【ウェルネスダイニング】約半数が無自覚な「隠れ塩分」の罠!"栄養成分表示を見ない"現代人の食生活とは

~見落とされがちな塩分のリスクに目を向ける~

ウェルネスダイニング株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:中本哲宏)は、全国の20~60代の男女を対象に「減塩と食品に関する実態調査」を実施。その結果、食品を購入する際に「塩分量を重視している」と回答した方はわずか15.3%で、塩分に対する意識の低さが明らかになりました。

近年、加工食品や外食・中食の利用が増える中で、知らず知らずのうちに過剰な塩分を摂取してしまう「隠れ塩分」が健康リスクとして注目されています。高血圧などの生活習慣病予防のためには、適切な塩分摂取が不可欠ですが、日々の食事の中でその実態はどのようになっているのでしょうか。

■調査結果サマリー

58.0%が「週5日以上自炊をしている」と回答

15.3%が「食品購入時、塩分を重視する」と回答

46.0%が「食品購入時、栄養成分表示をほとんど確認しない」と回答

Q1:自炊の頻度はどれくらいですか?

自炊の頻度はどれくらいですか?

【ポイント】
「毎日」と回答した人は37.7%、「週5〜6日」が20.3%となり、合わせて約58%の人が週に5日以上自炊している。一方で、「全く自炊しない」人も20.7%いるなど、多様な食生活が見て取れる。

Q2:食品購入時に重視することは何ですか?

食品購入時に重視することは何ですか?

【ポイント】
食品購入時に最も重視することとして「価格」が64.7%と圧倒的に多く、次いで「賞味期限」が43.3%となった。これに対し、「塩分量」を重視すると回答した人はわずか15.3%に留まり、消費者が食品の「塩分」をあまり意識していない現状。

Q3:食品を購入する際の栄養成分表示を確認しますか?

食品を購入する際の栄養成分表示を確認しますか?

【ポイント】
「ほとんど確認しない」(21.3%)と「まったく確認しない」(24.7%)を合わせると、46%の人が栄養成分表示をほとんど見ていないことが判明。「必ず確認する」と答えた人は11%に過ぎず、栄養成分表示の活用が低い実態が浮き彫りに。

Q4:以下の飲み物の中で、塩分が最も多いのはどれだと思いますか?

以下の飲み物の中で、塩分が最も多いのはどれだと思いますか?

【ポイント】
飲み物に含まれる塩分に関する認識について調査。100mlあたりの塩分量が最も多いのは『スポーツドリンク』だが、正しく認識し選択できた人は6割に満たない結果となった。約半数近くの人が、最も塩分量の多い飲み物を正しく認識できていない.。

Q5: 以下のコンビニの食事で1食あたりの塩分が多いのは?

以下のコンビニの食事で1食あたりの塩分が多いのは?

【ポイント】
使用している食材などで異なるが、一般的に『幕の内弁当』が最も塩分量が多い。またサンドイッチは、パンそのものや、ハム・チーズなどの加工肉、ドレッシング、マヨネーズなどの具材によって、意外と多くの塩分が含まれることがある。特に加工食品が多く使われている場合は、その塩分量がさらに高くなる傾向にあり、ヘルシーなイメージから見過ごされがちな「隠れ塩分」の典型例となる。

【本アンケートの結果について】

今回の調査から、現代人の「隠れ塩分」に対する意識の低さが明確に示されました。多くの人が自炊を行う一方で、食品購入時には「価格」や「賞味期限」といった項目を重視し、「塩分量」への関心は極めて低いことが判明。さらに、食品の栄養成分表示を約半数もの人が確認しないという実態は、知らず知らずのうちに塩分を摂取してしまう大きな要因となっていると考えられます。

特に、飲み物やコンビニ食といった日常的に摂取する食品において、一般的にヘルシーなイメージがあるものに対しても、適切な塩分意識を持つことの重要性が浮き彫りになりました。

食の多様化が進む現代において、加工食品や調味料、外食・中食など、見えにくい形で塩分を摂取する機会は増加しています。「隠れ塩分」を意識し、栄養成分表示を確認する習慣を身につけることが、健康的な食生活を送るための第一歩と言えるでしょう。

