【2025年版|免許返納における親子のコミュニケーション調査】70.9%が「免許返納の話ができていない」実態 親の運転を徐々に減らしていく方法として、約3割が「カーリース」を評価
〜カーリースを評価する理由、「1年後の環境変化に合わせて判断できる」など〜
株式会社ジョイカルジャパン(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 CEO 早川 由紀夫、以下:ジョイカルジャパン)は、70歳以上の地方在住(大都市圏(一都三県、大阪・愛知)を除く地域)で、車を運転する親を持つ方110名を対象に、【2025年版】免許返納における親子のコミュニケーションに関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

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01|70.9%が、親と免許返納に関する話し合いが「できていない」と回答、その理由、「親の生活が不便になる」が50.0%で最多
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02|親の運転を徐々に減らしていく方法として、約3割が、「カーリースは良い選択肢」と評価
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03|カーリースが良い選択肢だと思う理由、「1年後の環境変化に合わせて判断できる」(54.8%)、「親の運転能力の変化に対応できる」(41.9%)など
本調査のダウンロードはこちら:https://joycal.co.jp/ac/documents/contact/?docid=19
■調査概要
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調査名称:【2025年版】免許返納における親子のコミュニケーションに関する実態調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
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調査期間:2025年3月19日〜同年3月20日
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有効回答:70歳以上の地方在住(大都市圏(一都三県、大阪・愛知)を除く地域)で、車を運転する親を持つ方110名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社ジョイカルジャパン」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■親の免許返納状況、約8割が「していない」実態
「Q1.あなたの親は免許返納をしていますか。」(n=110)と質問したところ、「している」が21.0%、「していない」が79.0%という回答となりました。

・している:21.0%
・していない:79.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■約7割が、「親は免許返納を検討していないと思う」と回答
Q1で「していない」と回答した方に、「Q2.あなたの親は免許返納を検討していると思いますか。」(n=87)と質問したところ、「検討していると思う」が16.1%、「検討していないと思う」が67.8%という回答となりました。

・検討していると思う:16.1%
・検討していないと思う:67.8%
・わからない/答えられない:16.1%
■親の免許返納に対して、約半数が「免許返納をしてほしいが生活が不便になると心配」
「Q3.親の免許返納に関して、あなたの心情を教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「免許返納をしてほしいが生活が不便になると心配している」が49.1%、「免許返納をすることが親の自由を奪うのではないかと心配している」が25.5%、「運転リスクがあるため、免許返納をしてほしい」が19.1%という回答となりました。

・免許返納をしてほしいが生活が不便になると心配している:49.1%
・免許返納をすることが親の自由を奪うのではないかと心配している:25.5%
・運転リスクがあるため、免許返納をしてほしい:19.1%
・2024年以降の高齢ドライバーによる事故報道を見て、以前より強く不安を感じている:17.3%
・交通手段が限られてしまうため、免許返納はしなくてもよいと思っている:16.4%
・免許返納をしてほしいが話をするタイミングがわからない:10.0%
・免許返納をしてほしいが仕事を続けているため言いづらい:10.0%
・免許返納をしてほしいが車の運転にプライドを傷つけてしまうのではないかと心配している:8.2%
・その他:2.7%
ー公共交通機関がほぼ使えない地域のため、心配はありつつも免許返納は現実的に難しいと感じている
ー反射や判断力が落ちたら返納を強く勧める
・特にない:10.0%
・わからない/答えられない:3.6%
■「行動範囲が狭くなる」や「至急とは思わないが、返納も考えてもらいたい」などの声も
Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、親の免許返納に関しての心情があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=95)と質問したところ、「行動範囲が狭くなる」や「至急とは思わないが、返納も考えてもらいたい」など58の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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返納後の交通手段の確保ができるかどうか。
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行動範囲が狭くなる。
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事故を起こされるとこちらにも迷惑となる。
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70歳以上ではあるが現状はしっかりしているので問題ないが、数年後にはどうなっているか分からない。
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車以外の公共交通機関が無いので、免許返納は出来ない。
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至急とは思わないが、返納も考えてもらいたい。
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10年前の68歳くらいで、既にバックが上手くできなくなっており、何度もぶつけているため、返納してほしいですが、何か指摘するとすぐに怒り(元々短気です)私が遠方に住んでいて運転を変わってあげられませんので、何も言えません。
■親と免許返納の話が「できている」人は25.5%にとどまる、70.9%が「できていない」と回答
「Q5.あなたの親と免許返納の話ができていますか。」(n=110)と質問したところ、「できている」が25.5%、「できていない」が70.9%という回答となりました。

