北海道松前町及び松前さくら漁業協同組合との「洋上風力発電と漁業の協調に係る協定書」の締結について
東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田 正志、以下:「当社」)は、町の沖合が洋上風力発電の一定の準備段階にある海域として整理されている北海道松前町(松前町長:石山 英雄、以下「松前町」)と、松前さくら漁業協同組合(代表理事組合長:吉田 直樹、以下「組合」)との間で「洋上風力発電と漁業の協調に係る協定書(以下、「本協定書」)」を締結しましたのでお知らせいたします。当社は松前町で風力発電所を開発・運用しており、そのノウハウなどを元に、将来の漁業の在り方や漁業と洋上風力発電事業との関わり方の整理などをする松前町と組合と本協定書を結び、協力させて頂くことといたしました。
■本協定書締結の背景
当社と松前町は、2019 年 12 月に風力発電事業の推進を通して、風車が発電する電気の活用、松前町の地域経済の発展、活性化を連携して推進することを目的とする協定書を締結し、2022 年 3 月には松前町が抱える人口減少という課題に対応したまちづくり計画を連携して作成することを定めた協定書を締結しております。加えて、今回締結した協定書により松前町の将来発展に向けて、下記内容を連携して進めてまいります。
■ 本協定書の概要
当社は、松前町の重要な産業である漁業分野において、漁業の将来ビジョンを共同で作成し、その具体的な施策の一部を協力して実施してまいります。また、漁業の将来ビジョンは当社と松前町にて 作成中のまちづくり計画に 反映する予定です。
【連携事項】
①漁業の将来ビジョンの作成
当社 、松前町および組合の三者は、再エネ海域利用法 に基づく洋上風力発電の一定の準備段階に整理されている松前町沖が促進区域に指定される前に、将来の漁業の在り方や漁業と洋上風力発電事業との関わり方を整理するため、協力して漁業の将来ビジョンを作成し、漁業経営の継続への支援内容を明確にする予定です。
※海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律
②漁港内のナマコの増養殖
松前町および組合は ナマコの増養殖についての共同研究を行っています。松前町および組合は、ナマコの増養殖を 漁業の将来ビジョンに盛り込む具体的施策の一つとして考えており、当社は松前町および組合に協力してナマコの生育環境の整備を進めてまいります。 2021年 12月のイワシが大量死 した影響によりナマコなどが死滅した館浜漁港のほか町内の2漁港において、魚礁の設置や海藻の移植などを行う予定です。
③再生可能エネルギーを活用した共同事業
当社および組合は、漁業の将来ビジョンに盛り込む具体的施策を共同で実証事業として実施することを検討しています。実証事業では 再生可能エネルギーの活用も併せて検討しております。
■ 東急不動産の再生可能エネルギー事業 「 ReENE(リエネ)」 について
当社は「ReENE(リエネ)」という事業ブランドで、再生可能エネルギー事業を展開しています。
「Re-Creating the Value(未来に、新しい価値を)」と「 Edit Next Energy(次の時代を作るエネルギーを)」
という 2つの志を組み合わせ、 2018年に誕生しました。「脱炭素社会の実現」「地域との共生と相互発展」「日
本のエネルギー自給率の向上」の 3つの社会課題の解決を掲げ、 これまでに開発中事業を含め全国 82件(内訳:太陽光発電事業 70件、風力発電事業 10件、バイオマス発電事業 2件)、定格容量 1,329MWの事業に携わってきました( 2022年 6月末現在)。
今後も、再生可能エネルギーの成長とともに、再生可能エネルギーをベースとした地域社会へのソリューション提供を図ってまいります。
<参考>リエネ松前風力発電所
当社が松前町において開発を進めた風力発電所であり、2019 年4 月3 日に運転を開始しました。
特徴としては、北海道電力の「風力発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」を満たす風力発電所として、初めて運転を開始した風力発電所となり、蓄電池システムを利用することで、風による発電の出力変動を吸収し、安定した電力供給を可能としています。
また、シーメンス・ガメサ・リニューアブルエナジー社製の風車(定格出力3,400kW)12 基を採用し、一般家庭約30,000 世帯分※1の年間消費電力に相当する10,590 万kWh/年の発電量を想定しています。タワーの高さは94m、ブレードを含めた全高は148m となり、日本最大級※となります。
※1 1 世帯あたり3,530kWh/年で算出 ※2 開業当時
【名称】リエネ松前風力発電所
【場所】 北海道松前郡松前町
【発電容量】 40,800 ㎾(3,400kW×12 基)
【風車発電機】SIEMENS Gamesa RENEWABLE ENERGY 社製
(シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー社製)
【蓄電池容量】 18,000 ㎾(日本ガイシ株式会社製 NAS 電池)
【風車の概要】 タワー高さ 94m ブレード長 53m
■ 長期ビジョン「GROUP VISION 2030」で目指す、「環境経営」と「DX」の取り組み
東急不動産ホールディングスは、2021 年に長期ビジョンを発表しました。「WE ARE GREEN」をスローガ
ンに、誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来を実現し、価値を創造し続ける企業グループをめざします。
また、今年 5 月には「中期経営計画 2025」を策定しました。
東急不動産においては、国内事業会社最速※となる「RE100」の 2022 年達成に向けて取り組みます。