【管理栄養士が提案!「隠れ塩分」対策】

ウェルネスダイニングの管理栄養士

アンケート結果をふまえ、ウェルネスダイニングの管理栄養士が「隠れ塩分」対策を提案します。

① 「食塩相当量」の確認

まずは、食品を購入する際に、パッケージの裏面や側面に記載されている「栄養成分表示」の中の「食塩相当量」を必ず確認する習慣を身につけましょう。グラム(g)で表示されているので、一日の摂取量目安(成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満※出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年度版))を意識しながら選ぶことが重要です。

加工食品(ハム、ソーセージ、ちくわなどの練り物)、パン、麺類(特にカップ麺や即席麺のスープ)、レトルト食品、冷凍食品、スナック菓子には、見た目以上に塩分が多く含まれていることがあります。これらの食品を選ぶ際は、特に意識して「食塩相当量」を確認しましょう。

② 意外な食品に潜む「隠れ塩分」への注意

「スポーツドリンク」や、認識が極めて低い「野菜ジュース」そしてヘルシーなイメージが先行する「サンドイッチ」など、私たちの身近な食品には「隠れ塩分」が潜んでいます。パッケージ情報を読み解き、隠れた塩分源を把握することが重要です。イメージだけで「薄味だから大丈夫」と判断せず、必ず栄養成分表示を確認する習慣をつけましょう。

③ 多様な食材と調理法で「自然な減塩」を

カリウムを多く含む野菜や果物を積極的に取り入れることで、体内の塩分バランスを整える効果が期待できます。また、自炊においては、だしをしっかり効かせたり、レモンや酢などの酸味、香辛料やハーブなどを活用することで、塩分を抑えながらも満足感のある食事が楽しめます。


今回の食意識調査を通じて、現代人の多くが知らず知らずのうちに塩分を過剰摂取するリスクに晒されている「隠れ塩分」の実態が浮き彫りになりました。食品購入時の「塩分量」への意識の低さや、栄養成分表示の確認不足、そして身近な食品に潜む塩分への認識の甘さがその主な要因です。

しかし、これらの課題は日々の少しの意識改革と行動で改善可能です。ご自身の健康を守るため、「食塩相当量」の確認を習慣化すること、意外な食品に隠れた塩分を把握すること、そしてご家庭での調理で「うま味」や「香辛料」を活用し、美味しく「自然な減塩」を実践することが、健康的で豊かな食生活を送るための鍵となります。

ウェルネスダイニングは、これからも皆様の食と健康に対する意識向上をサポートし、誰もが健やかに暮らせる社会の実現に貢献してまいります。このプレスリリースが、皆様の食生活を見直すきっかけとなり、「隠れ塩分」への理解を深める一助となれば幸いです。

調 査 概 要】

【調査概要】
■調査名:減塩と食品に関する意識調査
■調査実施主体:ウェルネスダイニング株式会社(ウェルネスダイニングからだ想い研究所)

■調査対象:全国の25~65歳の男女 計300名(男性150名/女性150名)

■調査方法:インターネットを活用したクローズド形式によるアンケート

■調査期間:2025年4月

■備考:本調査結果は小数点以下を四捨五入して集計しているため、構成比の合計が100%にならない場合があります。

■出典について:本調査内容を引用・掲載される際は、出典として「ウェルネスダイニング株式会社」を明記いただくとともに、事前にご一報いただけますと幸いです。

▼問い合わせフォーム▼
https://www.wellness-dining.com/toiawase/

ウェルネスダイニング株式会社について

ウェルネスダイニングの管理栄養士

「からだ想い、家族想いのあったか健康応援団」を企業理念に掲げ、制限食に特化した気配り宅配食や、嚥下対応のやわらか宅配食の企画・販売を行っています。社内に管理栄養士が常駐しており、食事制限中においても”食の楽しみ”を忘れず、前向きな気持ちになれるようなご提案やサポートを心がけています。宅配食を購入してもらうことが目的ではなく「健康になってもらうこと」を目的として、商品に関するご相談だけでなく普段のお食事についてのご相談も積極的に承ることで、健康な食生活をトータルサポートすることに努めており、“日本で一番、栄養相談を承る会社”を目指して参ります。

【会社概要】

所在地:東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル6階

代表者:代表取締役 中本 哲宏

設立:2011年6月

電話番号:03-6807-0280

問い合わせ先:光嶌(みつしま)

サービスサイト:https://www.wellness-dining.com

コーポレートサイト:https://www.wellness-dining.com/corporate/

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会社概要

URL
https://www.wellness-dining.com
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル6階
電話番号
03-6807-0280
代表者名
中本 哲宏
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2011年06月