《全国初》産学官連携により、不要になった “クリアファイル” を回収し、 “防災・防犯” にアップサイクル!【愛知県西尾市】
~プラスチックごみ削減と地域防災力強化を同時に実現するSDGs施策~ 愛知県西尾市では、不要になったクリアファイルを回収し、新たな製品へと生まれ変わらせるアップサイクルプロジェクトを実施中です。

生活に身近なプラスチック製品のひとつに「クリアファイル」があります。しかし、使われず「ごみ」になってしまうものも少なくありません。しかしそれも大切な資源です。このプロジェクトは、そんな大切な資源であるクリアファイルを回収し、新たな製品へと生まれ変わらせるアップサイクルプロジェクト(CRe=UP)です。
市内から目標4,000枚の不要になったクリアファイルを回収し、2,000個の「防災・防犯ホイッスル」を制作する予定です。完成は今年12月を予定しています。制作したホイッスルは、「市の防災講座」や、ホイッスルを購入いただいた「協力企業・団体(下記記載)」のノベルティとして配布します。




本プロジェクトは、2023年度から市がはじめた「にしおSDGsパートナー登録制度」に登録されたパートナーが主体となり、複数のパートナー及び市が連携して実施します。
実施主体(にしおSDGsパートナー)
協力企業・団体 (※7月28日現在)

市内中学校との連携

にしおSDGsパートナーである西尾市立東部中学校により、1年A組(32名)の総合的な学習として、7月11日(金)から1週間にわたって回収し、144枚が集まりました。
生徒からは「回収期間は短かったかもしれないけど、みんなで協力した。まず行動してみて、はじめてわかることがたくさんあった。不要なクリアファイルと思っていたものが人の役に立つ道具になるなんてすごい」と感想がありました。
市内の就労継続支援A型事業所との連携
作業のうち、ボールチェーンや台紙のセット作業などを、市内の就労継続支援A型事業所である「こあこいろ」と連携して制作します。
市内の民間企業との連携
本プロジェクトに必要な経費は、制作する「防災・防犯ホイッスル」を市内民間企業が購入(30,000円/100個)し、ノベルティとして活用していただくことで捻出しています。また、各民間企業でも不要になったクリアファイルを、ごみ(産業廃棄物)とせず、本プロジェクトの資源として回収します。
回収期間
2025年8月20日(水)まで
回収箱の設置
市内10箇所に専用回収箱を設置しました。

・ 市役所(1階市民課前、3階秘書政策課窓口)
・ おいでっき(西尾駅)
・ 図書館(本館、一色、吉良、幡豆)
・ ホワイトウェイブ21(吉良)
・ ファーマーズガーデン(福地)
・ 西尾自動車学校(八ツ面)
外部リンク
本プロジェクトの紹介動画(YouTube)
〈問い合わせ先〉
西尾市総合政策部秘書政策課
TEL:0563-65-2155(担当:稲吉)
E-mail:kikaku@city.nishio.lg.jp
すべての画像