【正式提供開始】衛星データをもっと使いやすく、もっと便利な社会に ─スペースシフト、衛星データ×AI解析を標準パッケージ化 建物変化検知AI/遊休農地探索AIを提供開始

株式会社スペースシフト(本社:東京都千代田区、代表取締役:金本成生)は、これまで個別に提供してきた衛星データ×AI解析ソリューションを体系的に整理し、誰もが導入しやすいようパッケージとして展開を開始いたしました。衛星データの解析は、これまで専門的な知識や個別設計が必要とされてきましたが、今回のパッケージ化により、エンジニアに限らず、業務部門や現場担当者の方々も、日常の業務改善に活用しやすくなります。
今回は第一弾として「遊休農地探索AI」および「建物変化検知AI」を正式にサービス化し、料金体系や提供方法を明確に整備しました。
今後、スペースシフトではこれらの取り組みを総合的に展開し、「衛星データ×AI解析サービスブランド」として大々的にリリースしていく予定です。
■パッケージ化の背景と狙い
近年、衛星データの利用ニーズは農業、都市管理、防災、金融、報道など幅広い分野に拡大しています。しかし、ユーザー側からは「導入方法が分かりづらい」「費用や成果物のイメージが掴みにくい」などの課題の声を頂いておりました。
そこで今回、解析アルゴリズムごとにユースケースを明確にし、料金体系とサービス内容を分かりやすく提示することで、誰もが導入しやすく、継続的にご活用いただける仕組みをパッケージとして整備しました。
■パッケージ展開 第一弾
[ 遊休農地探索AI ]
農業委員会や自治体向けに、遊休農地や耕作放棄地の候補地を自動検出するサービス。
衛星データとAIを活用して、広域にわたる農地の遊休状態を色分け表示し、調査対象の優先度を可視化。広島県福山市での実証では、調査対象農地を約50%削減するなど、現場負荷軽減と効率化に貢献。

[ 建物変化検知AI ]
都市部や郊外における建物の新設・解体など、地表の変化を自動で検出。
広域を網羅するSAR/光学衛星データを活用し、都市モニタリングや不動産・金融機関の資産管理、報道機関の速報取得など、さまざまな領域での活用が期待されるサービス。

■️今後の展開
今後は、夏から秋に高まる水害・土砂災害リスクを踏まえ、「土砂崩落」「浸水域」の自動検出を順次パッケージ化します。併せて、官公庁・民間企業の双方でニーズが高まっている「収穫量予測」「農作物モニタリング」などの既存技術や、2025年8月19日にリリースした「生成AIサービス」、お客様の業務システムへの連携、UI提供など、提供方法の拡張についてもお客様ニーズに合わせて順次推進して参ります。
さらに、解析結果の提供にとどまらず、外部プラットフォームとの連携やAPI提供の強化、パートナー企業との共同開発を通じて、衛星データを活用したDX、社会課題解決に向けた新たなソリューションを展開して参ります。
*過去のプレスリリースもご参照ください。
遊休農地探索AI:https://www.spcsft.com/news/2185/
生成AIサービス:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000006437.html
■スペースシフトについて
「Sense the Unseen from Orbit (地球上のあらゆる変化を認識可能に) 」をテーマに、地球観測衛星から得られたデータをAIで解析するソフトウェアの開発を行っています。これらの技術を通じて、インフラ管理、防災・減災、農業モニタリング、環境保全など、様々な分野に衛星データを活用することで、持続可能な社会の実現を目指しています。
■会社概要
会社名:株式会社スペースシフト(英文表記:Space Shift, Inc.)
代表者:代表取締役CEO 金本成生(かねもと なるお)
本社所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6階
設立:2009年12月11日
資本金:678,329,051円(資本準備金を含む)
■本リリースに関するお問い合わせ
株式会社スペースシフト (担当:竹内・津田谷)
お問い合わせ:https://share.hsforms.com/1-fFRnQR2QwW3c-zOTCAanQ5m0z8
Eメール:pr@spcsft.com
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