スパイスファクトリー、フィリピン共和国に現地法人を設立

従来のオフショア開発=品質課題・低賃金を脱却、貧困や雇用における現地の社会課題も支援

デジタルトランスフォーメーションを⽀援するスパイスファクトリー株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:高木 広之介)は、2023年2月13日にフィリピン共和国に現地法人「Spice Factory Philippines inc.」を設立いたしました。従来のオフショア開発(海外への業務委託開発)=品質課題・低賃金に代わり、能力に合わせた適正な賃金で、優秀かつ技術力のある人材を採用することで、高品質な開発を実現します。これにより、当社のサービス開発において、高品質かつ効率的に提供できる体制を構築し、サービスのグローバル展開を進めていきます。
  • 海外現地法人設立の背景と目的

 近年、インドや中国、東南アジアなどの技術者のレベルは大きく上がっています。そのため、優秀な人材が集まりやすく、当社の開発体制強化や開発案件規模の拡大に適した環境が整っているので設立しました。
 また、グローバル展開を加速させるための拠点として、現地法人である「Spice Factory Philippines inc.」を活用し、グローバル企業とのコミュニケーションを円滑にして顧客のニーズを捉えることで、迅速かつ高品質なサービスの提供を目指す目的があります。

  • 海外現地法人概要


(1)商号

Spice Factory Philippines inc.

(2)所在地

フィリピン共和国

(3)事業内容

Computer programming and consultancy and related activities

(4)設立年月日

2023年2月13日

(5)公式Webサイト

https://spice-factory.ph/


  • フィリピン共和国での社会貢献活動「奨学金事業プログラム」における、社会課題の背景と支援内容


・社会課題の背景
 フィリピン統計機構の発表によると、2021年時点のフィリピンの貧困率は23.7%です。通常、人口約1億1,100万人のうち2,614万人の貧困層の人々は、最低限の生活も保障されていない状態のなか暮らしています。フィリピンで1カ月生活するためには、1人あたり約5,800円かかります。その中でも、収入が基本的な食料ニーズさえ満たすのに十分ではない人々は約 1,094 万人です。(※1)(※2)(※3)
 さらに地域別での貧困の格差は広がっており、フィリピンの貧困率改善には教育や保健分野への投資が必要とされ、国を挙げての人材育成の環境整備が重要だとされています。(※4)
 
 ・スパイスファクトリーが実施する「奨学金事業プログラム」の支援内容
 貧困の課題に対して本質的かつ中長期的な視点で支援すべく、拠点地域における社会貢献活動として、子どもの貧困支援を目的に就学・生活サポートをおこなっています。支援人数の決定については、現地社員5名の雇用に対して、1人ずつ支援をします。具体的な取り組み内容は、経済的に困難な家庭の子どもを対象に、大学入学から卒業までの就学・生活にかかる費用の支援をしています。2023年4月現在、1名の支援をしており、加えて2名の支援予定が決まっています。
 
 参考資料:
 ※1 フィリピン統計機構 (https://psa.gov.ph/poverty-press-releases/nid/167972)
 ※2 フィリピン2021人口 populationpyramid.ne (https://www.populationpyramid.net/ja/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3/2021/)
 ※3  2023年4月6日時点のレート換算 1ペソ=2.4円
 ※4 JETRO:ビジネス短信 貧困率は20.8%、20年間で半減と世界銀行が調査レポート(https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/10/b666d1148220465d.html)

  • 代表者コメント

スパイスファクトリー株式会社 海外事業責任者
 西川 徳仁(Norihito Nishikawa)

 
 「スパイスファクトリーらしい海外進出」から始まったフィリピン進出ですが、我々はいかに現地へ貢献し、従来のオフショア開発における品質低下問題を解決していくのかが私の目下の課題でした。
 
 そこで、社会貢献活動の面では、奨学金事業プログラムの展開による貧困層出身の学生の就学・生活サポートをしながら、事業面では現地エンジニアによる開発チームを構築し開発品質改善の取り組みをおこなってまいりました。様々な失敗を繰り返しながらも半年経った時には着実にチームメンバーの成長が見られる状態となり、今後の他国への事業展開や新たな開発サービスの展開への大きな足がかりとなる一歩が踏み出せたと考えております。
 
 今後も、さらなるサービスの品質向上と当社のオフショア開発をご活用いただけるクライアント企業の皆様に安心と満足を提供する盤石な体制づくりを「Spice Factory Philippines inc.」で進めていきたいと思います。

  • スパイスファクトリーの今後の展開

 当社は今後も、グローバル市場における競争力を高めるために、積極的な海外進出を進めてまいります。「Spice Factory Philippines inc.」と連携し、高品質なオフショア開発やサービスのグローバル展開に注力し、顧客満足度を更に高めることを目指します。
 
 また、フィリピン共和国への現地法人設立により、社会課題を解決するDXエージェンシーとして地域社会に貢献することも重要な課題として位置づけ、現地採用や社会貢献活動を積極的に推進してまいります。

  • スパイスファクトリーについて 

 スパイスファクトリーは世界がより良い方向に向かうよう、変化を加速させる “触媒”(スパイス)としての役割を全うすることをミッションとしたDXエージェンシーです。最新テクノロジー、UIUX、アート、マーケティングなどの技術・メソッドを用いて、モノゴトを素早く、美しく、本質的に再定義し、クライアント企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。 

 公式Webサイト:https://spice-factory.co.jp
 Twitter:https://twitter.com/spicefactory310
 Facebook:https://www.facebook.com/spicefactoryinc/
 
 以下の記事も合わせてご覧ください。
 スパイスファクトリー株式会社 公式note|初の海外拠点設立。オフショア開発拠点立ち上げでスパイスが挑戦すること。
 https://note.com/spice_factory/n/n3b3a204e2a06
 
 スパイスファクトリー株式会社 公式MAGAZINE|ALLSPICE|オフショア開発とは?簡単にわかるメリットや最新の市場動向
 https://spice-factory.co.jp/development/what-is-offshoring-development/
 
  

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会社概要

URL
https://spice-factory.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区台場2丁目3−1 トレードピアお台場20F南
電話番号
03-6667-0387
代表者名
高木 広之介
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2016年03月