アクアイグニス コンフィチュール アッシュ統括責任者の籏 雅典シェフが、日本代表として洋菓子の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」で世界一に!!
日本チームは味覚の完成度、日本の文化と伝統を力強く表現したデザイン性、優れたチームワークが評価され、2 位のフランス、3位のマレーシアを抑え、日本初の二連覇を達成!
株式会社アクアイグニス( 本社:東京都中央区、代表取締役:立花哲也)が運営する、三重県の複合温泉リゾート施設「アクアイグニス」内にあるパティスリー「コンフィチュール アッシュ」で統括責任者を務める籏 雅典シェフが、2025年1月24日~25日にかけてフランス・リヨンにて行われた「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025」に日本代表として出場。日本チームは味覚の完成度、日本の文化と伝統を力強く表現したデザイン性、優れたチームワークが評価され、2位のフランス、3位のマレーシアを抑え、見事優勝し、日本初の二連覇を達成しました。
第19回目となる2025年大会では、各大陸予選を勝ち抜いた18か国が参加し、2日間にかけて行われました。大会総合テーマ「National Heritage(国家遺産)」のもと、日本チームは「日出ずる国〜Land of the Rising Sun〜」をテーマに、独楽をモチーフとしたフローズンデザートや、伝統的な麻の葉模様を取り入れた繊細なレストランデザート、会場を巻き込んだ太鼓のパフォーマンスを盛り込んだショーショコラ、今にも動き出しそうな力強く迫力満点の飴細工・チョコレート細工・氷彫刻の作品を9時間でつくりあげました。
籏は、日本代表のチームリーダーとして、チョコレート細工とレストランデザートを担当。
レストランデザートでは、石川県能登半島・あんがとう農園のレモンマリーゴールドを使用した爽やかなグラニータと三重県産のマイヤーレモンのクリーム、ジューシーな洋梨を使用。レモンマリーゴールドが栽培された、石川県能登半島は「能登の里山里海」として日本で初めて世界農業遺産として指定された自然環境の豊かな場所です。コンクールではあまり扱われたことのない珍しい素材でしたが、令和6年能登半島地震を受け、レモンマリーゴールドを使用することで少しでも地域のサポートになればと使用を決めました。パッションとライチを合わせたような独自の香りと味のバランスにこだわり、日本の美の象徴である伝統的な麻の葉模様を取り入れ、エレガントな一皿に仕上げました。
また、チョコレート細工では、提灯や鳥居、太鼓など和のモチーフを、日本の文化や歴史を感じさせるような立体的かつダイナミックに表現。回転することで、光を乱反射させる部分もあり、インパクトのある作品に仕上げました。籏の持つ高い技術は、他国を圧倒する評価をいただき、チョコレート細工で最高点を獲得しました。
コンフィチュール アッシュ 統括責任者 籏 雅典(はた まさのり)
プロフィール
1982年1月28日、岐阜県郡上市生まれ。大阪あべの辻製菓専門学校を卒業後、母校で教員として5年間勤務。その後、製菓店やホテルのペストリー部門を経て、2012年に株式会社アクアイグニス コンフィチュール アッシュ(三重)に入社。現在は統括責任者としてスタッフを率いている。チョコレート細工は教員時代に独学で学び始め、4度目の挑戦で日本代表の座を勝ち取った。クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025では、日本代表のチームリーダーを務め、チョコレート細工とレストランデザートを担当。チョコレート細工で最高点を獲得し、日本チームの優勝に貢献した。
大会を終えて籏シェフよりコメント
優勝が決まった瞬間は、本当に感動でいっぱいで、夢のような時間を過ごさせていただきました。優勝できるか確信はありませんでしたが、やりきったというのが一番にあり、達成感で胸がいっぱいでドキドキしていたのを覚えています。今、たくさんの方に集まってもらったりお祝いの声をいただいて、だんだんと実感がわいてきているところです。
大会中盤では、チョコレートの大事な柱になるパーツが壊れるハプニングもあったのですが、冨田団長のアドバイスもありなんとか修復することができました。修復の関係で、想定より重量が重くなったことや重心が変わったことで、最後に競技ブースからプレゼンテーションテーブルへ運ぶ際に力尽きてしまいそうになったのですが、団長やチームのメンバーが支えてくれて、チームワークで乗り切ることができました。
大会への挑戦に協力してくれた家族をはじめ、関係者、スタッフの皆様の応援がとても力になりました。沢山の方に支えられて感謝しかありません!改めて、ありがとうございました。
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2025 日本代表チーム(写真左から)
・籏 雅典 選手 (アクアイグニス コンフィチュール アッシュ/三重)
・冨田 大介 団長(パティスリー カルチェ・ラタン/名古屋)
・的場 勇志 選手(美十/京都)
・宮﨑 龍 選手(ブライド・トゥー・ビー エルダンジュ/名古屋)
クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーとは
1989年にM.O.F.の(フランス最優秀職人章)の称号をもつガブリエル・パイアソン氏とヴァローナによって設立された世界を代表するパティスリーのコンクール。2年に1度フランスのリヨンで開催されます。各大陸予選を勝ち抜いた世界のパティシエたちが、各国代表3名でチームを組み、その腕を競う最高峰の場として知られており、“スイーツのワールドカップ”とも呼ばれています。
店舗情報
アクアイグニス
〒510-1233三重県三重郡菰野町菰野4800-1
TEL:059-394-7733
コンフィチュール アッシュ
〒510-1233三重県三重郡菰野町菰野4800-1(アクアイグニス内)
TEL:059-394-7727
営業時間: 10:30~18:00(年中無休)
リットリンク:https://lit.link/confitureh
株式会社アクアイグニスについて
アクアイグニスは、世界的に著名なシェフ・パティシエによるレストランや、国内外で活躍するクリエイターがデザインする温浴施設・宿泊施設など、日本各地から多くの来場者が訪れる複合温泉リゾート施設を開発・運営しております。ラテン語でアクアは水、イグニスは火を意味し、水と火を対置させた「アクアイグニス」は、大地で育まれた温泉、食材、そして男女を表しています。2012年三重県菰野町湯の山で「癒し」と「食」をテーマにした複合温泉リゾート施設を、2021年には日本の食文化、ライフスタイル、テクノロジーの全てを集結させ、国内外から集客する観光施設でありながら、地域住民の方がコミュニティの場として集える、街づくりと商業を掛け合わせたVISON(美しい村)を開業しました。地域の食材、食文化、シェフやクリエイターと生産者を繋ぎ、「癒し」と「食」を通じた地域活性を行っています。
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