文京学院大学経営学部教授 島田昌和 編著 きものとデザインの流行、技術革新の歴史をひも解く一冊『きものとデザイン つくり手・売り手の150年』 ~2020年5月刊行予定~
文京学院大学(学長:櫻井隆)は、学校法人文京学園理事長で文京学院大学経営学部教授 島田昌和が編著し、今日に至るまでのきものとデザインの流行と、技術革新の歴史をひも解く『きものとデザイン つくり手・売り手の150年』を、2020年5月に刊行することをお知らせします。
- 本書の概要
きもの業界は今日に至るまで、時代ごとに素材やデザイン、流通でイノベーションを起こし、消費を活性化してきました。本著では、10人の研究者が、きもの業界における、江戸時代から明治、大正、昭和にいたるその歴史をひも解き、イノベーションの源泉を探ります。
「素材やデザイン、流通で何が起きたのか?」や「どのように消費に結びつけたのか?」など、デザインが消費に果たしてきた重要な役割を詳らかにする一冊となっています。
【書籍】
書名 :『きものとデザイン つくり手・売り手の150年』
編著 :島田昌和(学校法人文京学園理事長/文京学院大学経営学部教授)
発行 :ミネルヴァ書房
定価 :3,000円(税別)
刊行日 :2020年5月予定
仕様 : A5版
ページ数:236ページ +口絵8頁
ISBN :978-4-623-08874-4
販売店 :全国の書店ならびにネットショップ
- 目次
はしがき(島田昌和・鷲田祐一)
序 章 なぜ着物のデザインか ―― 目的・基礎知識・構成(島田昌和)
第Ⅰ部 つくり手とデザイン
第 1 章 染色デザインの近代化 ―― 京都における友禅図案募集をめぐって(加茂瑞穂)
第 2 章 縞木綿の脱ストライプとデザイン戦略 (田村 均)
第 3 章 桐生における図案業界の成立 ―― 徒弟的紋工から職業的図案家へ(川越仁恵)
第 4 章 ウール織物のデザイン ―― 日本におけるウール織物の展開と和洋の融合(杉山里枝)
第 5 章 機械捺染とデザインに見る越境性(鈴木桂子)
第Ⅱ部 売り手とデザイン
第 6 章 消費市場の発達と技術・価格・デザイン(鷲田祐一)
第 7 章 着物の流行と百貨店の役割(藤岡里圭・二宮麻里)
第 8 章 戦後~現代のものづくりと市場創造に流通事業者が果たした役割(吉田満梨)
あとがきにかえて ―― 着物市場のイノベーションの歴史とデザイン(鷲田祐一)
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