成城石井はおかげさまで95周年。コロナ禍の今こそ“食”を通じて日本の“四季の魅力”をお届けする『四季プロジェクト』始動

まずは、初春に旬を迎える爽やかな風味が魅力の「瀬戸内レモン」編。

株式会社成城石井

株式会社成城石井(本社事務所:神奈川県横浜市西区北幸、代表取締役社長:原昭彦)は、2022年2月25日(金)より、『四季プロジェクト』を開始し、最初の食材として瀬戸内レモンを使用した様々な自家製商品を成城石井195店舗全店で販売いたします。一部の商品はオンラインショップ 「成城石井.com」(http://www.seijoishii.com/)でも販売いたします。※店舗により取扱商品が一部異なります。

 

成城石井は、2022年に創業95周年を迎えました。長きにわたり成長を続けてくることができたのは、お客様に育てていただいたからこそ。お客様への“ありがとう”の気持ちを込めて、さまざまな形で感謝をお届けします。
日本には、暖かな春、暑い夏、涼しい秋、寒い冬といった、四つの季節を楽しみ、旬の食材を味わう習慣があります。しかし、コロナ禍で自粛生活が長らく続く中、各地域の季節を感じる“旬の食”に出会う機会が失われているのではないでしょうか。成城石井の使命は、食の本来の魅力をお客様にお届けすること。そこで日本の“四季の旬の魅力”をご紹介する「四季プロジェクト」を、2月25日(金)より開始します。生産者の皆様が丹精込めて作った四季折々の旬の食材を、バイヤーの調達力、料理人の開発力、店舗の販売展開力を最大限に発揮して、様々なレシピ・商品に姿を変え、お客様にお届けします。ご紹介する最初の食材は初春に旬を迎える「瀬戸内レモン」です。また、本年は、新しいセントラルキッチンの開業・ECや配達機能を充実させる新たな取り組みも強化。100周年に向けて歩みを止めることなく進化を続け、お客様に食べる喜び、こだわる喜びをお届けしてまいります。これからの成城石井により一層ご期待ください。


 

■95年分の“ありがとう”を品質という形でお客様へお返しする。
成城石井95周年ロゴに込めた想い

95の「9」はアルファベットの“q”で表現しました。95周年を迎え、改めて成城石井らしい品質(quality)の提供を約束し、お客様の期待に必ず応えるという覚悟の表れをデザインに込めたものです。95の「5」には、成城石井の「商品」・「店舗」・「販促」・「セントラルキッチン」・「SDGs」の5つの分野において、95年で培った最高水準の成城石井らしい品質(quality)をお客様へお届けし、次の100周年に向けてお客様に感動と期待を感じていただきたいという想いを込めました。2022年は、“q5”をキーワードに、さまざまな施策を展開してまいります。

■“食べ頃”を熟知したバイヤーが日本各地の食材を再発掘!「四季プロジェクト」

本来、日本には美しい四季と、その季節にしか食べられない各地の希少な食材があふれています。しかし、コロナ禍で自粛生活が長らく続き、四季折々の自然や食に触れる機会が減少。また、外食産業の低迷や観光客の激減により、旬に味わう食材が行き場を失ったり、本来の価格で販売ができなかったりするなど、アフターコロナを見据えた地方産業の継承においても危機的な状況です。
そこで、成城石井では、季節を感じる“食”に出会う機会が失われている今だからこそ、食を通じて「楽しみ」や「新たな発見」を提供することが使命と考え、95周年の感謝を伝える最適なテーマとして「四季」に着目。日本中の生産者の皆様から旬の食材をお預かりし、日本の“四季の魅力”をお客様の食卓にお届けする「四季プロジェクト」を開始します。コロナ禍で海外買い付けが難しい中、成城石井のバイヤー達は日本各地を回り、四季を感じる旬の食材を再発掘して商品を開発。また、旬の魅力を成城石井セントラルキッチンの料理人たちが最大限に引き出し、「食卓でもっともおいしい“旬”」を感じていただけるバリエーション豊かな自家製商品(惣菜・パン・デザート・食肉加工品)へと姿を変えてご提供します。「四季プロジェクト」はお客様への感謝の想いを、成城石井らしいクオリティの高い商品でお返しすることに加え、生産者の方々が古くから気候や土地を活かし発展してきた産業の継承、また日本のその美しい四季を守りたいという想いが込められています。

■まずは“レモンの常識”を変える、「瀬戸内レモン」

レモンは温暖な地域にしか育たないため、日本国内で流通しているレモンの約9割が、アメリカやチリなどの海外からの輸入品です。外国産のレモンは、完熟する前に収穫し、防かび剤やワックスが使われた状態で輸入されるものが多くを占めています。一方、国産のレモンは、最もおいしいタイミングに収穫するだけでなく、消費までに時間がかからないため薬剤を使用せず出荷できることから、高い支持を集めています。中でも注目は、温暖な瀬戸内の気候の中で太陽をいっぱいに浴びたおいしさあふれる「瀬戸内レモン」。瀬戸内は降水量も少なく、晴れが多い気候が特長。瀬戸内レモンはレモン栽培に最適な環境下で育っているため、酸味がまろやかで甘味が強いことに加えて香りがよく、冬から初春にかけて黄色く色づき旬を迎えます。風味を生かしたレモン料理は多数ありますが、瀬戸内の旬のレモンは格別。酸味も甘みも凝縮された味わいで、果実の旨みを堪能いただけます。


