「第13 回プラチナ大賞」で持続可能な農業モデルに取り組む千葉エコ・エネルギーおよびつなぐファームが大賞・個別テーマ賞を受賞
〜今回新設の「大賞・個別テーマ賞*」受賞、第1号。テーマは「人口減少との共存」〜
千葉大学発のベンチャー企業である千葉エコ・エネルギー株式会社(本社:千葉県千葉市、代表取締役:馬上丈司)およびスマート農業や営農型太陽光発電など持続可能な農業を実践する農業法人株式会社つなぐファーム(本社:千葉県千葉市、代表取締役:蘒𠩤領)は、少子化による人口減少、高齢化、エネルギー問題など地域課題を解決する先進的な活動をたたえる「第13回プラチナ大賞」に応募し、令和7年11月5日(水)に行われた最終審査発表会において大賞・個別テーマ賞を受賞しました。
「第13回プラチナ大賞」最終審査結果及び各賞の受賞取組みについて
https://platinum-network.jp/2025/11/05/18/36/

*大賞・個別テーマ賞
第13 回プラチナ大賞より新設。応募取り組みの中で、「プラチナ社会」のモデルの体現、実現(可能性含む)という観点において、大変優れていると審査された取り組みであること。開催回ごとに設定された個別テーマの趣旨に合致した取り組みであること。今回のテーマは「人口減少との共存」。
発表テーマおよび概要
テーマ:ウェルビーイングを育む大木戸モデル:ユニバーサル農業と地域資源循環で築く、持続可能なまちづくりを目指して
千葉エコ・エネルギーとつなぐファームは、千葉市緑区大木戸地域で、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)を核とした「ウェルビーイングを育む大木戸モデル」の構築に取り組んでいます。日本農業の「海外への依存」から脱却し、持続可能な農業と誰もが自己実現できる社会を目指します。
取り組みの柱は3つです。
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エネルギーと農業の自給: 農業と発電を両立させ、発電電力で農業機械を動かす「電化農業」の実証により、脱炭素とエネルギー自給率向上を図ります。
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ユニバーサル農業: スマート農業やAI技術を活用し、年齢や障がいの有無に関わらず誰もが活躍できる環境を整備。若者の就農や「農福連携」も促進します。
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循環型農業: 地域の未利用資源(例:ビールの麦芽かす)を肥料に活用し、化学肥料への依存を低減。土壌環境を改善し、耕作放棄地の再生にも貢献します。
これらの活動を通じて、地域が自立した新しい農業モデルの実現を目指しています。

詳細および「第13回プラチナ大賞」応募団体の取り組み全50件の事例集は以下のプラチナ構想ネットワークのHPをご参照ください。
https://platinum-network.jp/2025/10/10/13/05/
受賞にあたってのコメント
このたび、第13回プラチナ大賞において大賞・個別テーマ賞(「人口減少との共存」)という栄誉を賜り、心より御礼申し上げます。
千葉市緑区・大木戸で始めた私たちの取組は、農とエネルギー、福祉と仕事、地域資源の循環を結び直すことを目指します。
さらに再現性あるモデルへと磨き上げ、地域から全国へ発信してまいります。
これまでご支援・ご協力くださった皆さまに深く感謝し、誰もが自己実現できる持続可能な地域モデルの実現に一層努めてまいります。ありがとうございました。
千葉エコ・エネルギー株式会社専務取締役
株式会社つなぐファーム代表取締役
蘒𠩤領
プラチナ大賞とは
「プラチナ大賞」は、イノベーションによる新産業の創出やアイデアあふれる方策などにより社会や地域の課題を解決し、「プラチナ社会」の姿を体現している、または体現しようとしている全国の自治体や企業などの取り組みを賞という形で称えるものです。 また、これらを「プラチナ社会」のモデルとして広く社会に発信することを通じて、「プラチナ社会」の実現に向けたビジョンや具体的なアクションの理解・浸透を図ることも目的とし、2013年から毎年1回開催しています。(一般社団法人プラチナ構想ネットワークHPより引用)

千葉エコ・エネルギー株式会社
千葉エコ・エネルギー株式会社は、千葉大学発の環境・エネルギー系企業です。弊社の営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に関する取り組みは、農林水産省の優良事例としても取り上げられ紹介されており、G20などの国際会議でも発信されております。海外からの視察受け入れだけでなく、シンポジウム・国際的な学術フォーラムへの登壇なども行っており、世界的に信頼される営農型太陽光発電のスペシャリストとしての地位を確立しています。
会社名:千葉エコ・エネルギー株式会社
代表者:代表取締役 馬上 丈司
所在地:〒263-0022 千葉県千葉市稲毛区弥生町2-15 西千葉浪花ビル3F
設立:2012年10月
URL:https://www.chiba-eco.co.jp/

株式会社つなぐファーム
千葉大学発ベンチャー企業「千葉エコ・エネルギー株式会社」からスピンオフする形で創業。千葉市を中心に活動し農業生産を通じて、現代社会やこれからの社会における農村地域の在り方を試行錯誤しています。メンバーは子育て世代が中心であり、自分たちの子供たちに安定して食糧やエネルギーを供給する仕組みを実現し、次の世代に“農地・ひと・地域をつなぐ”ことが目的です。
会社名:株式会社つなぐファーム
代表者:代表取締役 蘒𠩤 領
所在地:〒263-0022 千葉県千葉市稲毛区弥生町2-15 西千葉浪花ビル3F
設立:2018年2月
URL:https://www.tsunagufarm.com/
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