P&G 夏休み特別イベント「みんなでサステナブルな未来を考えるオンライン特別授業」
お笑いコンビ・ティモンディが子どもたちと一緒に“持続可能な未来”や“多様性”を楽しく学ぶ「難しそうだけど…みんなでやればできる!」
P&Gは、これまで長期的に取り組んできた「環境サステナビリティ」や「平等な機会とインクルーシブな世界の実現」「社会貢献活動」というコーポレート・シチズンシップ活動を集約したグローバルキャンペーン「Lead with Love」を展開しております。その一環として実施した本イベントでは、人気お笑いコンビ・ティモンディの前田裕太さんと高岸宏行さんがゲスト生徒として出席。全国各地からオンラインで参加した11名の小学生と一緒に、P&Gジャパン執行役員 広報渉外本部 シニア ディレクターの住友が講師をつとめる授業でのクイズやディスカッション、P&Gによる取り組みやオリンピック、パラリンピックを通じた活動の紹介を通して、「環境サステナビリティ」や、人々の多様な考え方や個性の違いを認め合い、受け入れる「E&I(イクオリティ&インクルージョン)」について学び、自分たちでできることについて考えました。
※P&Gはオリンピックのワールドワイドパートナーであり、東京2020パラリンピックゴールドパートナーです。
授業開始前は、「明るい未来をつくりたいと思っているけど知識が足りない」「分からないことだらけだから、今日はみんなで学びたい」と意気込みを語っていたティモンディの前田さんと高岸さんですが、子どもたちと一緒に楽しみながら授業を受けた後には、前田さんは「いろいろな再発見があり、みんなと楽しく学べるいい機会でした」と充実した表情で話し、高岸さんは「現状を知ることで地球への感謝の気持ち、ありがたみが強くなりました」と力強く語りながら、子どもたちと一緒に「知れば、できる!やれば、できる!」と声を合わせました。
- イベントの様子
1限目の授業は「環境サステナビリティ」について。やや難しいテーマということもあり、オンラインで参加している子どもたちとティモンディのふたりは不安を隠せない様子でしたが、講師の住友が「サステナビリティとは『ずっと続けていける』、つまり『持続可能性』という意味で、『環境サステナビリティ』は自然環境を壊さず、資源を使いすぎず、皆さんが大人になった時も、その先の未来の人たちも、自然と一緒に暮らし続けていけるということ。
自分のことだけを考えるのではなく、限りある資源を大切にして暮らしていくことが必要なんです」と分かりやすい言葉で説明すると、前田さんは「ボクらの生活に自然は大切なものだから、それを考えようということですね!」と理解し、高岸さんも「大好きな地球を守るための取り組みなんですね。これは大事な授業だ!」とコメント。
授業はクイズを中心に進み、節水やプラスチックごみ削減について自分でもできる活動や、世界に比べ日本の取り組みが遅れていることを学んだ高岸さんは、「ショックでしたが、知ることで行動も変わり、みんなで(プラスチックごみ排出量の世界ランキングの)順位を下げることもできます。やれば、できる!」とカメラを通じて呼びかけました。
環境サステナビリティに関する取り組みの一環として、P&Gが事業協力者として消費者から使用済みプラスチック容器を店頭や学校で回収し、それらを東京2020オリンピック・パラリンピックの表彰台の材料として利用した「使い捨てプラスチックを再生利用した表彰台プロジェクト~みんなの表彰台プロジェクト~」(主催:東京2020組織委員会)が紹介されると、意外な事実を知った生徒たちはビックリ。
表彰台に触れた前田さんは「これがゴミから?容器は軽いからもろいのかと思ったけど…」と丈夫な構造に驚きの表情を見せ、高岸さんも「ゴミと言われるものでも、ちゃんと集めて再生すれば、こうして素敵な姿になるということですね」と感心していました。
さらに、P&Gの取り組みとして、大会スタッフ用のフェイスシールドも使用済みプラスチックから作られていることを知ると、高岸さんは実物のフェイスシールドを装着しながら「こんなものもつくれちゃうんだ。
