株式会社Empath、株式会社Poeticsに社名を変更
科学と人文知を駆使して音声・言語解析AIおよび商談解析AI「JamRoll」の開発をさらに加速化
【概要】
■新社名:株式会社Poetics
■変更日:2023年5月1日
【社名変更の背景】
株式会社Empathは音声感情解析AI事業からスタートし、音声認識、自然言語処理など音声・言語領域のAI開発を進めてきました。また、これらのAI技術を総動員した商談解析AI「JamRoll」は2022年6月の正式販売開始以来、月次売上平均成長率が27.5%を超える(リリース初期のSaaSの平均は2.1~4.4%)など、順調に成長をつづけています(1)。
※JamRollのウェブサイト
https://jamroll.poetics-ai.com/
今回、2023年5月1日の株式会社シーエーシーに対する音声感情解析事業の事業譲渡を受けて、また、科学と人文知を駆使して総合的な音声・言語AIの研究開発をさらに強化すると同時に、「JamRoll」のようなAI SaaSプロダクトの開発を一層進めていくことを目的として、「科学と人文知で21世紀の詩学をつくる」というコンセプトのもと、商号をEmpathからPoeticsに変更いたしました。
(1) "What is a Good Monthly Growth Rate for SaaS Startups?" (https://chartmogul.com/blog/good-monthly-growth-rate/)
【社名の由来】
アリストテレスの『詩学』("Poetics")に由来しています。古代ギリシアにおいて「詩(ポイエーシス: 広く創作一般をさす)」は文芸、歌、演劇と言語や音を使った表現全般を包含する概念であり、『詩学』はこうした「詩作」の構造およびそれがもたらす感情の浄化(カタルシス)をあつかう物語論です。この『詩学』が言語、音声、感情までを研究の射程に含んでいることから、新社名をPoeticsとしました。
さらにコンピューター言語による創作、ChatGPTをはじめとするLLM(大規模言語モデル)によってもたらされた機械と人間による自然言語を通した対話と共創、またGenerative AIによる表現生成という新たなポイエーシス(創作)に遭遇している私たちにとっては現代の『詩学』が切実に必要とされています。だからこそ、21世紀の『詩学』を自分たちで作るのだという強い野心をもって、Poeticsという新社名にしました。
【体制の変更】
2022年12月28日より下地貴明、山崎はずむの二代表制(代表取締役二人体制)をとってまいりましたが、音声感情解析AI事業の事業譲渡にともなう株式会社シーエーシーへの下地の転籍にともない、2023年5月1日よりPoetics(旧Empath)の代表取締役は山崎はずむ一名へと変更になりました。
【株式会社Poetics(旧Empath)概要】
株式会社Poeticsは「人文知と科学で21世紀の詩学をつくる」をテーマに、人文知(とりわけ哲学、文学研究の知見)と諸科学の知見をクロスオーバーさせながら言語・音声などコミュニケーションに関わるAIを開発するスタートアップです。2022年6月からは商談解析AI「JamRoll」(https://jamroll.poetics-ai.com/)を提供開始、月次売上平均成長率が27.5%をこえるなど、加速度的に成長をしています。これまでTech in Asia Singapore、ICTSpringなど国際的なピッチコンテストで10度以上優勝しているほか、Google Launchpad Accelerator日本第一期生として採択されています。また経済産業省が主導する「J-Startup」プログラムにも選抜されています。
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