■瀬戸内のレモンの旬と魅力を日本各地へお届け

今回、瀬戸内レモンを選んだ理由。それはバイヤーが今までの「常識をくつがえすほどのインパクトを受けた」というレモンとの出会いです。酸味がまろやかで甘みの強さが特長の瀬戸内レモンがおいしさのピークを迎えるのが初春。このあまり知られていない旬を、バイヤーからお客様へ初春を感じることのできる季節の便りとしてぜひお届けしたいと考えました。そこで、ハマノ果香園から全面的にご協力をいただき、今回の取り組みが実現。一つひとつ丁寧に育てられ、手摘みされた瀬戸内レモンは、防かび剤やワックスを使うことがないので、皮のままでも食べられ、ほど良い酸っぱさと濃い甘みのある果汁が、まさにレモンの常識を変えるほどの味わいです。ハマノ果香園のレモンはコクのある味わいと、皮まで無駄なく使用できることから、ホテルや飲食店に卸されてきました。
しかし、コロナ禍の需要減少により2021年は加工・外食向けの出荷分を中心に2割ほど減少。本来四季の魅力を伝える果実も、コロナ禍の移動制限や消費低迷により、行き場のない状況が続いている中、「瀬戸内レモンの本当においしい時期を知ってたくさんの人に食べてほしい」という生産者の想い、そして青果売場での販売だけでなく、オリジナル商品や自家製商品への展開力・開発力を活かし、果汁だけでなく皮なども余すことなく使う、成城石井のスケールメリットを生かした開発をするため一括仕入れを実現。熟れた果実をそのまま味わう青果のほか、果汁、ジャム、ピール等に加工し、自家製商品に使用するなど、「食卓でもっともおいしい“旬”を味わえる」成城石井ならではの商品ラインナップで瀬戸内レモンが生まれ変わります。
 
  • ハマノ果香園からのメッセージ

瀬戸内レモンは、温暖な瀬戸内の太陽をたっぷりと浴びて育つことで、酸味がまろやかで甘みが強くなります。実はレモンの樹には棘があるのですが、風が強いと果実が傷つき、それが病気の原因となることもあるため、樹の内側に実をならせることで、果実が健康的に育ち、しっかりと熟した実が収穫できるように工夫しています。コロナ禍で、緊急事態宣言期間中は飲食店などからの果汁の注文が大幅に減った中、成城石井のバイヤーさんとのご縁をいただきました。青果に限らず、規格外品を加工した果汁も使っていただけること、そしてオリジナル商品や自家製商品など瀬戸内レモンの魅力が詰まった商品を生み出していただけることを嬉しく思っています。この取り組みを通して、瀬戸内レモンのおいしさが世の中に広まればと願っています。

■瀬戸内レモンの風味を最大限に活かす、自家製商品などが多数登場

レモンを果物として販売するのはもちろんのこと、レモンを丸ごと使用し、果汁やピール、ジャムなどに加工。それらの素材を最大限活かした自家製商品が多数登場します。また、5月下旬には果物として店頭では販売できない傷ものなどの規格外品からつくられた瀬戸内レモン果汁も買い付け、成城石井オリジナルのジャムやお菓子、ドリンク、アルコール飲料も発売予定です。皮まで食べられる国産ならではのメリットを活かし、皮・規格外品も原材料としてまるごと使用することで、フードロス削減にも取り組んでまいります。
この瀬戸内レモンで春の旬を、夏・秋・冬にもそれぞれの季節に旬を迎える魅力的な食材を発掘、魅力的な商品を開発し、日本の四季の旬をお届けしてまいります。また、生産者様と直接対話ができる成城石井だからこそ、サスティナビリティの観点を踏まえた食材選びを通して、地域へも貢献ができる取り組みを展開してまいります。
95周年のお客様への感謝の想いを込めた、まだ見ぬ日本の旬の魅力を、高い品質でお届けいたします。どうぞご期待ください。
 
  • バイヤーが語る瀬戸内レモンの魅力
四季プロジェクトの推進に際し、旬を味わう喜びをお客様に改めて感じていただけるような食材を探す中、今までのレモンの常識を覆すほどのインパクトを持つこの瀬戸内レモンに出会いました。夏のイメージが強いレモンの旬は、実は初春であることはあまり知られていません。さらに、この瀬戸内レモンであればそのままを味わっていただくだけでなく、成城石井が培ってきた開発力を通して、様々な魅力的な商品が開発できる可能性を確信し、四季プロジェクトの始まりにふさわしい食材として選びました。まずは、この時期ならではの瀬戸内レモンのおいしさを、店頭で販売する果物にとどまらず、セントラルキッチンで製造する自家製商品を通じてお客様にご提案します。さらに第二弾として、5月下旬にはジャムやドリンク、アルコール飲料を発売する予定です。どれも、すっきりとしたレモンの風味が恋しくなる夏場にピッタリの商品ですので、果実そのものの「旬」の時期以外にも、瀬戸内レモンの魅力を様々な商品を通してお届けしてまいります。
  • セントラルキッチンのパティシェが語る瀬戸内レモンの魅力