・できている:25.5%
・できていない:70.9%
・わからない/答えられない:3.6%
■免許返納について親と話し合ったきっかけ、「親の運転頻度の低下」や「親の免許更新のタイミング」が上位
Q5で「できている」と回答した方に、「Q6.免許返納について親と話し合ったきっかけは何でしたか。(複数回答)」(n=28)と質問したところ、「親の運転頻度の低下」が42.9%、「親の免許更新のタイミング」が35.7%という回答となりました。

・親の運転頻度の低下:42.9%
・親の免許更新のタイミング:35.7%
・親の身体能力の低下:32.1%
・交通事故のニュース:32.1%
・親の健康状態の悪化:25.0%
・家族や友人からのアドバイス:14.3%
・2024年以降に報道された高齢ドライバーの事故:14.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:3.6%
■「親の誕生日があったとき」や「テレビでやっていた」などのきっかけも
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、免許返納について親と話し合ったきっかけがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=27)と質問したところ、「親の誕生日があったとき」や「テレビでやっていたのをきっかけに話をしたと思います」など19の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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親の誕生日があったとき。
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池袋の事故。
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免許の講習を受けて来た時。満点だったと喜んでいたので、それでも気をつけるように言ったら聞いていました。
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テレビでやっていたのをきっかけに話をしたと思います。
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年齢が70になること。
■免許返納の話ができていない理由、「親の生活が不便になってしまうから」が50.0%で最多
Q5で「できていない」と回答した方に、「Q8.免許返納の話ができていない理由を教えてください。(複数回答)」(n=78)と質問したところ、「親の生活が不便になってしまうから」が50.0%、「周辺の交通手段が限られるため」が37.2%、「適切なタイミングがわからないから」が20.5%という回答となりました。

・親の生活が不便になってしまうから:50.0%
・周辺の交通手段が限られるため:37.2%
・適切なタイミングがわからないから:20.5%
・親が反対すると予想できるから:17.9%
・親の健康状態に懸念がないため:15.4%
・親を傷つけたくないから:6.4%
・他の家族や親戚が反対しているため:1.3%
・その他:2.6%
ー親と疎遠のため
ー親が拒否している
・特にない:14.1%
・わからない/答えられない:1.3%
■「遠くに住んでいるためなかなか話し合う機会がない」や「自立した生活を奪うことになりそう」などの理由も
Q8で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、免許返納の話ができていない理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=66)と質問したところ、「遠くに住んでいるためなかなか話し合う機会がない」や「自立した生活を奪うことになりそうな点」など35の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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生活維持のためには返納が現実的ではないと思われ、遠くに住んでいるためなかなか話し合う機会がない。
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嫁という立場のため、どのように話を進めれば良いかわかりません。
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今のところ運転スキルは大丈夫そうだから。
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話を聞かない。
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生活環境に影響を与えることが予想される。
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認知症でもないのに言い出せない。
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自立した生活を奪うことになりそうな点。
■免許返納後の移動手段、「公共交通機関(バス・電車など)」や「家族による送迎」を想定
「Q10.あなたは、親の免許返納に代わる移動手段として、どのようなものが適していると思いますか。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「公共交通機関(バス・電車など)」が40.0%、「家族による送迎」が36.4%、「コミュニティバス」が34.5%という回答となりました。

・公共交通機関(バス・電車など):40.0%
・家族による送迎:36.4%
・コミュニティバス:34.5%
・タクシー:31.8%
・自動運転車:18.2%
・デマンド型交通(予約制乗合タクシーなど):11.8%
・電動カート・電動自転車:10.9%
・いつでも解約可能なカーリース:10.0%
・ライドシェアサービス:6.4%
・その他:0.9%
・特にない:12.7%
・わからない/答えられない:10.0%
■親の運転を徐々に減らしていく方法として、約3割が「カーリースは良い選択肢」と評価
「Q11.親の運転を徐々に減らしていく方法として、カーリースについて、あなたの考えを教えてください。」(n=110)と質問したところ、「非常に良い選択肢だと思う」が5.5%、「やや良い選択肢だと思う」が22.7%という回答となりました。

・非常に良い選択肢だと思う:5.5%
・やや良い選択肢だと思う:22.7%
・どちらとも言えない:33.6%
・あまり良い選択肢だと思わない:15.5%
・全く良い選択肢だと思わない:14.5%
・わからない/答えられない:8.2%
■カーリースが良い選択肢だと思う理由、「1年後の環境変化に合わせて判断できる」「親の運転能力の変化に対応できる」など
Q11で「非常に良い選択肢だと思う」「やや良い選択肢だと思う」と回答した方に、「Q12.カーリースが良い選択肢だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=31)と質問したところ、「1年後の環境変化に合わせて判断できる」が54.8%、「親の運転能力の変化に対応できる」が41.9%、「急に免許返納するよりも段階的に移行できる」が35.5%という回答となりました。

