【なら産地学官連携プラットフォーム】人文科学系人材の強みを引き出す!無料AI分析講座の受講者募集を開始
〜社会人向け、大学生・大学院生向けの2つの日程で開催〜
デジタルアーカイブの構築と利活用教育を手がける株式会社誠勝(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山本大視 以下誠勝)は2024年12月16日(月)より、社会人、大学生・大学院生のそれぞれを対象とした、人文科学系人材の強みを引き出すAI分析講座の受講者募集を開始しました。
本講座は11月7日(木)に「なら産地学官連携プラットフォーム」内に設置し、誠勝がリーダー企業となっているタスクフォースにて、自治体・高等教育機関の参画により、作成された教育プログラムとなっております。
参加者は、奈良ゆかりの企業家、住友生命創業者・岡本敏行氏をはじめ、歴史的起業家の自叙伝をAIを活用して分析、膨大なアーカイブの中からその人物的魅力を発見するグループワークを通じ、デジタルアーカイブ時代における人文科学系人材が持つ抽象的思考能力の活かし方を学んでいただけます。
▼講座開催にあたっての詳細はこちらをご覧ください
https://t-plan.sei-syou.com/research-development/task-force-nara-city-2024-12-16
■本講座の受講者募集開始の背景
2012年度より学芸員養成課程では「博物館情報・メディア論」、司書養成課程では「図書館情報技術論」が資格取得の必須科目となっており、これらの科目でデジタルアーカイブについて学ぶことが求められています。
これにより、司書・学芸員養成課程を含む人文科学系の専攻課程では、今後デジタルアーカイブに関する人材育成の重要性が高まることが予想されますが、こうした大学では、デジタルアーカイブについて教鞭を執れる教員が不足しており、文化庁第5期博物館部会では、民間企業等でのデジタルアーキビスト人材育成の必要性についても議論されています。
一方で奈良市内では、特に司書資格を取得できる教育機関は2校、学芸員資格を取得できる教育機関は4校存在し、平均で約72名の司書資格取得者と、約103名の学芸員取得者(いずれも2015〜2022年の平均)を毎年輩出する大学も存在し、人文科学系の専攻課程に強みを持つ大学が多い点が特徴です。
こうした背景から奈良市と立地協定を締結する誠勝は、これまで大学と共同した産学連携教育や奈良県主催のインターンシップ事業など、デジタルアーカイブの制作・利活用を通じたキャリア教育活動を実施しております。
「なら産地学官連携プラットフォーム」内の本タスクフォースにおいては、人文科学系人材が持つ抽象的な思考能力・アウトプット能力に焦点を当て、その強みをAI分析によって引き出す教育プログラムを実施し、ミスマッチのない雇用創出の実現を目指しており、本講座の募集開始に至りました。
参考:文化庁「文化審議会第5期博物館部会(第3回)議事録スライド29」 / 奈良市役所「デジタル化時代の新たな職域 文化継承のプロフェッショナル「デジタルアーキビスト」に注目!」 / 奈良大学「教育職員免許状・学芸員資格・司書資格 取得実績」
■本講座の概要
本講座は下記の通り、2通りの対象・日程にて開催いたします。
【①社会人向け】
(講座名)
意外と知らない!「奈良ゆかりの企業家」を発信するクリエイティブ講座 〜AI活用で住友生命創業者「岡本敏行氏」の魅力に迫る〜
(講座概要)
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「岡本敏行自叙伝」の概要解説〜住友生命創業者・岡本敏行氏を知る〜
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参加者自身が「岡本敏行」の2つの魅力に迫る〜共起ネットワーク分析〜
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参加者自身が「岡本敏行」の5つの魅力をラベリングする〜「人+クラスター分析」〜
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「岡本敏行」の魅力を発信するオモシロ企画を作ろう!
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3分間で、オモシロ企画をプレゼンテーションしよう!
