メルセデス・ベンツ・インドとZoho、共同開発した新ディーラーマネジメントシステム「SKYLine」を発表

―最先端のシームレスかつ統合された顧客体験を実現―

ゾーホージャパン株式会社

※この資料は、Zoho Corporation が2025年10月28日にインドで発表した英語のプレスリリースをゾーホージャパンが日本語に翻訳・編集したものです。

グローバルで1億3,000万人以上のユーザーを擁するテクノロジー企業Zoho Corporation Pvt. Ltd.(本社:インド タミル・ナドゥ州チェンナイ CEO:Shailesh Kumar Davey、以下「Zoho」)は、2025年10月28日(インド時間)に、Mercedes-Benz India Pvt. Ltd.(本社:チェンナイ、以下「メルセデス・ベンツ・インド」)が、Zoho との共同開発により新たなディーラーマネジメントシステム(以下「DMS」)「SKYLine」を発表したことをお知らせします。

SKYLineは、Zoho CRM を基盤に構築された分散型アーキテクチャを採用し、リアルタイム分析やグローバル統合を可能にすることで、顧客体験を大きく変革します。車両受付から納車までの一連のサービスプロセスをデジタル化し、透明性・効率性・パーソナライズを兼ね備えたカスタマージャーニーを提供します。


SKYLineの特徴

  • 「Made in India, for India」:インド発の技術力を結集
    SKYLineは、インドの技術革新の粋を集めたDMSとして、地域ニーズに最適化された設計を採用。Zoho との共同開発により、現地での運用に即した柔軟性と高度な統合性を両立しています。

  • 分散型アーキテクチャによるディーラーの自律性と中央管理の両立
    各ディーラーが独立したZoho CRM インスタンスで運用できる構造を採用。これにより、現場の裁量を尊重しつつ、全体の統制と標準化を実現しています。

  • リアルタイム分析とAIによる自動化で、迅速かつ透明な対応を実現
    顧客対応のスピードと精度を向上させるAI駆動の分析機能を搭載。リアルタイムでの進捗把握や意思決定が可能となり、サービス品質の均一化に貢献します。

  • 360°ビューの顧客ポータルで、所有体験を一元管理
    サービス履歴、請求書、キャンペーン情報などを統合した顧客ポータルを提供。
    顧客は自身の所有体験をシームレスに把握でき、満足度向上につながります。

  • 全国ディーラーネットワークの完全デジタル化を推進
    SKYLineは、メルセデス・ベンツ・インドの全ディーラーに導入され、サービス予約から納車までのプロセスを一貫してデジタル化。業務効率と顧客満足の両立を図ります。本システムの展開にあたり、5,000人日以上のユーザー受入テスト(UAT)と、3,000人日以上のトレーニングを実施。現場での確実な定着と運用を支えています。


代表コメント

サントシュ・アイヤー(Santosh Iyer)氏
CEO&Managing Director, Mercedes-Benz India
「SKYLineは、当社のカスタマーサービス運営を進化させるうえで極めて重要な取り組みであり、お客様の体験価値を大きく引き上げる鍵となるものです。この専用DMSは、グローバルシステムとの高い親和性を持ち、Zoho が当社の販売店パートナーのために開発したもので、シームレスかつ高い統合性を備えた新しい顧客体験を実現します。
SKYLineによって、テクノロジーとパーソナライズされたサービスを融合し、これまでにないレベルの顧客体験を提供する新たな基準を打ち立てることができました。Zoho がインドのお客様のために、国際的な適応性を備えた世界水準の高いセキュリティを持つ“ノーコード・ノーソース”のローカルプラットフォームを開発してくれたことを誇りに思います。

SKYLineは、すべてのサービスプロセスに透明性と効率、コントロールをもたらし、お客様がメルセデス・ベンツに期待する高度な体験を確実に提供できるようにします。」

マニ・ヴェンブ(Mani Vembu)
CEO, Zoho Division

「SKYLineは、密接な連携と共同開発から生まれた“テクノロジーの結晶”です。メルセデス・ベンツ・インディアから、既存のパッケージでは実現できないビジョンをご相談いただいたとき、私たちはまったく新しいものを創る大きな機会だと感じました。

