【臨床試験結果報告】HOT TAB温浴による体温・体重・睡眠変化に関するクロスオーバー試験
この度、多くの美容家やトップアスリートに支持されている”純正重炭酸入浴剤”の開発・販売を手掛ける株式会社ホットタブ(本社:東京都新宿区、代表取締役:小星重治)は、「中性重炭酸イオン入浴」による睡眠への影響と効果について臨床試験を行いましたので、その結果を発表致します。
研究結果が示す中性重炭酸イオン入浴剤の爆睡体験を再現する
【前提】
鶴見大学の斎藤一郎先生の研究グループにより、2021年にScientific Reportsで、中性重炭酸イオン入浴の血流亢進のメカニズムが報告されました。
中性重炭酸イオン入浴では、体温上昇が早く出浴後の保温効果に優れることが経験的に知られていましたが、それが重炭酸イオンによる作用であることが、培養細胞(HUVEC:臍帯静脈内皮細胞)を用いたin vitro研究、及びマウスを用いたin vivo研究で明らかになったのです。さらに研究では、冷えに悩む男女53名(30~59才)で、ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験を行い、それぞれ2週間の温浴後、対照群では変化がなかったのに対し、中性重炭酸イオン浴群では試験開始前に比べて起床時の体温、及び入浴後1時間の体温が有意に高く、冷えや不眠が改善したことが報告されました。4週間後では対照群も体温上昇を示しましたが、中性重炭酸イオン浴群の方が対照群より体温上昇が明らかに早いことが報告されています。
重曹とクエン酸が水中で反応して生じる二酸化炭素のガスは、中性pHでは中和され重炭酸イオンとして存在し、その重炭酸イオンが経皮的に血管内へ吸収され、血管内皮型一酸化窒素合成酵素(eNOS)による一酸化窒素(NO)分泌を促進して末梢の血管を拡張し、血流亢進作用をもたらすため、深部体温を上げる作用に優れると推測されています。
スタンフォード大学の西野精治先生の研究でも、入眠のためには深部体温の十分な下げ幅が必要であることがわかっていますが、体が冷えていて就寝時の下げ幅が十分得られない人が多いのが現代です。就寝前、いかに深部体温を上げ、いかに下げ幅を大きくするか、Scientific Reportsの論文にはそのヒントが見えます。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000048027.html
クロスオーバー試験結果
上述の中性重炭酸イオン浴の睡眠への作用を家庭で再現頂くことを目的として、医学博士末武信宏先生監修の元、無作為に募集した女性20名(17~53才)を対象に以下の試験を実施し、主に以下に記する3点の結果を確認することができた。
▼BMI・体重共に3週目より減少傾向を示し、4週目には有意に低下
▼起床時及び就寝時の体温とも上昇傾向を示した
▼睡眠スコア(ピッツバーグ睡眠質問票による)が有意に改善した
また、順天堂大学医学部の小林弘幸教授が公開している研究結果(*)によると、夕方に軽い運動をし体温を上げることで就寝時の深部体温を下げることができ深い睡眠につくことができると発表しています。これは、スタンフォードの体温睡眠スイッチの効果と同様のものを示しております。
(*)参考:小林弘幸著「あなただけの眠り方を見つけませんか?」
【試験概要】
試験方法:オープンラベルクロスオーバー試験
被験者:女性20名(17歳~53歳) 健常女性被験者をランダムにA群、B群の2群に振り分け。
試験デザイン:4週間のHottab温浴及びHottab非使用温浴(Control温浴)を実施した後、1週間のウォッシュアウト期間を設け、その後温浴の種類を交代して4週間継続
Hottabは約180Lの家庭浴槽に3錠を溶かし、Hottab温浴、Control温浴ともに湯温41℃以下で20分の全身浴を行った。
末武 信宏 医学博士 コメント
重炭酸泉温浴による様々な効果はこれまで指摘されてきたが、ダイエットに関する報告はほとんど見当たらない。
今回、任意に選んだ20名(17歳~53歳)の被験者を対象にクロスオーバー試験を実施して、「体重変化/体温変化/睡眠の質の改善」に関する効果の検討を実施した。
できる限り被験者の従来の日常生活への変化を抑え、測定時の条件、温浴の時間、体重、体温測定時の時刻も統一して記録を行った。
4週間のHOT TAB温浴の継続により、有意な体重減少と自覚的には顕著な睡眠の質の改善を認めた。
この理由として考察されることはHottab温浴に使用した中性重炭酸入浴剤は、経皮的に吸収された重炭酸イオンが、血管内皮細胞の一酸化窒素合成酵素(eNOS)によるNO分泌を促進して血流亢進作用をもたらすことが報告されており、深部体温を上げる作用に優れるため、代謝亢進によることが推測される。
また、Hottab温浴による就寝前の末梢血管拡張による副交感神経活性化が得られ、睡眠の質が改善されたと推察されるが、入眠直後に分泌される成長ホルモンは、新陳代謝や細胞修復に関わるだけでなく、脂肪燃焼にも関わり、これも体重減少に役立ったものと考えられる。
一般に、睡眠時間が長くなると食欲増進ホルモン(グレリン)が減少し、食欲減退ホルモン(レプチン)が増加する傾向が報告されており、体温上昇による代謝の向上と逢いまったダイエット効果とも考えられる。
中性重炭酸入浴剤を使った毎日の入浴で、睡眠の質を改善し、代謝を上げることが示唆された。統計学的に有意な差が得られなかったfitbitによる睡眠の質の他覚的評価方法や、被験者各人の体温測定手技については、検討の余地がある。
【末武信宏プロフィール】
医学博士 末武信宏/www.n-suetake.com
さかえクリニック 院長
順天堂大学医学部 病院管理学 非常勤講師
社団法人 先端医科学ウエルネスアカデミー副代表理事
第88回日本美容外科学会会長
日本美容外科学会認定専門医
フェムテックアカデミー講師
国際抗老化再生医療学会認定 指導医・顧問
トップアスリート株式会社 代表取締役
ヒューマンテクノ株式会社 代表取締役
サイエンスアーティスト
重炭酸入浴剤【HOT TAB】
■商品概要
《薬用 HOT TAB WELLNESS》
9錠990円 / 45錠3,960円 / 90錠6,930円
《薬用 HOT TAB RECOVERY》
9錠990円 / 30錠2,970円 / 90錠7,260円
《HOT TAB SHOWER》
9錠990円 / 30錠2,970円 / 90錠7,260円
WEBサイト:https://tansan-kenko.com/
【会社概要】
社名:株式会社ホットタブ
本社:東京都新宿区西新宿6-12-1 パークウエスト7F
代表:代表取締役 小星 重治(コボシシゲハル)
設立:2021年1月
WEBサイト: https://hottab.co.jp
事業内容:重炭酸⼊浴剤の販売
社名:株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット
本社:東京都八王子市東町1-10 グランデハイツ八王子3F
代表:代表取締役 小星 重治(コボシシゲハル)
設立:2011年12月
ECサイト: https://tansan-kenko.com/
事業内容:重炭酸入浴剤の製造・販売/健康事業/通販事業/OEM事業/飲料水事業/海外事業
関連会社:株式会社長湯ホットタブ/一般社団法人重炭酸温浴NO療法普及協会
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