(対象)
主に人文科学系の学部・研究科を卒業・修了し、抽象的思考能力をAIで強化する考え方を身につけたい若手・中堅ビジネスパーソン
(費用)
無料
(持ち物)
特に必要ありません。
(定員)
6名
(募集期間)
12月16日(月)0時00分〜1月26日(日)23時59分
(開催日程・場所)
日時:2月1日(土)13時00分〜17時00分
場所:株式会社誠勝 奈良支店(奈良県奈良市三条町475−1 松田ビル3階)
▼詳細は下記をご覧ください。
https://www.wantedly.com/projects/1915342
【②大学生・大学院生向け】
(講座名)
人文科学の抽象化能力を、AIで活かして就職に勝つ! 「御社の理念に共感」の説得力を鍛える講座
(講座概要)
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【AIによるインプット】複数の企業家自叙伝をAIで分析するノウハウを身につける
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【AIによるインプット】AIで読み込んだ「複数の企業家自叙伝」から、関心フレーズ・内容を発見
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【参加者よるアウトプット】参加者自身が「企業家」の3つの魅力をラベリングし、まとめる
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【参加者よるアウトプット】「企業家」の3つの魅力の「認知度を広げるための施策」を立案す
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【参加者よるアウトプット】「企業家」の3つの魅力の「認知度を広げる」企画をまとめる
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【参加者よるアウトプット】「企業家」の3つの魅力の「認知度を広げる」企画をプレゼンテーション
(対象)
主に人文科学系の学部・研究科に在籍し、抽象的思考能力をAIで強化する考え方を学び、キャリア形成に活かしたい大学生・大学院生
(費用)
無料
(持ち物)
ノートパソコン
(定員)
4名
(募集期間)
12月16日(月)0時00分〜2月9日(日)23時59分
(開催日程・場所)
日時:2月13日(木)〜14日(金)ともに10時00分〜16時00分(途中、休憩60分間)
場所:株式会社誠勝 奈良支店(奈良県奈良市三条町475−1 松田ビル3階)
▼詳細は下記をご覧ください。
https://www.wantedly.com/projects/1915477
■「デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)より奨励賞を受賞しました
誠勝は、本講座の参加者募集に先立ち、当社のデジタルアーカイブ分野での取り組みが評価され、12月11日(水)に『デジタルアーカイブ推進コンソーシアム(DAPCON)』主催の『2024 デジタルアーカイブ産業賞』にて、『奨励賞』を受賞しました。
受賞テーマと理由は以下の通りです。このたび募集する講座においても、デジタル化された貴重な史資料を利活用し、キャリア形成に繋がる企画力やアウトプット力を向上させる場を提供する予定です。
【受賞テーマ】
【受賞理由】
史資料の電子化・資料整理・必要な機材選定支援のみならず、デジタル化された史資料を自治体・教育機関・地域関係機関と連携したキャリア教育へ利活用するなど、デジタルアーカイブを起点とした長期持続的な価値創造を目指している。確固として実績に基づいた企業による取り組みである点を評価したい。
■「なら産地学官連携プラットフォーム」におけるタスクフォースとは
「なら産地学官連携プラットフォーム」は、奈良県内の産業界、地域住民、高等教育機関、地方公共団体が連携して、新たな価値を創出する取り組みです。地域課題の解決や産業競争力の強化を図り、奈良の魅力度を高めることを目指しています。
またこのような地域課題の解決や新産業創出に向けたプロジェクト等の推進を図るため、必要に応じて会員企業がリーダーとなる「タスクフォース」が設置され、本プラットフォームにおける「具体的な取り組みの場」となります。
詳細については、「なら産地学官連携プラットフォーム」のHPをご覧ください。
https://www.nara-ni.ac.jp/nara_colleges/platform/task/task.html
■株式会社誠勝について
誠勝は「”文化を継承するアメーバ”を創る。」をミッションに掲げ、デジタルアーキビストやAI・機械学習、地域産業連関分析などの専門知識を有したメンバーも在籍している「デジタルアーカイブ構築と利活用」のスペシャリスト集団です。2012年の設立以来、累計5,000社以上の企業や団体にご愛顧いただいており、”IT×デジタルアーカイブ”で人々の生活を豊かにするために活動しています。
会社概要
社名 :株式会社誠勝
本社 :東京都新宿区余丁町7−1 発明学会ビル2階
奈良支店 :奈良県奈良市三条町475−1 松田ビル3階
設立 :2012年10月12日
代表者 :代表取締役 山本大視
事業内容:まちづくり人材育成事業、デジタルアーカイブ構築事業
会社HP :https://sei-syou.co.jp/
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