、現場のキャリアカウンセラーにヒアリングしたところ、業績悪化により退職を余儀なくされた求職者も存在しており、在職中の求職者と比べ、離職したことで転職活動のスタート時点から心理的な負担を強く感じていることも考えられます。
Q2.退職を決めた一番の理由を教えてください。(第二新卒のうち離職者/単一回答)
【選択肢一覧】※以下Q3も選択肢の内容は同じ
・将来の目指す方向に近づくため
・しっかりとした教育体制のある会社で働くため
・休みが少なすぎたため
・残業時間が長すぎたため
・シフト勤務が嫌だったため
・人間関係がよくなかったため
・スキルが身につかない環境だったため
・年収が低かったため(将来的にも上がらないため)
・入社前に聞いていた条件と違っていたため
・業績が悪化していたため
・パワハラやセクハラがひどかったため
・家庭の事情のため
・体調を崩したため
・夜勤が厳しかったため
・会社都合による退職
・希望した部門に配属されなかったため
・特になし
第二新卒として転職活動を行う人のうち、現在離職中の175名に退職を決めた一番の理由を聞いたところ「将来の目指す方向に近づくため(18.9%)」が最多の回答となりました。次に「人間関係がよくなかった(13.1%)」が続く結果となりました。
Q3.現在転職を考えている一番の理由を教えてください。(第二新卒のうち在職者/単一回答)
第二新卒として転職活動を行う人のうち、現在在職中の210名に転職を考えている一番の理由を聞いたところ、「将来の目指す方向性に近づくため(25.7%)」が最多と離職者同様の結果となりました。3位の「年収が低いため(10.0%)」は離職者の回答ではランク外と、大きく差がつく結果となりました。
前回の結果と比べ、「業績の悪化(前回3.5%、今回5.2%)」が微増しているものの、前回9位だった「会社都合による退職」は今回はランク外という結果になりました。
また、今回離職者の回答で多かった「パワハラやセクハラ(7.4%)」や「体調を崩した(6.9%)」は在職者ではランク外という結果となりました。
離職者と在職者で差が出た回答には「年収が低いため」「パワハラやセクハラがひどかったため」「体調を崩したため」がありました。このことから待遇面を向上させたい場合の転職はそこまで急ぐ必要がないため働きながら活動するのに対し、ハラスメントや体調不良のようにすぐに対応が必要なケースでは一度離職してから活動する傾向があることがわかりました。
また、退職理由の調査でいつも上位にくる「将来の目指す方向に近づくため」「人間関係がよくなかったため」はコロナショックの影響も特になく、転職の要因となっています。
Q4.次の就職で一番希望する条件を選択してください。(単一回答)
【選択肢一覧】
・こだわりなし
・特定の職種を経験できる
・特定の業界に関わることができる
・金銭面の条件がよい
・福利厚生が充実している
・土日休み
・夜勤がない
・スピーディに成長できる
・手厚い教育環境がある
・資格の取得を支援してくれる
・残業が少ない
・希望の勤務地で働くことができる
・海外勤務のチャンスがある
・持っているスキルを活かせる(英語、簿記、過去の職歴など)
・自分に合った社風である
・大企業である
・ベンチャーである
・客先常駐ではない
・副業可である
・自分の理想のキャリアパスに近づく
・よくわからないので相談したい
第二新卒として転職活動を行う385名のうち、次の就職で一番希望する条件は「土日休み(27.0%)」となり、前回よりも約5%増加という結果になりました。次いで「社風(10.9%)」「福利厚生(9.4%)」「金銭面(6.8%)」が続くことが分かりました。
退職理由では「将来の目指す方向性に近づくため」が最多だったのに対し、次の就職で希望する条件では「理想のキャリアパス(3.4%、10位)」がそこまで選ばれていないことから、第二新卒が考える「将来の方向性」とは「仕事(キャリア)」よりも「働き方(待遇)」を重視していることがわかります。
既卒として就職活動を行う281名のうち、次の就職で一番希望する条件は「土日休み(17.4%)」、次いで「福利厚生(12.1%)」「社風(11.7%)」という結果になりました。
Q5.将来の展望について、あてはまるものを【最大3つまで】選択してください。(複数回答)
第二新卒として転職活動を行う385名と、既卒として就職活動を行う281名が考える将来の展望として、「仕事とプライベートを両立したい(ワークライフバランスを保ちたい)(25.4%、20.8%)」が共に最多の回答となりました。
Q6.現在の一ヶ月あたりの残業時間はどれくらいですか?(第二新卒のうち在職者/単一回答)
第二新卒として転職活動を行う人のうち、在職中の210名に現在の1ヶ月あたりの残業時間を聞いたところ「基本的に残業はない(30.5%)」が最多であり、前々回から前回、今回と、徐々に回答が微増する結果となりました。
また「60時間以上(4.3%)」が前回の約半分に減少した一方で、「20時間〜40時間(28.6%)」が前回より7%以上増加していることが分かりました。
◆調査概要
調査の方法:キャリア面談の予約時にアンケート実施
調査の対象:第二新卒・既卒(フリーター)として転職活動中の20代男女
有効回答数:666名(第二新卒:385名、既卒:281名)
調査実施日:2020年8月12日~2020年9月23日
※本調査では、第二新卒を「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」と定義しています。
◆前回の調査結果(参考)
コロナショックで20代の転職市場に変化あり|UZUZ若者キャリアレポート<2020夏>|第二新卒の転職活動の実態調査(2020年8月31日公開)https://uzuz.jp/news/release_200831/
◆株式会社UZUZ(ウズウズ)について
株式会社UZUZは、「自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。」をミッションに、自分たちと若者が、働くことに対してウズウズした気持ちになり、魅力的なキャリアを手に入れるための就業支援を行っています。
このミッションを実現するため、「入社(就業決定)」だけをゴールに設定せず、「入社後の定着(入社後に短期離職せずに定着)」まで含めたゴールを設定しています。
具体的には、求職者に合わせたオーダーメイド型の就業支援、能力・志向性・経歴に合わせた職業紹介、紹介職業の理解度や納得度を高めるための職業解説、企業ごとの面接対策まで、一貫したサポートを実施しています。
また、市場価値が高いキャリア創出のため、20代の若手人材向けに、ビジネス/ITスキルの教育サービスである「ウズウズカレッジ(略:ウズカレ)」を提供しています。社会人として基礎となる「ビジネススキル」、専門的な「ITスキル」を学ぶための研修を通じて、市場価値の高いキャリアを手に入れてもらいます。法人向けにも同様の研修を提供しており、新人研修に活用してもらっています。
企業:株式会社UZUZ
代表者:代表取締役社長 岡本 啓毅
本社所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目11-20オフィススクエアビル新宿3階
設立:2012年2月
事業内容:若手人材(第二新卒・既卒・フリーター・新卒)を対象とした人材紹介事業
企業サイト:https://uzuz.jp/
就活情報メディア「第二の就活」:https://daini2.co.jp/
サービスサイト「ウズウズカレッジ」:https://uzuz-college.jp/
YouTubeチャンネル「UZUZ就活チャンネル」:https://www.youtube.com/channel/UCRDj3fsO4eEwh1yHgRoRiww
YouTubeチャンネル「ひろさんチャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCmAqktSctzCRCMQ_HEUjGnw
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