ローランド・ベルガー、中国アリババと小売り向けDXソリューションを共同開発

2021年5月、東京・上海発―ローランド・ベルガーは、中国最大のECプラットフォーマーであるアリババ社の子会社、Ali LST社と共同で、中国の小売り向けDXソリューション、「DREAMn Index Framework」(以下DREAMn※)を開発しました。合わせて、中国消費財・流通市場に関する最新スタディ「中国のトラディショナル・リテールはなぜDXできるのか」をまとめています。
※「DREAMn」の正しい表記は最後のnが上付き文字となります。
スタディでは、近代化が遅れていた中国の「トラディショナル・リテール」に焦点を当て、DREAMnの活用により彼らがどうDXを実現してきたのかを示しつつ、今後の消費財企業の活動における示唆を抽出しています。
なお、弊社はこれまでも、「中国消費者の今 Post COVID-19における中国市場での成功の鍵」等、中国の消費市場にかかる複数のレポートを公開しています。

要旨
中国の小売市場にて、パパママストアのような中小零細小売店、いわゆる「トラディショナル・リテール」は重要なオフライン・チャネルである。

従来、中国の小売チャネルは、上記「トラディショナル・リテール」と、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の「モダン・リテール」に区分されてきた。
中国の消費者は、都市部のみならず郊外・地方エリアも含め多様化し、より良いもの、ユニークなものを、近くで早く手に入れたいというニーズが高まっている。トラディショナル・リテールも、当該ニーズを踏まえ、更なる成長を遂げようとしている。

一方、トラディショナル・リテールは労働集約的な運営をベースに、アナログで非効率なオペレーションが一般的であり、消費財企業が当該チャネルでデータを活用したマーケティング戦略の構築や効率的なオペレーションを行うことは困難であった。

そこで、アリババ社の子会社であるAli LST社は、2016年にトラディショナル・リテール向けのDXソリューションとしてElectronic Route-to-Market (“eRTM”) solutionsを開発。中国全土への導入を通じ、地方部を含むトラディショナル・リテールのDXを進めてきた。

今回、 Ali LST社とローランド・ベルガー中国オフィス(以下RB)が新たに開発したDREAMnは、eRTMを更に発展させ、消費財企業とトラディショナル・リテール、及び、消費者間の流通フローを複数のデータ指標で捉え、DXを推進するソリューションである。

当該ソリューションの導入により、オフラインも含めた小売サプライチェーンは最適化され、トラディショナル・リテールは、モダン・リテールを一足飛びに超え、デジタルを活用した新しい小売業態である「ニュー・リテール」へと進化しうる。

中国での拡大を企図する消費財企業は、今後、主要チャネルであるトラディショナル・リテールとよきパートナーとしてWinWinな関係を築きつつ、彼らのDXをいかに支援してデータを収集し、科学的にアプローチしていくことができるかが成長のカギになる。我々のソリューションがその取り組みの一助になれば幸いである。

※本スタディは下記よりご覧ください
https://rolandberger.tokyo/rolandberger-asset/uploads/2021/05/RB_JP_Chinas-offline-retail-upgrade-with-digital-transformation.pdf


ローランド・ベルガーについて
ローランド・ベルガーは、1967年にドイツ・ミュンヘンで創設、現在世界で34カ国50オフィスに約 2,400名のプロフェッショナルスタッフを擁する欧州系最大の経営コンサルティング会社。
日本では1991年に設立。世界の主要なグローバル市場で事業を成功させている。
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