北九州市救急医療が、さらにDX。「NSER mobile」の救急搬送連携システムに加えて転院搬送支援の実証実験も開始
TXP Medical が 北九州市スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業に採択
TXP Medical 株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:園生智弘、以下 TXP)は、北九州市令和5年度スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業【事業化支援】に7月31日採択されました。
本事業では、救急隊の業務効率化と適切な救急搬送体制の構築を目的に、北九州市消防本部にて現在行われている、救急搬送連携システム「NSER mobile」を利用した実証実験に、医療機関よりニーズの高かった転院搬送支援の機能を加え、地域全体を1つの医療資源と捉えた北九州市全体の救急医療提供のプラットフォームを構築します。
北九州市令和5年度スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業採択の内容
期間 :令和5年7月31日 ~ 令和6年3月31日
代表者 :代表取締役 医師 園生智弘
事業名 :救急・集中治療向け医療データシステムの開発・提供
事業内容:
現在北九州市全域で実証中である、救急搬送連携システム「NSER mobile」の利用で、北九州市では救急医療現場におけるペーパレス化、効率的な患者情報記録、消防と病院の情報共有が可能となっています。しかし患者の医療機関搬送後に多く起こりえる、初期治療後、引き続きの治療を行う適切な医療機関への患者の転院の課題はまだ解決できていませんでした。今回、1つの医療機関で完結する医療提供体制ではなく、地域全体を1つの医療資源と捉えた救急医療提供体制を構築するために、傷病者情報をクラウドで共有する取り組みを北九州市令和5年度スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業に提案し、採択となりました。本取り組みを通じて、より北九州市民のためになる、急性期医療の効率化・適正化を目指す機能拡張を展開します。
【TXP Medical株式会社 代表取締役医師CEO 園生 智弘 コメント】
救急医療領域においては、しばしば初期治療に適した医療機関と、入院治療が可能な医療機関の間での救急搬送後の転院搬送が発生します。このような場面において、電話と紹介状を用いた医療情報と画像等のやりとりが行われてきました。より効率性を高めた、患者情報のクラウド上でのリアルタイム共有は、地域救急医療の質を総体として高めるものと考えております。北九州市の地域医療に役立つ取り組み昇華させるべく尽力いたします。
TXPMedical株式会社について
現役の救急集中治療医が立ち上げたスタートアップです。「医療データで命を救う。」をミッションに、医療データプラットフォームを開発し、大病院や救急隊などを対象に提供しています。これらのプラットフォームを活用した医薬品の開発支援や、リアルワールドデータ解析などの医療データサービスも展開しています。
社名:TXP Medical株式会社(英語表記:TXP Medical Co. Ltd.)
代表者:代表取締役 園⽣ 智弘
所在地:〒101-0042 東京都千代⽥区神⽥東松下町41-1 H¹O 神⽥706
事業概要:
-医療データシステム (NEXT Stage ERシリーズ)の開発・提供
-臨床研究⽀援・リアルワールドデータ解析事業
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