ジェクトワン、新潟県三条市と「地域活性化起業人に関する協定」を締結
市内の空き家利活用の促進に向けて、空き家活用事業「アキサポ」の知見を活かし、「特命空き家仕事人」として空き家対策に従事
不動産の売買・賃貸・仲介および空き家活用事業を展開する株式会社ジェクトワン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大河幹男 以下、ジェクトワン)は、新潟県三条市と本日4月12日(火)に「三条市地域活性化起業人に関する協定」(以下、本協定)を締結したことをお知らせいたします。
左)三条市 市長 滝沢 亮 氏 中)ジェクトワン 熊谷 浩太 右)ジェクトワン 代表取締役 大河 幹男
■本協定について
本協定は、三条市における既存空き家の減少と将来的な空き家発生の抑止のため、ジェクトワンから三条市へ空き家対策人材を派遣することを目的に締結します。
この協定は、総務省が支援する地域活性化起業人制度を活用したものであり、外部人材を登用することによって、三条市内の空き家利活用の促進を目指すものです。
ジェクトワンは、2016年より首都圏を中心に空き家活用事業「アキサポ」(https://www.akisapo.jp/)を展開し、空き家所有者の皆様が抱える課題に対して、その地域に合わせた空き家の有効活用法を解決策として提案してまいりました。「アキサポ」サービスを通じた空き家活用実績は、日本全国でおよそ50件(2022年3月時点)にのぼります。このたび、当社社員を派遣することで、これまでの空き家活用事業で培った知見や実績を活かし、三条市内の空き家利活用の促進に貢献できればという思いから、本協定の締結にいたりました。
本協定による人材の派遣期間は、2022年5月1日から2023年3月31日までで、当社社員1名が「特命空き家仕事人」として、三条市内の空き家の流通、活用促進、適正管理および発生予防に係る意識啓発などの総合的な対策を推進します。
■「特命空き家仕事人」の主な業務内容
(1) 空き家等の流通及び活用の促進に関する取り組み
ア 利活用可能な空き家情報の顕在化による空き家バンク登録促進
イ 空き家の所有者と購入・賃貸希望者とのマッチング支援
(2) 空き家等の発生予防や適正管理に関する取り組み
ア 空家連携協定締結団体と連携した空き家所有者等に対する相談事業
イ 空き家解体に向けた所有者等へのアプローチ
■市長および当社代表のコメント
<三条市 市長 滝沢 亮 氏>
増加が予想される市内の空き家への対応として、空き家の利活用から解体までを一貫で行える体制を構築するため、株式会社ジェクトワン様と「地域活性化起業人に関する協定」を締結します。
株式会社ジェクトワン様は、空き家をリノベーションして活用する「アキサポ」事業を実施され、空き家対策の専門知識と実績をお持ちであり、この度の協定により、国の地域活性化起業人制度を活用して三条市に人材を派遣いただきます。
派遣されてくる方は、「特命空き家仕事人」として5月から市役所環境課に勤務し、空き家バンクを通じた空き家所有者と賃貸希望者とのマッチングや、リノベーションによる空き家の利活用促進に加え、空き家の解体に向けた所有者への啓発などにも取り組んでいただきます。
<株式会社ジェクトワン 代表取締役 大河幹男>
昨今、日本の空き家率は年々増加傾向にあり、それは三条市内も当社が事務所を構える東京都内も状況は同じです。当社は2015年の「空家等対策の推進に関する特別措置法」施行を契機に空き家活用事業を立ち上げ、日本の社会問題として空き家問題解消に取り組んできました。
この度の三条市との協定は、「アキサポ」事業の理念である「空き家を放置させない、社会問題解決への貢献」に通じるものがあり、当社社員が三条市で空き家を活用へ導くことで当社のマインドを広め、全国の空き家問題解消の大きな礎になると考えています。また、地域活性化起業人制度を利用することで、単発的な取り組みではなく三条市の皆様と共に、空き家問題の解決につながる取り組みを継続的に行っていく所存です。
今回の人材派遣によって、当社の空き家事業ノウハウを活かし、地域に寄り添った最適な仕組みが構築されることを願っています。
■会社概要
社名:株式会社ジェクトワン
所在地:東京都渋谷区渋谷一丁目7番7号 住友不動産青山通ビル13F
設立:2009年1月28日
代表取締役:大河 幹男
資本金:1億円(2022年3月時点)
社員数:60名(2022年4月現在)
事業内容:総合不動産開発事業(住宅、ビル、商業、ホテル)、リノベーション事業、街なか再生事業、
不動産コンサルティング事業、空き家活用事業(アキサポ:http://www.akisapo.jp/)
ホームページ:https://jectone.jp/
《ご参考》
【空き家活用事業「アキサポ」の概要】
株式会社ジェクトワンが首都圏を中心に展開する空き家活用サービスです。当社が創業時より大切にしている物件の多様化(不動産それぞれの土地や周辺のニーズに合わせた活用方法)を最大限に活かした事業を目指し、2016年にスタートしました。
空き家を「アキサポ」が借り受け、「アキサポ」全額費用負担でリノベーション工事を行い、一定期間転借するサービスです。地域にマッチした空き家活用をご提案することで、街の資源である空き家の再生を通じて地域コミュニティの活性化に貢献しております。
アキサポ公式HP:https://www.akisapo.jp/
■空き家所有者にとっての最大のメリット
・建物がバリューアップして戻ってくる
リノベーションを行い空き家の価値向上を高めます。 ※物件により諸条件等が異なります。
・リノベーション費用は「アキサポ」が全額負担
リノベーション設計や施工、工事管理もすべて「アキサポ」にお任せできます。
■サービスフロー
また、「アキサポ」は全国の空き家問題を解決するべく、当社の空き家活用事業「アキサポ」にご賛同いただいた全国各地の不動産会社や工務店などの空き家活用事業者とライセンス契約を結び、現在11府県14社(※2022年4月初旬時点)とアキサポネットを形成し提携しております。「アキサポ」の事業スキームと、アキサポネットメンバーが持つ地域性を活かした専門的な知識を掛け合わせることで、空き家活用の多様性を高め、より地域に合った空き家活用のご提案が充実することを期待しております。
アキサポネット公式HP:https://www.akisapo.jp/akisaponet/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像