AIでソフトウェアテストを次の段階へ「Autify AI Labs 」始動

Autify

AIを活用して開発生産性の向上を実現するテスト自動化ツール「Autify」を提供するオーティファイ株式会社(本社:米国サンフランシスコ、代表取締役CEO:近澤良、以下オーティファイ)は、オーティファイが開発した独自のAI機能が、ソフトウェア開発やテストをどのように改革するのか発信する「Autify AI Lab」をローンチしました。

Autify AI Labsでは、ChatGPTや、オーティファイが開発した機械学習によるWebやモバイルアプリケーション画面の要素認識技術「MLUI」を活用したAI機能の最新情報および、デモ動画を公開する他、AI機能の開発に携わる開発チームのブログ記事もお読みいただけます。


また、オーティファイがどのような思いでAI機能の開発に取り組んできたのかや、AIの活用で実現したい次世代のソフトウェア開発へのビジョンもお伝えし、テスト自動化ツールAutifyを活用することで具体的にソフトウェア検証作業がどのように効率化されるのかを体系的にご覧いただくことが可能です。


Autify AI Labsのページはこちら:https://autify.com/ja/ai-labs




AIによって製品開発とリリースフローはどう変化するのか?


顧客に選ばれる製品を開発し、より素早く顧客の声を製品に反映できるようビジネスのアジリティを高める為には、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進し、アジャイル開発や高速リリースが可能な組織体制が必要です。

Autifyはリリース頻度の向上に伴い負担が増加する、ソフトウェアの品質担保(ソフトウェアテスト)を、AIの活用によってノーコードで自動化できるようにし、メンテナンスにおいてもAIが自動で行うことで作業工数と時間の削減を実現しました。


Autify AI Labsとは


Autify AI Labsは、AutifyがAIを活用して実現する次世代のソフトウェアテストのあり方や、AI機能がどのようにテストを効率化するかに関して、より詳細な情報をご覧いただけるウェブサイトです。


オーティファイはサービス提供開始時より、AIによるUI要素の認識技術に注力しており、シナリオを自動的に修復するSelf Healingや、スクリーンショットの差分を検出するVisual Regression機能の提供をしてきました。更に、チェックボックスなどの特殊なUIをAIで認識させたり、モバイルアプリのUIを認識させる機械学習モデルの開発に力を入れ、顧客のテスト自動化を支えてきました。


今後もAI技術の開発を進め、テストケースのデザインから、テスト作成、実行、そしてテストシナリオのメンテナンスに至るまで、全ての過程においてAIを活用した機能を随時リリースしていき、ソフトウェア開発プロセス全体の最適化を実現していきます。

テストにおけるAIの活用についてテストにおけるAIの活用について


Autify AIの特徴


手動テストなら簡単なのに、自動化しようとすると途端に難しくなる・・。テスト自動化にはそのような困難が多く存在します。

オーティファイはAIを活用することで、人が手動テストを行うように自動化を簡単に実現したいと考え、人の目のようにUI要素を認識する「Autify Vision」と、コンピューターがテストに関わる様々なアイディアを提案する「Autify Generate」という二つのテーマで開発を進めています。

Autify独自のAI機能Autify独自のAI機能

Autify Visionは、従来のテスト自動化では困難であった画面UI構造の認識をAIによって実現しました。スクリーンショットの画像やソースコード等の情報を独自の機械学習モデルを使って処理することで、UI要素の認識を行なっています。


Autify Generateは、生成AIを活用し、まるで人間が新しいアイディアを思いつくようにこれまでの知見を元に新しいアイディアを提案します。2023年9月、オーティファイは、テスト内の各テストステップをAIが提案することで、テストシナリオの作成を支援する特許出願機能「Step Suggestions」を発表しました。


Autify Visionの基盤技術「MLUI」とは


MLUIは、オーティファイが独自に開発した特許申請中の機械学習によるWebやモバイルアプリケーション画面の要素認識技術です。


モバイルアプリケーションはソースコードの取得が難しいケースが多く、これまで「ノーコード」でのてテスト自動化は非常に困難でした。 Autifyは、独自のAIを活用した基礎技術であるMLUIを使用し、画像情報からUI構造を認識することに成功。テストの作成やメンテナンスに活用することで、モバイルアプリケーションのテストを自動化することに成功しました。


つい人間の目では見逃してしまいがちな、前回のテスト結果との差分 を自動で認識する「Visual Regression」機能や、UIの変更を自動で検知しテストシナリオのメンテナンスを行う「Self Healing」などに使用しています。

Self Healingの例Self Healingの例



ChatGPTを活用したStep Suggestionsについて


Step Suggestionsは、AIがテスト対象アプリケーションのページ内で、どの要素をどのようにテストするべきか3つの提案を行う機能です。ユーザはこれらの提案に従って、要素のクリック、テキスト入力、アサーションの追加を行うことで、価値の高いテストシナリオを作成できます。

人間と会話するように、ソフトウェアテストを自然に作成できればという発想から生まれた「Autify Generate」の第一弾であるStep Suggeestionsは、「開発したソフトウェアにどのようなテストを行うべきか分からない」というQAの大きな問題に取り組むために生まれました。

ユーザーがStep Suggestionsを利用してテストシナリオを作成する中で、AIは更にテストに重要な要素の情報を学び、より適切な提案を行うように成長します。


Step Suggestionsの例Step Suggestionsの例



オーティファイは、これからも継続的にAIの研究および活用を進め、ソフトウェアテストの自動化をより効率的にし、人が人にしか出来ないクリエイティブな仕事に打ち込める環境を実現します。


オーティファイ株式会社について
本 社: 米国カリフォルニア州 サンフランシスコ
設 立: 2016年9月2日

事業内容:AIを用いたソフトウェアテスト自動化ツール「Autify」の開発・販売


オーティファイは「技術の力で世界中の人々の創造性を高める」をミッションに掲げ、世界中の開発者がAutifyを使用して開発を始めることで、テストフェーズを無くし、ユーザーのニーズがより早く実現する世界を目指します。


テスト自動化ツール「Autify」はリリースサイクルの高速化と品質管理の両立を解決するソリューションです。国内外でエンジニアとしてキャリアを積んだCEO近澤の「多様化するユーザーのニーズに即座に対応するために、開発に集中できる環境を作りたい」という想いから生まれました。AIを活用したノーコードソリューションで、コーディングの知識が無くてもテストを自動化できます。また、AIがテストのメンテナンスも自動で行います。


オーティファイは、AIの積極的活用でソフトウェア開発に関わる全ての方に高いQuality(品質)とAgility(開発速度)を実現できる環境を提供し、全ての顧客の競争力を高めます。

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会社概要

オーティファイ株式会社

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URL
https://autify.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区東日本橋2丁目22-1 クロスシー東日本橋ビル6階
電話番号
-
代表者名
近澤良
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年02月