世界最大級のストックフォトサイト「iStock」中小企業がエコ意識の高い消費者を惹きつけるために使える5つの実践的なビジュアル戦略を公表
消費者意識調査「VisualGPS」で明らかに

市場の分析データに基づいた、質の高い1億8000万点以上のコンテンツを中小企業や小規模事業者に提供する世界最大級のストックフォトサイト「iStock」(以下、iStock)は、iStockのビジュアル調査「VisualGPS」の最新の調査結果を公表しました。それによると、気候変動への意識はかつてないほど高まっており、それが消費者行動に直接的な影響を与えていることがわかりました。
iStockの調査プラットフォーム VisualGPS の調査結果によると、日本人の83%が「日常生活の中で気候変動の影響を感じている」と回答していることが分かりました。環境への意識の高まりが、人々の暮らし方に大きな影響を与えていることが分かりました。実際に、日本の68%の消費者が「地球に悪影響を与えないよう意識的に行動している」と答え、日本の消費者の38%は「自らのカーボンフットプリント削減に積極的に取り組んでいる」と述べています。こうした姿勢は生活スタイルだけでなく購買行動にも及び、日本の消費者の43%が「自分の価値観と一致する企業にお金を使いたい」と答えました。
企業がサステナビリティに深く投資している場合も、これから取り組みを始めようとしている場合も、「何をしているか」と同じくらい「何を見せているか」が重要です。iStockの調査によると、日本の消費者の48%が「エコフレンドリーと表示された製品を信用していない」と回答。つまり、正しいビジュアル表現がなければ、本物の取り組みであっても見過ごされてしまう可能性があるのです。

■iStock EMEA クリエイティブ部門 シニアディレクター ジャクリーン・バーク氏コメント
「エコ意識の高い消費者は、サステナビリティについて語るだけでなく、それを意識して買い物をしています。今回の調査では、世界の86%の人々が“企業には社会や環境を改善するためにリソースを使ってほしい”と考えていることが分かりました。人々が企業に行動を期待する今、ビジュアルストーリーテリングは中小企業が顧客とリアルかつ即時につながるための最も強力なツールのひとつです。努力の見せ方次第で、購入されるか、それともスルーされるかが決まるのです。」
そこで iStockの専門家は、サステナビリティの取り組み度合いを問わず、エコ意識の高い消費者とつながるために役立つ 5つの実践的なビジュアル戦略を公表しました。
1. クリシェではなくリアルな写真を使う
葉っぱや海の抽象的な写真だけでは、もはや消費者の心に響きません。リサイクル素材、リフィルオプション、廃棄削減の取り組みなど、実際の活動を映し出すリアルで誠実なビジュアルを使いましょう。
2. 完璧ではなく“リアルな瞬間”を見せる
人々が見たいのは「結果」ではなく「努力の過程」です。プロセスや素材、パッケージングなどの舞台裏を撮った写真やショート動画をシェアしましょう。作り込まれた「グリーン訴求」よりも、ありのままの取り組みの方が強い共感を呼びます。
3. わかりやすく、具体的に伝える
抽象的で漠然とした表現は避けましょう。実際、VisualGPSでは世界の消費者の86%(日本:82%)が[1] 「ESGが何を意味するのかよくわからない」と答えています。そのため、「生分解性の包装に切り替えた」「プラスチック使用を削減した」など、具体的な変化をシンプルに伝えることが重要です。商品画像や動画を使って、変化の違いをビジュアルで見せましょう。
4. 中心に“人”を置く
顧客、従業員、地域社会などをビジュアルに取り入れましょう。人々の生活の中で、あなたのビジネスがどう持続可能なライフスタイルに寄り添っているかを表現します。また「サステナブルな暮らしは高い」という認識が最大の障壁となっているため、利便性やコスト面での価値を強調したり、製品やサービスがもたらすポジティブな効果を明確に見せることが大切です。
5. 「言う」だけでなく「見せる」
単発のプロダクトローンチや社内イニシアチブ、グリーンをテーマにした一度きりのキャンペーンでは信頼は築けません。逆に「やっているふり」と見なされることも。今日のエコ志向の消費者は「一貫性」を求めています。バズワードやスローガンに頼るのではなく、日常的に持続可能性を実践している姿をビジュアルで見せることが重要です。省エネオペレーションや循環型パッケージングなど、日々の選択が環境や社会への本気のコミットメントを示すのです。