今回、私たちは各ディーラーに高い自律性を与えつつ、中央の統制と本社とのリアルタイム連携を両立させる分散型プラットフォームを共同で構築しました。これを実現するため、進化中の当社製品 Qntrlと並行して、レガシー環境を含む多様なプロトコルに対応するミドルウェア機能も共同開発しました。これにより、複雑なシステム間でもシームレスな接続が可能になっています。

このプロジェクトは、製品チームとお客様が“共通の目的”を持ち、現実の課題解決に真剣に取り組むことで、どこまで革新的な成果を生み出せるのかを示す好例となりました。」


メルセデス・ベンツ・インドについて

メルセデス・ベンツ・インドは1994年にラグジュアリーカーマーケットを切り拓き、2024年に30周年を迎えました。プネ近郊チャカンの生産拠点は100エーカー規模、3,000億ルピー以上の投資を誇り、国内最大の生産能力を持ちます。

現在、50以上の都市に140を超える販売拠点を展開し、AMGパフォーマンスセンターを含む強固なネットワークを構築。Aクラス、Cクラス、Eクラス、Sクラス、マイバッハ S 580などの国内生産モデルに加え、EQS 580セダンやEQS SUV 450などの電気自動車(BEV)も提供しています。インドで2種類のBEVを現地生産する唯一のラグジュアリーブランドです。

さらにGLA、GLC、GLE、GLSなどの「Made in India」SUVや、AMGモデルを展開。革新的な「ダイレクト・トゥ・カスタマー」モデルを導入し、顧客体験の新しい基準を築いています。メルセデス・ベンツの詳細については https://www.mercedes-benz.co.in/ をご覧ください。


本件に関する参考情報

本件の詳細は、以下のZoho Corporation 発表(英語)をご覧ください。
Mercedes-Benz India and Zoho launches 'SKYLine', a bespoke and decentralized Dealer Management System, redefining customer experience by offering a state-of-art seamless and integrated customer journey

※このプレスリリースの内容および解釈については英語のオリジナルが優先されます。


Zoho のプライバシー誓約

Zoho の提供するサービスは、この分野の他社ベンダーにはない高度な機密性を確保しています。サードパーティーのトラッカーが利用行動をモニタリングすることを許容せず、ユーザーのデータを外部に販売することもありません。Zoho はユーザーのデータの保護と機密保持を行い、ユーザーがセキュアに製品を利用できることを約束します。


Zoho について

Zoho Corporation は多数の製品を提供する世界的ソフトウェア企業の一つです。営業、マーケティング、顧客サポート、会計、バックオフィス業務に加え、生産性向上やコラボレーションを含むほぼ全ての主要業務分野をカバーする55以上のアプリケーションを提供しています。

Zoho は収益性の高い非公開企業であり、その従業員数は18,000名を超えます。本社をインドに置き、日本、アメリカ、中国、シンガポール、メキシコ、オーストラリア、オランダ、アラブ首長国連邦に拠点を展開しています。日本では、ゾーホージャパン株式会社がみなとみらい(神奈川県横浜市)、東京都(港区)、大阪府(大阪市)、静岡県にオフィスを2拠点(静岡市、榛原郡川根本町)置き、製品の販売およびサポートを行っています。

Zoho はお客さまの個人情報保護を非常に重視しており、無料の製品を含め、いかなる事業にも広告による収益モデルを採用していません。現在、Zoho 自身を含む数十万の企業を通じて、世界中の1億3,000万人を超えるユーザーがZoho を基盤として日々の業務を行っています。Zoho の詳細についてはwww.zoho.com/jpをご覧ください。

お問い合わせ先

本プレスリリースに関するお問い合わせ:

ゾーホージャパン株式会社 マーケティング1グループ

TEL:045-319-4611 E-mail:jp-zohomarketing@zohocorp.com


会社概要

ゾーホージャパン株式会社

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URL
https://www.zoho.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6−1 みなとみらいセンタービル 13F
電話番号
045-319-4611
代表者名
Manikandan Thangaraj
上場
未上場
資本金
4億円
設立
2001年09月