「落とし物」に新たな価値を。廃棄コストを削減して収益を生む――北大阪急行・東急プラザ・渋谷スクランブルスクエアなどが続々導入!メルカリで再販するリユースサービス「findリユース」が正式ローンチ

株式会社find

「落とし物クラウドfind」を提供する株式会社find(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:高島 彬、以下「find」)は、鉄道会社や百貨店などの商業施設で発生する“満期遺失物”を再販可能なリユース品として活用する新サービス「findリユース」をローンチしたことをお知らせします。これにより「落とし物が必ず見つかる世界」の実現を目指しつつ、循環と廃棄コスト削減を両立します。

◆「捨てずに活かす、ちょっといい未来へ」廃棄されていた“落とし物”が、新たな価値を持って循環

拾得から3ヶ月経過しても持ち主が現れなかった「満期遺失物」は、警察から拾得施設に所有権が移ったのち、廃棄されるケースが一般的です。
たとえば、ある百貨店の店舗では毎月約600件もの落とし物が破棄対象となり、対応にかかる人件費や廃棄費用も施設負担となっていました。

こうした背景のもと、「findリユース」は施設にとって“もったいない”を“新しい価値”に転換するサービスとして誕生しました。

特設サイト:https://service.finds.co.jp/find-reuse

◆サービスの仕組み:企業や施設に負担なく、忘れ物を次の価値へつなげる仕組み

「findリユース」は、企業や施設に負担をかけず、廃棄予定の落とし物を新たな価値へとつなげる仕組みです。提携先から無償または有償で落とし物を引き取り、個人の特定ができず状態の良いものを厳選・検品したうえで、「メルカリShops」のfind公式ショップ「find shop」への出品を中心に、適切な販売プラットフォームで販売します。販売収益は、手数料を除いて拾得施設に還元されます。

◆事業モデル:収益化とコスト削減を両立する、選べる2つの導入プラン

「findリユース」では、提携先のニーズに応じて、収益化と廃棄コスト削減を実現する2つのプランをご用意しています。

  • シェアモデル:収益を分け合うプラン
    企業は満期遺失物を無償で提供。findが提携販売業者を通じて商品を販売し、得られた粗利の20%を企業に還元します。コストをかけずに、収益化が可能です。

  • 買取モデル:その場で収益化するプラン
    企業は満期遺失物をfindに有償で提供。販売収益はfindが取得しますが、企業は即時に換金でき、安定した収益確保が可能です。

◆導入効果

再販実績例としては、スニーカー(5,000円)、アクセサリー(3,000円)、充電器(2,500円)など、多様なアイテムが取引されており、これまでに400点以上を出品しています。

ある百貨店では、月10万円かかっていた廃棄費用が、findリユース導入により2万円の収益へと転換され、実質12万円のインパクトを生んでいます。

なお、メルカリの研究組織「R4D」による算出の結果、今回の販売によって生まれたCO2削減貢献量は、1272.8kgに達しました。これは、家庭用エアコン1台をおおよそ3,500時間使用するのに相当する削減貢献量であり、「findリユース」の導入が環境にもやさしい効果があることがわかります。

株式会社find コメント:株式会社find 取締役COO 和田 龍
私たちfindは、落とし物という業務負担を「価値ある循環資源」へ転換する仕組みをつくってきました。findリユースの導入により、企業様は廃棄コストを削減しながら収益を得ることができ、SDGsへの貢献やサステナビリティ経営の一助にもなります。日常の選択が社会を変えると信じ、私たちは「落とし物が必ず見つかる世界」だけでなく、「落とし物が捨てられない世界」も実現します。


導入企業コメント:北大阪急行電鉄株式会社 ご担当者様
当社では、これまで月に約1,300件の落とし物が発生し、そのうち約7割は期限内に落とし主が発見されず廃棄処分されていました。

公共交通を担う鉄道事業者として、移動手段の提供にとどまらず“環境負荷の少ない社会”の実現に貢献していくことが重要な使命であると考えています。

日々の業務における”落とし物”という身近な領域を通じて、SDGsや循環型社会の実現に寄与できることは、当社にとっても大きな意義があるものと捉えております。

今後も、地域やご利用いただく皆さまと共に、持続可能な社会の構築に取り組んでまいります。

導入企業コメント:東急不動産SCマネジメント株式会社 ご担当者様
当社が運営管理する商業施設では日々多くの落とし物が発生し、その管理や処理に多大な労力とコストがかかっていました。またお客様の大事な持ち物をすぐに、そして確実にお返ししたいという思いはずっと持っていましたが決定的な解決方法がありませんでした。それらの課題を解決すべく導入したfindは、処理負担の軽減はもちろんのこと、お客様とのスムーズなやり取りを経て返却率が上がるなど、顧客満足にも寄与しています。加えて、廃棄予定の物品が新しい循環システムに組み込まれることは、大変に意義深いものであると考えております。

遺失物を減らしお客様の満足度を高め、さらに社会貢献にもつながるこのような取り組みを一緒に体現できるパートナーとして、今後も末永くお取組みを続けて参ります。

導入企業コメント:渋谷スクランブルスクエア株式会社 ご担当者様

当館では毎日多くの遺失物が発生しておりますが、実際に持ち主の元へ引き取られる件数は大変少なくなっております。

返還されなかった遺失物は一定期間の保管後に廃棄処分としておりましたが、保管には多くの時間とスペースを要し、管理業務の負担も大きい状況が続いておりました。

この度、「findリユース」を導入することとなりましたが、「findリユース」を通じてリユースすることが可能となり、廃棄物の削減と資源の有効活用を期待できます。

本取り組みは、遺失物管理業務の効率化に加え、環境負荷の軽減にも寄与するものであり、持続可能な社会の実現に向けた一歩と捉えております。

限りある資源を無駄にせず、社会全体で循環させていく仕組みづくりに貢献してまいります。

◆「落とし物クラウドfind」について

落とし物クラウドfindは、落とし主の「連絡するだけでも大変」「探したくても見つからない」という悩み・不安を、テクノロジーの力によって解決するサービスです。常に最先端の技術を取り入れ様々なサービスと連携することでアップグレードし、利便性向上を図っています。また、遺失物管理だけではなく、返却率向上や管理者の業務効率化をはじめ、ユーザーとのコミュニケーションから警察署への連携まで、ワンストップで利用できる仕組みを提供しています。 鉄道会社や商業施設、テーマパークなど、多くの人が集まる場所で必ず発生する「落とし物」を、迅速かつ効率的に見つかる環境づくりを支援し、ユーザーの満足度向上に貢献することで、導入企業と利用者の信頼関係を築き、安心して日常生活を送ることができる社会の構築に貢献します。

◆株式会社find概要

会社名 :株式会社find

設立 :2021年12月1日

代表者 :代表取締役CEO 高島 彬

本社所在地:東京都港区西新橋3丁目13番3号

資本金 : 1億529万4,314円

事業内容 :「落とし物クラウドfind」並びに附随サービスの開発・提供・運営

コーポレートサイト:https://www.finds.co.jp/

採用サイト:https://www.finds.co.jp/recruit

落とし物課題に寄り添うメディア「find way」:https://service.finds.co.jp/findway

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会社概要

株式会社find

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URL
https://www.finds.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区西新橋3丁目13番3号 BIZCORE西新橋11階
電話番号
-
代表者名
高島彬
上場
未上場
資本金
1億529万円
設立
2021年12月