4月18日(日)三井不動産と福祉実験ユニットヘラルボニーが、子どもたちにダイバーシティ体験を提供するワークショップを開催。

「世界ダウン症の日」に合わせてダイバーシティ東京 プラザにオープンしたポップアップストアを舞台に、ダウン症のある人の「足の課題」をアート×テクノロジーで解決するオーダーメイドサンダルも発表。

ヘラルボニー

株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市 代表取締役:松田崇弥、以下 ヘラルボニー)は、三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長:菰田正信、以下 三井不動産)協力のもと、「ダイバーシティ東京 プラザ」にて4月18日(日)に子どもたちと靴を彩るワークショップを開催いたします。障害のある作家が描くアート作品の社会実装を通して「障害」のイメージ変容に挑戦するヘラルボニーが、三井不動産の商業施設を起点に、子どもたちが多様な人と出会い、新しい気づき・学びを得る機会を創出します。
さらに当日は、NPO法人アクセプションズ(本社:東京都江東区 理事長:古市理代、以下 アクセプションズ)、株式会社MAGARIMONO(本社:東京都渋谷区 代表取締役:津曲文登、以下 MAGARIMONO)、ラピセラ株式会社(本社:埼玉県桶川市 CEO:奥野雅大、以下 ラピセラ)と協同制作した、ダウン症のある人の足の課題を解決するオーダーメイドサンダルのプロトタイプを発表。ダイバーシティ東京 プラザ内を舞台に、多様性を「あたりまえ」とする社会へ一歩前進するためのきっかけとなる体験をお届けしてまいります。

 

  • ヘラルボニー × ダイバーシティ東京 プラザ ポップアップストア
毎年3月21日は、国連が定めた「世界ダウン症の日」です。ヘラルボニーは「世界ダウン症の日」に合わせて、ダイバーシティ東京 プラザに、障害のある作家が描くアート作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」のポップアップストアをオープンしました。

ダイバーシティ東京 プラザ限定プロダクトとして、アクセプションズから、ダウン症のあるアーティスト、谷田 圭也之とコラボレーションし、ダイバーシティ東京 プラザ限定のアートマスク、アートTシャツを販売しています。


■期間:3月19日(金)〜5月9日(日)
■場所:〒135-0064 東京都江東区青海1-1-10 ダイバーシティ東京 プラザ 3F 30402
 

  • 4月18日 (日)|ダイバーシティ東京 プラザでワークショップを開催

ダウン症のある人は、歩行が不安定であったり、扁平足になりやすかったりするなど、足に課題を抱える人が多い傾向にあります。足の成長にあわせて歩行を補助するためには、個人に合わせたインソールや靴を用意することが必要ですが、機能性とデザインの優れた靴の選択肢は限られており、課題の解決に至っていないのが現状です。

4月18日(日)に開催するワークショップでは、靴に取り付ける「タグ」に模様をつけたり、加工をすることで、一人ひとりオリジナルの靴をつくります。
「タグ」は、どんな靴にも取り付けることができ、デザイン性の優れた靴を履く選択肢が限られていても、自分の靴をアレンジして、おしゃれを楽しむことができるアイテムです。

※ワークショップは障害の有無に関わらず参加が可能です。


■開催概要
自分の靴をかっこよくアレンジしてみよう!
どんな靴にもつけることができるタグを活用して、自分だけのおしゃれな靴をつくろう。

塗った後にきれいに “はがせる” 水性塗料「マスキングカラー」でつくられた模様を貼ったり、タグをカットしてみたり、自分だけのオリジナルタグをつくります。

開催日程: 2021年4月18日(日) 
第一部: 11:00〜12:00(受付開始10:30)
第二部: 12:30〜13:30(受付開始12:00)
第三部: 15:30〜16:30(受付開始15:00)
※新型コロナウイルス感染症対策のため、入場を3回に区切って開催します。
※混雑状況により、ご入場いただけない場合もございますので、ご了承ください。

