【長崎県初】長崎県立諫早高等学校が、偏差値以外の評価軸で生徒の多様な能力の成長を測るためAIを活用した評価ツール「Ai GROW」を有償導入

12月13日(金)を中心に高校1年生278名が受検実施、先生と生徒に取材可能

IGS株式会社

受検当日の様子:ICT端末で受検

Institution for a Global Society株式会社(本社・東京都渋谷区、代表取締役社長 COO:中里 忍、以下「IGS」)は、従来の学力テストでは測れない生徒の「非認知能力」等をAIの活用で客観的に可視化する「Ai GROW(アイ・グロー)」を、長崎県立諫早高等学校に長崎県初の事例として有償導入いただいたことをお知らせします。44都道府県目の導入となります。

12月13日(金)を中心に、高校1年生278名が「Ai GROW」を受検いたしました。

「Ai GROW」導入背景

■「偏差値以外の評価軸もあること」を生徒に自覚してもらうために、「Ai GROW」を導入

長崎県立諫早高等学校は、100年以上の歴史を持つ伝統校であり、長崎県内有数の進学校として高い評価を得ています。同校は近年、「キャリア検討会」という脱偏差値型のキャリア教育を推進し、個々の生徒の可能性を引き出す取り組みを強化しています。この改革により、総合型選抜入試や学校推薦型選抜入試での合格者数が増加し、多様な進路選択を支援する成果を上げています。

同校が進めてきたキャリア教育を中心とした学校改革において、「偏差値以外の評価軸」もあることを生徒に自覚してもらうには、子どもたちが幸せな人生を切り拓くために必要な能力である「非認知能力」の成長把握と、生徒への丁寧なフィードバックが、従来の成績表と同様に欠かせません。

■「正解のない問題に取り組む力」だからこそ、従来の学力テストでは測れない

しかし、従来の学力テストでは測れない「非認知能力」は、表現力、共感力、決断力など多様であり、先生が生徒一人ひとりの能力を正確に把握することの負荷の高さが課題とされています。

同校においても、「非認知能力」などの測定を客観的に行う方法を模索する中で、他社の外部指標を活用するなどを試みるも、測定可能な能力・領域が限られており、多様な能力の成長を可視化するには至りませんでした。

「Ai GROW」は、最大25項目もの能力から同校が測りたい能力を選んで測定できる点に加え、生徒の自己評価だけでなく、生徒同士が評価をする「相互評価」の方法を取り入れて客観性の担保に長けていることを評価いただき、この度の有償導入につながりました。

〇長崎県立諫早高等学校 指導教諭 後田康蔵先生のコメント

「本校では、教科の学力だけでなく、生徒の能力を多面的に育成し、それぞれの個性がいかんなく発揮される場づくりを目指してきました。一方で、その成果をいかにして測定するかという課題にぶつかっていました。そんな時、本校の自由と主体性を重んじる教育方針を完全にカバーした非認知能力テストに出合いました。その答えは、学校の教育方針に合わせて測定する非認知能力を選ぶという機能でした。今後は、「Ai GROW」の特長である、非認知能力を焦点化でき、1年間に何度も測定ができる点を活かして、1つの行事に中心的に関わった生徒がその行事の前後においてどんな非認知能力を伸ばしたかを測定することで、本校の行事の持つ教育的意義を視覚化したいと考えています。」

「Ai GROW」とは

■「見えない学力」の可視化と教育効果の科学的検証を可能に

IGSは、「Ai GROW」を2019年4月にリリースして以来、国内外の小学校・中学校・高等学校400以上の学校(累計)で有償導入いただいております。この度の長崎県への導入で44都道府県目となります。

「Ai GROW」は、生徒の自己評価に加えて、生徒同士が評価をする「相互評価」の方法を取り入れています。さらに、人が人を評価するうえで生じやすい、忖度や性格の甘辛などの不要な評価の偏りをAI(人工知能)が補正することで、25種類もの能力を公正に可視化可能です。(特許第6589257号)

「Ai GROW」の受検画面
「Ai GROW」の生徒向けレポート

加えて、「Ai GROW」では、受検回数によらず年間の利用料を一定としており、生徒の能力やその変化を定期的に測定することが可能です。これにより、測定した能力データを活用し、「どのような教育活動が、どのような能力育成に貢献したのか」を効果検証することができます。例えば、文化祭の前後に「Ai GROW」を受検することで、生徒が文化祭を通して具体的にどのような能力を伸ばしたのかを可視化することが可能です。

先生向け画面:生徒の能力成長がスコアとグラフで直感的にわかります

ご取材時のイメージ

PRTimes末尾のメディア向け欄をご覧ください。

APPENDIX

■「Ai GROW」とは

児童・生徒同士の評価にAIの補正を加え、「非認知能力」を含む25種類もの能力を公正に評価するツールです。2019年4月にリリース以降、国内外の小学校・中学校・高等学校400校以上、44都道府県へ導入されています。(累計)

・「Ai GROW」サービスサイト: https://www.aigrow.jp/aigrow

■長崎県立諫早高等学校 概要

長崎県立諫早高等学校は、明治44年の開校以来、創立113年の歴史を誇る伝統校です。校訓「自立創造」の下、「高い志を抱き、自分の人生を自分の力で切り拓く」姿勢を育む教育を推進しています。生徒たちは、日々の学校生活を通じて社会で自立して生きる力を養い、学習や部活動、生徒活動を通じて他者と協働する力を培っています。また、教職員は、生徒一人ひとりの「夢を実現したい」「自分の力を社会のために役立てたい」という思いを温かく真剣にサポートし、多様な挑戦を応援しています。

所在地:〒854-0014 長崎県諫早市東小路町1−7

設立:1911年

学校サイト:https://www2.news.ed.jp/section/httpwww2news-ed-jpisahaya-h/

■Institution for a Global Society(IGS)株式会社 会社概要

多様な「評価」と新たな「お金の流れ」で、世界中の「教育」を変えるテックカンパニー。社会で活躍する際に重要な「非認知能力」を中心に、人の能力を子どもから社会人まで一貫して可視化できるツールの提供や、NFTを活用することで無償教育と人材マッチングを促進する人材育成・転職プラットフォームなどを国内運営。「分断なき持続可能な社会を実現するための手段を提供する」を企業パーパスに掲げ、2021年12月29日に東証マザーズ市場(現・グロース市場)に上場。

所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F

設立:2010年5月

資本金:50百万円(2024年9月末現在)

事業内容:AIを活用した人材評価プラットフォームを企業や学校に提供

コーポレートサイト: https://www.i-globalsociety.com/

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会社概要

URL
https://www.i-globalsociety.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F
電話番号
03-6447-7151
代表者名
福原正大
上場
東証グロース
資本金
9500万円
設立
2010年05月