・1年後の環境変化に合わせて判断できる:54.8%
・親の運転能力の変化に対応できる:41.9%
・急に免許返納するよりも段階的に移行できる:35.5%
・期間が限られているので親が受け入れやすい:32.3%
・急な出費がなくて済む:12.9%
・車の買い替えの負担がない:9.7%
・その他:3.2%
・わからない/答えられない:0.0%
■まとめ
今回は、70歳以上の地方在住(大都市圏(一都三県、大阪・愛知)を除く地域)で、車を運転する親を持つ方110名を対象に、【2025年版】免許返納における親子のコミュニケーションに関する実態調査を実施しました。
まず、親の免許返納状況については、約8割が「していない」ことが分かり、そのうち約7割が、「親は免許返納を検討していないと思う」と回答しました。また、親と免許返納の話が「できていない」人は70.9%にのぼり、その理由については、「親の生活が不便になってしまうから」が50.0%で最多となりました。さらに、親の運転を徐々に減らしていく方法として、約3割が「カーリースは良い選択肢だと思う」と評価しており、その理由として、「1年後の環境変化に合わせて判断できる」(54.8%)、「親の運転能力の変化に対応できる」(41.9%)、「急に免許返納するよりも段階的に移行できる」(35.5%)が上位に挙げられています。
今回の調査では、地方在住の高齢者にとって車は生活必需品である一方、安全面での懸念が高まっていることが浮き彫りになりました。このような中で、急な免許返納ではなく、段階的に移行できる中間的な解決策として、1年経過後にいつでも解約できるカーリースに関心が寄せられています。高齢者の移動の自由を確保しつつ、安全性も担保する新たなモビリティサービスの普及が、親子間のコミュニケーション促進の鍵となるでしょう。
本調査のダウンロードはこちら:https://joycal.co.jp/ac/documents/contact/?docid=19
◾️調査結果を受けて、株式会社ジョイカルジャパン 広報 橋本敏弘からのコメント

今回の調査結果は、地方在住の高齢者とその家族が直面する深刻なジレンマを浮き彫りにしています。地方の公共交通機関が十分に整備されていない現状では、車は単なる移動手段ではなく、生活の自由と尊厳を保つための必需品です。
一方で、安全面の懸念も無視できません。最新の安全装置を搭載した車両への乗り換えは、高齢ドライバーとその家族にとって現実的な対策となり得ます。調査で約3割の方がカーリースを良い選択肢と評価していることは注目に値します。
特に「1年後の環境変化に合わせて判断できる」点は重要です。今回は高齢者にフォーカスをしておりますが、人々の生活状況は年単位で変化するため、柔軟性のある選択肢が求められています。カーリースは、免許返納という選択ではなく、段階的に移行できる中間的解決策を提供します。
また、車両価格の高騰を考えると、シニア向けの目的別購入補助金なども検討すべき時期に来ています。私たちジョイカルでは、「NORIDOKI FREE」サービスを通じて、高齢者の状況に合わせた車選びと費用負担の軽減を支援し、この社会課題の解決に貢献していきたいと考えています。
■【最短1年で解約可能】ライフスタイルで気軽に乗り換えできる、自由解約型プラン「NORIDOKI FREE」

「NORIDOKI FREE」(ノリドキフリー)は、自由解約型のカーリースサービスです。1年経過後から途中解約が無料のため、シニアドライバーの方でも、健康状態などの変化をみながら、免許返納までの段階的な移行期間としてもご利用いただけます。車種・グレードも豊富にご用意。シニアの方の新たなクルマの関わり方として、皆様のカーライフをサポートさせていただきます。
詳しくはこちら:https://joycal.jp/noridoki/noridoki-free/
■株式会社ジョイカルジャパン会社概要

ジョイカルは2005年の創業以来、「カーライフをもっと楽しく便利に」をモットーに、クルマ社会の未来へ向け常に考え、新たなサービスを提供しています。クルマ社会を支えている日本全国各地の自動車整備工場との協業で事業を進めて参りました。「クルマの乗り方、変える。時代、変える、ジョイカル。」をスローガンとし、現代のDXに向けて自動車業界のDXをどう生き抜くか、ジョイカル流DXとは何か?を模索し続けながら日々成長し続けます。
商号 : 株式会社ジョイカルジャパン
代表者: 代表取締役社長 CEO 早川 由紀夫(はやかわ ゆきお)
所在地: 東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント 18F
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