瀬戸内レモンに私が感じた一番の魅力は、なんといってもその香りです。爽やかという言葉がピッタリと当てはまる果皮の香りと大人な苦味、濃い甘みのある果汁の酸味に魅了されました。今回は、その特長を余すところなく活かせるよう、セントラルキッチン内で自家製のジャムなどを一から製造し、その香りと味を活かした様々なデザートが生み出されています。例えば、パウンドケーキは、生地にはジャムを練りこみ、ケーキ表面には自家製のレモンピールを散らし、見た目、香りも楽しめるように工夫をしました。旬を迎えた瀬戸内レモンの魅力をお届けできればと思います。


製造本部 製造部 菓子グループ主任 近藤勝寿
2021年お弁当・お惣菜大賞デザート部門 最優秀賞を受賞した
成城石井自家製 イタリア産シチリアレモンのチーズケーキの開発者


■瀬戸内レモンを使った商品には目印となるロゴやPOPを設置
瀬戸内レモンを使用した商品には、目印となるロゴや各種POPを設置し、お客様をお迎えします。










■瀬戸内レモンを使用した新商品を2月25日(金)に発売

成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったパウンドケーキ  1,070円

瀬戸内レモンの風味を最大限引き出すために、生地に自家製瀬戸内レモンジャムを混ぜ込みました。また、食べた瞬間にダイレクトに風味が伝わるようにケーキ表面にもジャムを塗っており、生地と表面の両方からレモンの爽やかな風味を味わうことができます。レモンが引き立つよう相性の良いラムを少量しみ込ませたことで大人の風味に仕上げています。コーヒーや紅茶と召し上がっていただくと、爽やかなレモンとラムの香りがよりいっそう引き立ちます。

成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったはちみつジュレの練乳プリン 270円

自家製瀬戸内レモンジャムと相性の良い蜂蜜を使用したジュレを、練乳プリンの上にトッピングしています。土台の練乳プリンは酸味の効いた自家製瀬戸内レモンジャムとよく合うよう、通常の卵より甘味やコクが強い原料を使用しています。自家製瀬戸内レモンジャム、はちみつジュレ、練乳プリンを一度に味わっていただいたときの、甘さ、酸味、コクのバランスがよくなるよう調整し完成しました。


成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったチーズクリーム大福 323円

瀬戸内レモンの香りが存分に楽しめるように、羽二重餅に自家製瀬戸内レモンジャムを練りこんでいます。羽二重餅の中には、自家製瀬戸内レモンジャムとレモンと相性のよいクリームチーズを入れています。クリームチーズはホイップフロマージュ(空気を含んだ軽い味わいのクリームチーズ)を使用することで口溶けがよくなるよう工夫しました。羽二重餅の食感、中にいれた口溶けのよいクリームチーズ、爽やかな酸味の効いた自家製瀬戸内レモンジャムの一体感をお楽しみください。

 

成城石井自家製 瀬戸内レモンブリオッシュロール 323円

自家製瀬戸内レモンジャムの爽やかさを活かすために、バターと卵をふんだんに使用したブリオッシュ生地で巻き込み作りました。焼きあがりにブランデーシロップをアクセントでしみ込ませることで大人な味わいに。トースターやレンジで温めることでさらに香り豊かな味わいを楽しんでいただくことができます。



成城石井自家製 瀬戸内レモンウインナー 539円

瀬戸内レモンを皮や果汁含め丸ごと使用。レモンの皮は塩と砂糖で煮込み鮮やかな黄色と香りのピール煮に加工し、果汁と共に生地に加え、爽やかな口当たりのウインナーに仕上げました。ウインナーは国産豚のウデ肉のみを使用し、挽き目を変えた2種類の挽肉を練り上げています。ウデ肉は肉の食感と脂を両方楽しめる部位のため、ジューシーで歯応えがあります。成城石井のウインナーにはなめらかな生地が特長の絹挽き製法もありますが、この瀬戸内レモンウインナーはジューシーな粗挽き製法を採用することで、ウインナーのジューシーさとレモンとの相性を絶妙に活かしました。ボイル、焼きのどちらでも楽しんでいただけます。

※成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったパウンドケーキ及び、成城石井自家製 瀬戸内レモンウインナーについてはオンラインショップでも取り扱いがございます。


※価格は全て税込みです。
※画像は全てイメージです。



 

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ビジネスカテゴリ
食品・お菓子中食・宅配
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会社概要

株式会社成城石井

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URL
https://www.seijoishii.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
神奈川県横浜市西区北幸二丁目9番30号 横浜西口加藤ビル5階
電話番号
045-329-2300
代表者名
後藤 勝基
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1927年02月