会 場: ダイバーシティ東京 プラザ 3階 HERALBONYポップアップスペース
参加費: 500円(税込み)
持ち物: 特になし

■参加方法
当日参加可。受付時間までに、会場までお越しください。
※混雑状況により当日参加ではご参加いただけない場合もございます。
確実に参加していただくためには、事前に以下のURLよりお申し込みください。
ワークショップ事前申込フォーム|https://heralbonydivercityworkshop.peatix.com/

■イベントご参加にあたっての注意事項
ご来場時はマスクの着用、入場時の検温、手指のアルコール消毒、他の方との距離をとる等、新型コロナウイルス感染症対策のためご協力をいただきますようお願いいたします。なお、下記症状のある方は、参加をご遠慮いただく可能性がございます。また、新型コロナウイルス感染症の影響状況により、予告なく変更・中止する場合がございます。予めご了承ください。
・37.5℃以上の発熱がある方、または発熱が続いている方
・風邪の症状(発熱、咳、くしゃみ、喉の痛みなど)がある方
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
・身近に新型コロナウイルス感染症の患者や濃厚接触者がいる方・その他、体調に不安がある方
 

  • ダウン症のある人の足の課題を解決する「オーダーメイドサンダル」を発表
ヘラルボニーはアクセプションズ、MAGARIMONO、ラピセラと協働し、ダウン症のある人の足の課題を解決するオーダーメイドサンダルのプロトタイプを発表いたします。

このプロダクトの最大の特色は、3Dプリンター技術によって個人の足の特徴に合わせて最適化されたインソールが入っており、サンダルを履くと一人ひとりの特性にフィットして足を補強することができる点です。ダウン症のある人に限らず、どなたでも心地よく履けるサンダルとなっています。オーダーメイドサンダルのプロトタイプは、ダイバーシティ東京 プラザのポップアップストア「HERALBONY」にて、ご覧いただくことができます。
 
  • コラボレーションにあたってコメント
三井不動産株式会社 粟谷尚生氏より

新型コロナウイルス感染症による生活様式の変化を受け、「場」の意味が問われる今だからこそ、体験の質が求められています。商業施設という場において、偶発的な体験をするきっかけを提供したり、未来を担う子どもたち・家族に豊かな時間を提供したりすることが、デベロッパーがもつ社会的使命だと思います。その中で、ヘラルボニー様をはじめとした皆様のビジョンに共感し、期間限定ストアおよびワークショップの開催に協力させていただく運びとなりました。
 
  • オーダーメイドサンダル プロトタイプ発表にあたってコメント
NPO法人アクセプションズ 理事長 古市理代氏より

世界中でダウン症のある人を称賛する「世界ダウン症の日」にヘラルボニ―様とのコラボ商品を発表し、続いてオリジナルサンダルのプロトタイプを発表できるなんて夢のようです。世の中には様々なデザインの靴があるように見えて実は靴底はほぼ同じ。インソールが一人ひとり違うこのサンダルは、まさに真の多様性を表現しているようです。MAGARIMONO様とラピセラ様には、足に課題がある子どもとその家族の想いに共感し、難しい要望にもとことん向き合って下さり、感謝に堪えません。そして素晴らしいワークショップを開催してくださる三井不動産様に心よりお礼申し上げます。

株式会社MAGARIMONO 代表取締役 津曲文登氏より

ヘラルボニー様とのコラボサンダルを発表出来ること大変嬉しく思います。靴を選択できることの楽しさを、すべての方が体験できるようデザインとテクノロジーを用いて提案できればと思い協力をさせていただきました。ヘラルボニー様とのコラボレーションを通して、インクルーシブデザインの価値観をアップデートすることができ大変感謝しています。そして、製作にご協力いただいた関係各社様に感謝申し上げます。


ラピセラ株式会社 CEO 奥野雅大氏より

医療の現場で医師の処方に基づいて治療を目的とした装具(インソール)を作製しておりました。治療に焦点を当てるとデザインは二の次になってしまいがちですが、治療・予防をしながらも生活を華やかにしたいという思いが形となり大変うれしく思います。すべての人が等しく自分好みの生活スタイルを選択できる社会の実現のために、個別化医療も次のステージに進んでいけるよう今回の出会いを大切にしていきたいと思います。