軽くて着け心地もやわらかい」と驚いていました。会場には、JAPONISMや多様性を表現するカラー、グラフィックが採用されている東京2020大会の「日本代表選手団オフィシャルスポーツウェア※」
軽くて着け心地もやわらかい」と驚いていました。(※株式会社アシックスが公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)と公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)とともに制作)の実物も展示されており、こちらの一部が「みんなが使わなくなった、思い出がいっぱい詰まったスポーツウェアを回収し、再利用することで作られたもの」と紹介されると、高岸さんは「これもリサイクルですか!? 衝撃的ですね。
1回使ったものでも、こんなに美しく作り直せるんですね」とコメントしました。
使用済みプラスチックをより多く集める方法を話し合うワークショップでは、オンライン参加している小学生から「もっといろいろな所にプラスチック容器用のゴミ箱を設置する」「お店にプラスチック容器を持って行くとポイントがもらえるようにする」など多くのアイデアが出されました。
前田さんは「プラスチックをお金と交換して集め、集まったプラスチックを風力発電の風車に再利用することで、二酸化炭素削減に役立てる」と現実的な方法を提案しましたが、高岸さんは「1日、プラスチックになってみる」と個性的なアイデアを書き込み「プラスチックの気持ちを知れば、このまま捨てられるのではなく、リサイクルされてキレイな姿になりたいと思うはず」と熱弁しました。
講師の住友は「皆さんのアイデアにでてきた、お店で集めて、ポイントに変えられるようにするということは実はすでにP&Gでも行っており、もっと皆さんに知ってもらえたらいいなと思います。(高岸さんのアイデアの)プラスチックの気持ちになるということも、思いやりをもって地球のことを考えてみるという意味では大切ですね」と述べました。
また、環境サステナビリティを重要なミッションとして位置づけているP&Gの取り組みの一部として、製品に配合される水分量が液体洗剤に比べて少なく、まとめ洗いに適していることから洗濯回数を減らし節水できる衣料用洗剤「アリエール」「ボールド」の“ジェルボール”や、日本で初めて再生プラスチックを利用した「ジレット」の使い捨てカミソリ、そしてヘッドを交換することで繰り返し使用でき、プラスチックゴミ減少に貢献する手磨き歯ブラシ「オーラルB ClicFIT(クリックフィット)」など、環境に配慮した製品の紹介も行われました。
●2時間目授業「イクオリティ&インクルージョン」
平等な機会とインクルーシブな世界の実現(イクオリティ&インクルージョン=E&I)について学ぶ2限目の授業では、東京2020オリンピック・パラリンピックに様々な国から多様な選手が参加していることなど、現在の日本で身近な話題を例に挙げ、性別や言語、考え方の違いや個性を認め合うことの大切さを学びました。
小学生にとっては理解することが難しいと思われるテーマでしたが、同級生にも野球やサッカーをすることが好きな人がいて、それを応援することが好きな人、またスポーツ以外にも絵を描くことや工作が得意な人もいるなど分かりやすい例を挙げながら多様性について説明し、「一人ひとりが違うから、集まると違うアイデアが出てきて楽しい。これがお互いを認め合うこと。お互いの違いを知って相手の違いを認め、自分の違いを認めてもらうことが大事なんです」
と解説すると、生徒たちもイクオリティ&インクルージョンの概念を理解できたようで、高岸さんは「お客さんがいて審判がいて、グランド整備の方がいて、監督、コーチ、そして選手がいて野球ができる。各々の個性で一つの野球を作り上げているんですね」と自身の野球経験を例に、多様性を受け入れる大切さについて語りました。
