東京都島しょ地域での事業展開をめざすスタートアップ5者が決定!東京都主催 令和7年度「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」

〜事業化支援を通して、小笠原諸島(父島、母島)における事業展開を目指します〜

株式会社ヒトカラメディア

株式会社ヒトカラメディア(本社:東京都世田谷区、代表取締役:髙井 淳一郎)が企画・運営パートナーとして携わり、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社が受託運営する、東京都主催のスタートアップによる島しょ振興促進事業「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」において、事業化支援を行う事業者5者が決定いたしました。

「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」とは、東京の島しょエリアの魅力向上や地域課題の解決を目的として、スタートアップや個人事業主等による島しょエリアでのビジネス展開を支援するプログラムです。3年目となる令和7年度は、小笠原諸島(父島、母島)をフィールドとして事業展開を目指す事業者に対して、島しょ地域に精通した専門人材による伴走支援、事業化に向けた活動状況の積極的な情報発信、島内のネットワーク構築支援、島しょ地域への現地訪問の機会提供など、約7か月間のハンズオン支援を実施します。

令和7年度 採択事業者について

募集とあわせ実施した3回のミートアップ(説明会)では、企業や個人に多くご参加いただきました。

多数の応募の中から、「島しょ地域での事業展開における実現可能性・継続性・将来性」「展開予定事業の独自性・優位性・技術力」などの観点をもとに、令和7年度の採択事業者を以下のように決定いたしました。2025年9月より、採択事業者の事業展開に向けた事業化支援を開始します。また、2026年2月には採択事業者による成果発信イベントを予定しています。

【採択事業者/実施概要】

◼︎株式会社アイランドフィルムズ(https://www.instagram.com/islandfilms.jp/

事業テーマ
小笠原の島民を記録する映像アーカイブ制作

実施概要
株式会社アイランドフィルムズは、島に生きる一人ひとりの「物語」が、新たな気づきや学びとなり、世代を超えた共感と交流を生み出すことを目指し、離島に特化した写真や映像などの作品制作を行っています。

◼︎株式会社UMIAILE(https://umiaile.com/

事業テーマ
小型の高機動型自律無人ボートによる海洋データ収集や島間物流の拡充


実施概要
株式会社UMIAILEは、独自開発の高機動型自律無人ボートに、様々なセンサーを組み合わせることで、必要とされるデータを人手に頼らず収集可能です。小笠原諸島では、海中探索や簡易物流などの可能性を探ります。

◼︎AC Biode株式会社(https://acbiode.com/

事業テーマ
コンテナタイプ有機廃棄物のオンサイトメタン発電

実施概要
AC Biode株式会社は、触媒やバクテリア等を使用し、有機廃棄物を分解する、環境性に優れた独自の技術をもっています。コンテナタイプの装置を用いて、生ごみ等の有機廃棄物から発電を行うことができます。

◼︎GREEN OFFSHORE株式会社(https://www.greenoffshore.jp/

事業テーマ
農業環境制御機器の活用による農作業の省力化と安定生産

実施概要
GREEN OFFSHORE株式会社は、スマートフォン操作で場所を問わず、状況を確認し制御できる農業遠隔自動制御システムを提供しています。制御機器等を活用することで、農業の省力化に貢献していきます。将来的には各農場のデータ(環境、生育情報)を一元管理し、AIによる生育予測や自動制御、遠隔監視・異常検知が可能となるような開発を進めていきます。

◼︎株式会社ライズ&プレイ(https://riseandplay.studio.site/

事業テーマ
小笠原の歴史と文化を知る、周遊型謎解きの提供


実施概要
株式会社ライズ&プレイは、ダイバーシティを体験する企業研修、謎解きやボードゲームを制作しています。小笠原諸島では、観光スポットを訪れながら文化や歴史を学べる周遊型謎解き制作に取り組んでいきます。