※RE100 2021AnnualDisclosurereport
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画2025」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan/
■本協定書締結の背景
当社と松前町は、2019 年 12 月に風力発電事業の推進を通して、風車が発電する電気の活用、松前町の地域経済の発展、活性化を連携して推進することを目的とする協定書を締結し、2022 年 3 月には松前町が抱える人口減少という課題に対応したまちづくり計画を連携して作成することを定めた協定書を締結しております。加えて、今回締結した協定書により松前町の将来発展に向けて、下記内容を連携して進めてまいります。
■ 本協定書の概要
当社は、松前町の重要な産業である漁業分野において、漁業の将来ビジョンを共同で作成し、その具体的な施策の一部を協力して実施してまいります。また、漁業の将来ビジョンは当社と松前町にて 作成中のまちづくり計画に 反映する予定です。
【連携事項】
①漁業の将来ビジョンの作成
当社 、松前町および組合の三者は、再エネ海域利用法 に基づく洋上風力発電の一定の準備段階に整理されている松前町沖が促進区域に指定される前に、将来の漁業の在り方や漁業と洋上風力発電事業との関わり方を整理するため、協力して漁業の将来ビジョンを作成し、漁業経営の継続への支援内容を明確にする予定です。
※海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律
②漁港内のナマコの増養殖
松前町および組合は ナマコの増養殖についての共同研究を行っています。松前町および組合は、ナマコの増養殖を 漁業の将来ビジョンに盛り込む具体的施策の一つとして考えており、当社は松前町および組合に協力してナマコの生育環境の整備を進めてまいります。 2021年 12月のイワシが大量死 した影響によりナマコなどが死滅した館浜漁港のほか町内の2漁港において、魚礁の設置や海藻の移植などを行う予定です。
③再生可能エネルギーを活用した共同事業
当社および組合は、漁業の将来ビジョンに盛り込む具体的施策を共同で実証事業として実施することを検討しています。実証事業では 再生可能エネルギーの活用も併せて検討しております。
■ 東急不動産の再生可能エネルギー事業 「 ReENE(リエネ)」 について
当社は「ReENE(リエネ)」という事業ブランドで、再生可能エネルギー事業を展開しています。
「Re-Creating the Value(未来に、新しい価値を)」と「 Edit Next Energy(次の時代を作るエネルギーを)」
という 2つの志を組み合わせ、 2018年に誕生しました。「脱炭素社会の実現」「地域との共生と相互発展」「日
本のエネルギー自給率の向上」の 3つの社会課題の解決を掲げ、 これまでに開発中事業を含め全国 82件(内訳:太陽光発電事業 70件、風力発電事業 10件、バイオマス発電事業 2件)、定格容量 1,329MWの事業に携わってきました( 2022年 6月末現在)。
今後も、再生可能エネルギーの成長とともに、再生可能エネルギーをベースとした地域社会へのソリューション提供を図ってまいります。
ReENEホームページ https://tokyu-reene.com/
<参考>リエネ松前風力発電所
当社が松前町において開発を進めた風力発電所であり、2019 年4 月3 日に運転を開始しました。
特徴としては、北海道電力の「風力発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」を満たす風力発電所として、初めて運転を開始した風力発電所となり、蓄電池システムを利用することで、風による発電の出力変動を吸収し、安定した電力供給を可能としています。
また、シーメンス・ガメサ・リニューアブルエナジー社製の風車(定格出力3,400kW)12 基を採用し、一般家庭約30,000 世帯分※1の年間消費電力に相当する10,590 万kWh/年の発電量を想定しています。タワーの高さは94m、ブレードを含めた全高は148m となり、日本最大級※となります。
※1 1 世帯あたり3,530kWh/年で算出 ※2 開業当時
【名称】リエネ松前風力発電所
【場所】 北海道松前郡松前町
【発電容量】 40,800 ㎾(3,400kW×12 基)
【風車発電機】SIEMENS Gamesa RENEWABLE ENERGY 社製
(シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー社製)
【蓄電池容量】 18,000 ㎾(日本ガイシ株式会社製 NAS 電池)
【風車の概要】 タワー高さ 94m ブレード長 53m
■ 長期ビジョン「GROUP VISION 2030」で目指す、「環境経営」と「DX」の取り組み
東急不動産ホールディングスは、2021 年に長期ビジョンを発表しました。「WE ARE GREEN」をスローガ
ンに、誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来を実現し、価値を創造し続ける企業グループをめざします。
また、今年 5 月には「中期経営計画 2025」を策定しました。
東急不動産においては、国内事業会社最速※となる「RE100」の 2022 年達成に向けて取り組みます。
※RE100 2021AnnualDisclosurereport
東急不動産ホールディングス「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画2025」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan/
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