坂ノ途中、「サブスク大賞2025」中央経済社賞を受賞

株式会社坂ノ途中

株式会社坂ノ途中(本社:京都市南区、代表取締役:小野 邦彦)は、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会(東京都渋谷区、代表理事:佐川隼人)が主催する「日本サブスクリプションビジネス大賞2025(略称:サブスク大賞2025)」において、当社サービス「坂ノ途中 お野菜セット(以下、お野菜セット)」が中央経済社賞を受賞したことをお知らせいたします。

サブスク大賞2025は、「お得」「悩み解決」「便利」「新規性」「成長性」「安全性」の6つの評価軸にもとづき、国内のサブスクリプションサービスを対象に厳正な審査を行い、最も優れたサービスを選出するアワードです。

日本サブスクリプションビジネス振興会および外部有識者による慎重な審査の結果、7社がノミネートされ、12月3日(水)に開催された授賞式にて、当社のお野菜セットが中央経済社賞を受賞いたしました。

 評価コメント

今年は、お米をはじめ農業への関心が高まった一年だったと思います。坂ノ途中様は、長年にわたりサステナブルな商品開発に取り組んでこられました。

また、中央経済社が発行する月刊誌『企業会計』12月号において、投資家からも注目を集めているとの紹介がありました。以上の2点を評価し、中央経済社賞とさせていただきました。

 受賞コメント

~株式会社坂ノ途中 執行役員 坂本洋二~

株式会社坂ノ途中 執行役員 坂本洋二

日本サブスクリプションビジネス大賞「中央経済社賞」受賞のお知らせをいただき、とても嬉しい気持ちと共に驚いています。我々は、多くの提携農家さんが環境負荷の小さな農法で育てた季節の野菜をセットにしてお届けしていますが、野菜の魅力や品質の基準は多様で、お届けする野菜も季節により変わるなど不明確な側面もあり、その魅力や価値は分かりやすいものでは無いと思っています。そのような我々のサービスを深く理解して魅力や意義を見出し、このような賞を授与していただきましたことに深く感謝申し上げます。

我々は、おいしい野菜を通じて季節の変化や自然の多様さなどを楽しみながら持続可能な食生活を広めることを目指しています。選択肢の多さなど便利さの追求も大切ですが、食べるものの選択をいくらか自然に委ねて、各産地の風土や季節に合わせて栽培された作物を食べることが、日々の献立を考えることや食事のレパートリーなどの悩みを和らげ、新たな味わいとの出会いなどへと楽しみを広げ、結果的に持続可能な食生活に繋がると考えています。日々忙しくされている方も多いと思いますが、そんな時でも料理や食事の時間を楽しく豊かなものにする一助となれれば幸いです。

この賞を励みに、これからもより良いサービスにできるよう努めたいと思います。ありがとうございました。

 「坂ノ途中 お野菜セット」について

坂ノ途中 旬のお野菜セット(Mサイズ)

<商品概要>

環境負荷の小さな農法で育てられた野菜を"おまかせ"で、お届けする定期宅配サービス。年間500種類以上の野菜のなかから、バランスよく詰め合わせてお届けします。定番の野菜をはじめ、地域の伝統野菜や西洋野菜などちょっと珍しい野菜が届くことも。その時季だけの出会いやおいしさをお届けします。

<お客さまの声>

  • おまかせなので、普段自分が購入しない野菜を食べるきっかけになり、その野菜が好きになることも。野菜料理のレパートリーが増えました。

  • 旬の野菜が届くことで季節の移り変わりを感じられるようになりました。草木や花などの植物にも関心を持つようになり、毎日の散歩などで季節の変化を敏感に感じるようになりました。

  • もう〇〇の時季だね、次は〇〇だね、同じ野菜でも(生産者や季節によって)味わいが違うねなど、家族の会話が増えたと思います。

  • お野菜自体が美味しいのでシンプルな味付けの料理が増え、日々のお料理が楽でヘルシーになっています。

  • 買い物時間と献立を考える時間の短縮ができ、野菜の摂取量が増えました。

※お客さまからいただいたコメントは、読みやすさのために一部表現を整えて掲載しています

 お野菜セット誕生の背景

農業は、気候変動へ及ぼす影響が大きく、たとえば農業・食料システムの温室効果ガス排出量は、世界全体の排出量のおよそ26 %を占めていると報告されています*1。そのほか、水資源の過剰な使用、土壌劣化、生物多様性の損失、栄養素の流出による水質汚染など、さまざまな側面があります。

坂ノ途中は、農業と暮らしの持続化を目指して、環境負荷の小さな農業の普及に取り組んでいます。私たちが提携している生産者のうち、約8割は新規就農者です。就農希望者の中には、有機農業など、化学合成農薬や化学肥料に頼らない、環境への負荷が小さい農業を志している方が少なくありません。しかし、新規就農者は小規模かつ少ない初期投資で農業を始めることが多く、収穫量が少なく不安定になりやすいことから、既存の流通に乗せることが難しいのが現状です。そのため、販路構築が大きな課題となっています。

そこで坂ノ途中は、季節の野菜をおまかせでお届けするサービスにすることで、少量かつ不安定な生産でも流通できる仕組みを構築しました。この仕組みが、環境負荷の小さな農業を志す新規就農者の販路拡大につながっています。

*1 (参考文献)Hannah Ritchie, Pablo Rosado, and Max Roser .(2022) .「Environmental Impacts of Food Production」 Published online at OurWorldinData.org. Retrieved from: 'https://ourworldindata.org/environmental-impacts-of-food'

 株式会社坂ノ途中

環境負荷の小さい農業を実践する生産者の増加を目指し、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を行っています。全国約400軒の生産者と提携し、うち約8割が新規就農者です。「坂ノ途中の研究室」では、自治体や大学、企業と連携してリサーチや事業開発なども実施。農業分野を代表するソーシャルベンチャーとして事業成長を続けています。

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会社概要

株式会社坂ノ途中

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URL
https://www.on-the-slope.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
京都府京都市南区上鳥羽高畠町56
電話番号
075-200-9773
代表者名
小野邦彦
上場
未上場
資本金
-
設立
2009年07月