「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」のこれまでの取り組み

「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」とは、東京都が主催するスタートアップ(創業10年未満の個人事業主・NPO等含む)による島しょ地域の振興を目的としたプログラムです。独創的なビジネスモデルと熱意を持ったプレイヤーを掘り起こし、東京都の島しょ地域における事業展開に向けた支援を行うことで、島しょ地域の魅力向上や地域課題の解決を目指しています。

本事業は令和5年度より開始しました。初年度は大島・利島・新島・式根島・神津島を舞台に6者の事業化支援を実施し、令和6年度は三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島を舞台に5者の支援を行ってきました。

今年度の対象地域である小笠原諸島(父島、母島)を含めると、3年間を通し東京都の島しょ地域をすべてカバーすることとなり、また、これまで支援を行ってきた一部の採択事業者はさらなる具体的な事業化に向けて、他の離島での実証実験など、取り組みを前進させ活動を継続しています。

本事業では、採択年度や活動エリアを超えて事業者や関係者がコミュニケーションを図る場の企画・運営を昨年度より行っています。関係者がお互いの課題を共有し、交流・情報交換を行うことで、採択事業者のバックアップをするだけでなく、島民の暮らしや未来に向けた本質的かつ継続的な活動になるよう支援を続けています。

昨年度の取り組みの成果

令和6年度は、島しょ地域(三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島)の住民と連携を取りながら、採択事業者5者の事業化支援を実施しました。

島の魅力発信や歴史・文化の継承に資する音声ガイドアプリの開発、インバウンド向け多言語オンライン診療サービスの実証実験など、島しょ地域の魅力向上と課題解決に繋がるような事業開発の伴走支援を行いました。

▼前年度(令和6年度)/現地見学の様子

島しょ地域を取り巻く課題、本事業を行う背景

東京都の「島しょ地域」は豊かな自然環境や独自の文化を有していますが、人口流出やインフラの老朽化、医療体制の充実などの課題に直面しています。一方で、未活用の資源が多く、新しいアプローチでより価値を生み出す可能性もあります。

東京都は現在、「『2050東京戦略』戦略25多摩・島しょ」のとおり、産業振興や観光振興、医療、防災など地域の魅力向上につながる様々な取組を推進しています。「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」は、スタートアップのアイデアや技術を活用し、島しょ地域の魅力向上と課題解決を目指す事業です。

本事業はデロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社が受託運営しており、ヒトカラメディアが企画・運営パートナーとして参加しています。プログラムコンセプト「島からはじめる。島へとつながる。」を実現するために、島の人々とプレイヤーを繋げ、事業化支援を行うことで島しょ地域の産業振興を推進してまいります。

▼前年度(令和6年度)/成果発信イベント「TOKYO ISLANDHOOD DAY」の様子

参考資料

「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」に関する最新情報は、こちらからもご覧いただけます。

▼公式サイト

https://tokyo-islandhood.metro.tokyo.lg.jp/

▼公式note

ミートアップ(説明会)や登壇者による座談会の様子など、最新情報を発信中です。

https://note.com/islandhood/

▼東京都によるプレスリリース

https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/08/2025082604

▪️会社概要

「『都市』も『地方』も『働く』も『暮らす』も、もっとオモシロくできる!」をビジョンに掲げ、企業のオフィス移転支援、不動産・エリア開発支援、地域活性化プロジェクトの企画・推進などを行う場づくりの会社です。

【会社概要】

商号: 株式会社ヒトカラメディア

代表者: 代表取締役 髙井 淳一郎

所在地(本社): 東京都世田谷区北沢2-5-2 下北沢ビッグベンビルB1F

設立: 2013年5月

事業内容: オフィス移転支援、不動産・エリア開発支援、地域活性化プロジェクトの企画・推進など

宅地建物取引業免許: 東京都知事(1)第105551号

建設業免許 : 東京都知事許可 (般-3) 第153700号

資本金: 3,000,000円

公式サイト: https://hitokara.co.jp

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会社概要

株式会社ヒトカラメディア

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URL
https://hitokara.co.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都世田谷区北沢2-5-2 下北沢ビッグベンビル B1F
電話番号
03-6455-1940
代表者名
髙井淳一郎
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2013年05月