株式会社ヘラルボニー 代表取締役 松田崇弥より

ダウン症のある人は、歩行が不安定だったり、扁平足になりやすい。そんな課題があることを、みなさまご存知でしょうか?そんな課題と真摯に向き合い、オーダーメイドサンダルのプロトタイプを「ダイバーシティ東京 プラザ」にて発表しました。日本中から、世界中から、たくさんの人が集まるお台場の商業施設で敢えて発表する・・・その価値とはなにか。それは「偶然」ということだと思います。この場所で、ダウン症のある人のことを突然に知るということ。何か別のものを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけるということ。物販と啓発と体験が調和する、商業施設のあたらしい在り方かもしれません。

■三井不動産株式会社

三井不動産は、「Growing Together」というコンセプトのもと、商業施設事業を推進しています。ただ物を売る場所ではなく、豊かな時を過ごせる場所を提供するために。目指しているのは、常にお客さまの声に耳を傾け、何が求められているのかを敏感にとらえることで生まれる、新しい体験や発見に満ちあふれた空間の創出。日本全国の地域・コミュニティに合わせ、多種多様な商業施設を手がけています。
WEB:https://www.mitsuifudosan.co.jp/

■NPO法人アクセプションズ

障害のある人の社会的受容「acceptance」と周辺化されがちな人々を包摂・包括する「inclusion」を組み合わせてAcceptionsと命名。日本社会に多様性の素晴らしさを発信し、ダウン症のある人、その家族、そしてすべての人が自分の能力を活かし、お互いを尊重できるインクルーシブな社会の実現を目指して活動しています。
日本で初めてNY発祥の「バディウォーク」を東京渋谷で開催し、各種イベントや企業団体とのコラボレーションによってダウン症のある人の魅力を発信しています。

公式HP:https://acceptions.org/
Facebook:https://www.facebook.com/npoacp

■株式会社MAGARIMONO

MAGARIMONOはフットウェアデザイナー津曲とデジタルデザイナーの小野で令和2年に設立。未来のモノづくりを貫く姿勢をこめて業界の曲者(くせもの)で”MAGARIMONO”にしました。“step different”「異端が未来のスタンダードになる」 をテーマにデジタルフットウェアという未開拓の新領域で、様々なアイディアと可能性を実装することを目指しています。

公式HP:https://magarimono.tokyo/
Facebook:https://www.facebook.com/Magarimonofootwear/

■ラピセラ株式会社

3Dプリントならではのラティス構造で、医師の指示に応じて部分的に硬さを変えられるインソールを開発しました。医療での使用を始めており、足部疾患の治療に役立っています。
我々は最新技術で義肢・装具などのオーダーメイド製品の機能と質を向上させ、医学的エビデンスに基づいた高いレベルでの治療に広く役立てると共に、ユーザーに満足いただける製品作りのお手伝いをし、社会へ貢献する事を目指します。
HP | https://rapithela.co.jp
公式Facebook | @Rapithela ( https://www.facebook.com/Rapithela )
 

  • 株式会社ヘラルボニー|会社概要

「異彩を、 放て。」をミッションに掲げ、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸とする事業を展開する。障害のある作家が描くアート作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに障害のある作家が描くアート作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた社会実験に奔走中。世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。

社号|株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
設立|2018年7月24日
所在地|岩手県盛岡市開運橋通2番38号
役員|代表取締役社長 松田崇弥、代表取締役副社長 松田文登
HP|http://www.heralbony.jp (コーポレートサイト)
https://www.heralbony.com(ブランドサイト)

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社ヘラルボニー

114フォロワー

RSS
URL
http://www.heralbony.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
岩手県盛岡市開運橋通2-38 HOMEDELUXビル4F HERALBONY
電話番号
-
代表者名
松田 崇弥、松田文登
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2018年07月