さらに、東京2020パラリンピックでの活躍が期待される、車いすテニス日本代表・国枝慎吾選手が映像で登場し、「お互いの違いを認めて理解し、思いやる。ひとりの人間として何ができるか考えてほしい」というメッセージが紹介されると、教室は大きく盛り上がりました。前田さんは「『自分を分かってもらいたい』という気持ちを、みんなが持っている。それぞれの違いを知りたいという気持ちをもつこと、相手に興味を持つことが大切」とコメント。高岸さんは国枝選手のメッセージからひらいめいた考えを「宣言」として書き出し、さらに小学生の意見も採り入れ、「ひとつになって地球を包み込む『みんなで、やさしさ肉まんになろう!』」と発表し教室を盛り上げました。講師の住友は「相手の立場や気持ちを理解し支援する人を英語で“アライ”と呼びますが、今日お話しした皆さんもアライになれると思います」とコメントしました。
●授業全体のまとめ 「知れば、できる!やれば、できる!」
特別授業を受け、環境サステナビリティや、平等な機会とインクルーシブな世界の実現(イクオリティ&インクルージョン=E&I)について学んだ前田さんは、「(子どもたちよりも)長く生きているので、いろいろな知識を持っているつもりでしたが、再発見があり、みんなと楽しく学べるいい機会でした」と感想を述べ、高岸さんも「現状を知ることで地球への感謝の気持ち、ありがたみが強くなり、なによりも子どもたちのアイデアに心を動かされました。世代を超えて手を取り合って、地球を守ろうという気持ちになりました」と決意を語りました。そして「知れば、できる!やれば、できる!」の合言葉と共に、参加者全員でガッツポーズを決めました。
- イベント概要
実施日時 2021年8月16日(月)13:30~14:30
登壇者(講師) 住友聡子(P&G ジャパン 執行役員 広報渉外本部 シニア ディレクター)
ゲスト(生徒) ティモンディ(前田裕太さん、高岸宏行さん)
出席者(生徒) 全国の小学生11名(4~6年生)
プログラム
・オープニング
・1時間目授業「環境サステナビリティ」
・2時間目授業「平等な機会とインクルーシブな世界の実現(イクオリティ&インクルージョン=E&I)」
・授業全体のまとめ/エンディング/フォトセッション
- P&Gと環境サステナビリティについて
資源を大切に使い、環境への負荷を最小限にする重点課題として、2018年には長期ビジョン「Ambition 2030」を策定し、「製品ブランド」「サプライチェーン」「社会」「社員」の分野での取り組みを進めています。
- 「平等な機会とインクルーシブな世界の実現(Equality & Inclusion =E&I)」について
また、より多様な社員が、等しく機会を与えられ、自分らしさを大切にしながら活躍できる組織を目指し、ジェンダー平等、LGBTQ+の社員、障がいのある社員に向けての取り組みも強化しています。自社のみならず、社外に向けた啓発活動にも注力しており、2016年には、社外啓発組織「P&Gダイバーシティ&インクルージョン啓発プロジェクト」を発足し、従来は門外不出だった独自開発の管理職向け「インクルージョン研修プログラム」の無償提供を軸に、他企業へのレクチャーなどと併せ、これまで400社以上へノウハウを提供してきました。さらに、今年5月末からは、LGBTQ+への理解者・支援者である「アライ」の輪を広げるために、独自の「アライ育成研修」を開発し、企業・団体への提供を開始しました。
- P&Gコーポレート・シチズンシップ活動「世界を変える力、未来を育てる力
P&Gグループは、全世界において、コーポレート・シチズンシップ活動を事業の中に組み込み、業績目標の達成を目指しながら、社会と環境への貢献活動も展開してきました。
SDGsへの貢献に取り組む東京2020大会を契機に、P&Gジャパンは、「世界を変える力、未来を育てる力(A Force for Good, A Force for Growth)」のテーマの下、特に「環境サステナビリティ」と「平等でインクルーシブな世界の実現(Equality & Inclusion =E&I)」の2つのエリアにおいて、これまで以上に活動を強化していきます。
- P&G グローバルキャンペーン「Lead with Love」について】
<キャンペーンWebサイト> https://olympics.pg.com/tokyo-2020/ja/pg
- P&Gとオリンピック・パラリンピックについて
- P&Gについて
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