安心して受け渡せる食品支援へ「フードバンク業務管理システム」に、「アレルギーマッチング検知・警告機能」が新たに搭載!

ピッキング時に受益者と食品のアレルギー情報を照合し、その場で警告表示。食品支援の”安全性・効率を高める”新たな仕組み。

株式会社アクアリーフ

株式会社アクアリーフ(本社:神奈川県平塚市、代表取締役 長谷川智史)は、フードバンク活動を支援するクラウド型プラットフォーム「フードバンク業務管理システム」に、ピッキング時に”本システムに登録された受益者と食品のアレルギー情報を照合”し、即時に警告を表示する「アレルギーマッチング検知・警告機能」を新たに搭載しました。本機能により、支援品のピッキング作業において、受益者がもつ食物アレルギーを含む支援品を選んだ際に即時警告が表示され、誤配防止と支援現場の安全性向上に寄与します。

「フードバンク業務管理システム」では、システム利用者がアレルギー情報を受益者/食品単位で登録できます。支援品をお渡しする際は、受益者を選択し、寄付品の管理バーコードをスキャンするだけで、「誰に」「何を」渡したかを正確に記録できるトレーサビリティを実現しています。

今回のアップデートでは、スキャンした食品が受益者のアレルギー対象に該当する場合、画面上に“即時警告”が表示され、作業者はすぐに認知して適切な対応をとることが可能になりました。これにより、ヒューマンエラーによる誤配リスクを大幅に低減し、安全な食品提供を強力にサポートします。

食品を取り扱うフードバンクの現場では、受益者がもつ食物アレルギーへの対応は大きな課題です。支援品にアレルギー対象食品が混入してしまうと、健康被害や団体への信頼性低下につながる大きなリスクとなります。その一方、限られた人員・時間の中で仕分け作業を行うことは、現場にとって大きな負担となります。今回の「アレルギーマッチング検知・警告機能」は、団体から寄せられた「受益者ごとのアレルギー確認に時間がかかる」「新人ボランティアでも安全に作業したい」といった声を反映し、作業者の工数を増やすことなく、“誰でも安全に作業できる仕組み”を実現するために開発された機能です。

今後も、食品支援団体の業務負担を軽減するための支援品質の向上を継続し、現場の運用に寄り添いながら、実務に必要な改善機能を提供してまいります。


■「フードバンク業務管理システム」とは

フードバンク活動を支援する目的で開発されたフードバンク業務に特化したクラウド型システムです。

フードバンクの活動現場で必要とされる、寄附品の在庫管理、寄附金管理、実績管理、個人情報管理等、煩雑な作業工程を効率化できる様々な機能が搭載されています。

特にトレーサビリティ機能の搭載により、寄附品の追跡ができることで、「いつ・何を・誰から誰に(企業や個人の寄附者 → 生活困窮者や子ども食堂等の受益者)」のトレース情報を寄附企業に提供することができます。これにより、寄附企業は税制優遇を受けやすくなり、食品寄附の促進、食品ロス対策に繋がります。

本システムは、2024年11月に総務省が後援する「第18回ASPIC クラウドアワード 2024」において、社会業界特化系 ASP・SaaS 部門の準グランプリを受賞しています。(アクアリーフHPより:https://www.foodbank.systems/3893/

【主な機能】

・在庫管理機能 (入出荷処理)

・賞味期限管理、食品アレルゲン管理等

・トレーサビリティ機能

・寄附金管理機能(寄附証明書の発行)

・実績管理(寄附実績の集計)

・個人情報管理 (寄附者、受益者)

                   「フードバンク業務管理システム」相関図

【特長】

・直感的で分かりやすいUI

タブレット端末とバーコードリーダーを使い、入出荷作業をシンプルな操作で簡単に行うことができます。

キーボードを使わず画面をタップしていくだけなので、パソコンが苦手な高齢ボランティアさんでも自然に使いこなせます。

・独自の「管理用バーコード」で管理

入出荷情報は、システム独自の「管理用バーコード」で管理します。

JANコードのない寄附品でも画像付きで登録できます。

・入出荷実績を簡単に出力

フードバンク団体の活動実績の出力や、寄附企業向けに全額損金算入に必要なトレース情報を提供できます。(受領書、寄附品の引渡し実績等)

【特許/セキュリティ】

「フードバンク業務管理システム」は「特許 第7400036号」を利用しています。

また、一般社団法人 日本クラウド産業協会(略称:ASPIC)が運営する「情報開示認定制度」を取得しています(認定番号:0292-2503)。

【システムの生い立ち】

「フードバンク業務管理システム」は、2020年12月に神奈川県平塚市が「令和2年度市民提案型協働事業(平塚市食品ロス削減事業並びに相対的貧困解消事業における「食品ロス対策WEBシステム」)」として、地元フードバンク団体であるフードバンクひらつか(現:認定NPO法人フードバンク湘南)と協働し、株式会社アクアリーフが開発したものです。

本取り組みは、2025年3月に内閣府が主導した「第4回デジ田甲子園」でインターネット投票第5位、審査委員会部門8位に入賞しています。(応募主体:平塚市×フードバンク湘南)

第4回Digi田(デジでん)甲子園結果:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/koshien/kekka/2024/index.html


■公式 HP

・フードバンク業務管理システム:https://www.foodbank.systems/


【会社紹介】

・株式会社アクアリーフ

・設立:2004年11月(創業2001年6月)

・代表者:代表取締役 長谷川智史(はせがわ ともふみ)

・業務内容:業務系 ASP(クラウド型)システムの提供

・株式会社アクアリーフHP:https://www.aqualeaf.co.jp/

※株式会社アクアリーフは、「商品管理システム及びプログラム(特許第7400036号)」に関するライセンスを、特許権者である長谷川智史との契約により取得しています。

※「アクアリーフ®」は登録商標です(第5145105号(第35,41,42類)

お問い合わせ先

本件に関するお問い合わせは、下記までお寄せください。

株式会社アクアリーフ フードバンク・システム事業部

〒254-0034 神奈川県平塚市宝町3番1号 平塚MNビル11F

TEL:050-1790-1193

FAX:0463-63-1401

e-mail:info@foodbank.systems


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会社概要

株式会社アクアリーフ

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URL
https://www.aqualeaf.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県平塚市宝町3-1 平塚MNビル11階
電話番号
0463-24-5550
代表者名
長谷川 智史
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2004年11月