価値観が購買行動を左右する今の市場において、ビジュアルは信頼を築くか壊すかを左右する力を持っています。中小企業にとって、日々の小さな努力を「明確かつ誠実に見せる」ことが、エコ意識の高い消費者を惹きつけるカギになるのです。iStockが提供するプレミアムかつ独占的で手頃な価格の画像・動画について詳しくは、https://www.istockphoto.com/ をご覧ください。
【調査概要】
ゲッティイメージズのVisualGPSレポートは、比類ないビジュアルおよびクリエイティブインテリジェンスを提供します。その基盤となっているのは厳密な方法論であり、60名以上のビジュアルコンテンツおよび広告の専門家によるビジュアルインサイト、ゲッティイメージズおよびiStockにおける独自の検索・ダウンロードトレンド(年間27億件以上の検索)、そして文化的インサイトや継続的なグローバル消費者調査(250以上のトピックを対象)から得られる消費者の視点を組み合わせたものです。世界有数の調査会社であるMarketCastとのパートナーシップのもと、このリサーチプラットフォームは過去6年間、一貫して消費者ニーズの変化を追跡してきました。
調査期間:2022年7月から2024年7月
対象者:18歳以上の成人
サンプルサイズ:5,300名から7,000名
調査対象国:オーストラリア、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スペイン、シンガポール、英国、米国など25か国
▼iStockとは
豊富な経験と専門知識を持つゲッティイメージズが運営しているストックフォトサービズ。中小企業や小規模事業者に対 し、消費者の心に響くビジュアルコンテンツを提供しています。1 億 8000 万点以上のコンテンツを持つ iStock は、世 界中の 40 万 3 千人以上のクリエイター(専属、非専属含む)と呼ばれる契約フォトグラファーやビジュアルクリエイターの ネットワークを持ち、専属クリエイターには、「VisualGPS」に裏付けられた市場のニーズやトレンドにもとに、ゲッティイメージズクリエイティブチームの豊富な経験と知識を活用し撮影指導を行うことで、プレミアムでロイヤリティフリーの写真、映像、 イラストを常に提供できるようにしています。
iStock by Getty Images 日本語公式サイト:https://www.istockphoto.com/jp
iStock Signature Collection(プラス)-iStock とゲッティイメージズでしか手に入らない、クリエイティブで厳選された写真、映像、イラストをベースにしたプレミアムコレクションです。iStockだけで2,800 万点以上の素材があり、独占的なストックコンテンツを提供している世界最大のコレクションです。
プラスの素材 例:https://www.istockphoto.com/jp/collaboration/boards/gNTpLpUfDky8JANcNcasDA
▼ゲッティイメージズとは
ゲッティイメージズは、世界有数のビジュアルコンテンツクリエイターおよびマーケットプレイスとして、世界中のあらゆるニーズ に応じた幅広いコンテンツソリューションを提供しています。ゲッティイメージズ、iStock、Unsplash のブランド、ウェブサイト、API は、世界最高のフォトグラファーとビデオグラファーによる力強いビジュアルコンテンツを検索、購入、共有するための第一拠点として、世界各国のお客様に利用されています。約57万人のクリエイターと340 以上のコンテンツパートナーと共にパワフルでインクルーシブなコンテンツを配信。毎年16万件以上のニュース、スポーツ、エンターテイメントイベントをカバーし、類を見ないほどの豊富な報道を提供しています。また、ゲッティイメージズは世界最大かつ最高レベルの⺠間所有アーカイブ写真を保持しており、写真創世記にさかのぼる画像の数は数百万枚にわたります。 ゲッティイメージズは、最⾼品質クリエイティブライブラリーとカスタムコンテンツソリューションを通じて、お客様の創造性を⾼め、エンドツーエンドのクリエイティブプロセス全体を⽀援、あらゆるニーズに適したビジュアルを提供します。ゲッティイメージズとiStockの顧客は、許可されたコンテンツと無制限の補償、永続的かつ世界的な使用権に基づいてトレーニングされた生成AI 技術とツールの採用・配給により、テキストから画像を生成しアイデアを練り、商用的に安全で魅力的なビジ ュアルを作成することができます。
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