引越し挨拶の実態調査!挨拶はするべき?しなくてもいい?
<本調査に関して>
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うゼロリノベと合同で持ち家購入者の男女1042名を対象に、「引越しの挨拶とライフスタイルに関する実態」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査概要:「持ち家購入者を対象にした引越しの挨拶とライフスタイルに関する実態」についてのアンケート調査
調査期間:2024年11月23日(土)〜2025年1月27日(月)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:1042人
調査対象:男性321人、女性721人
回答者に関して
まずは回答者の年代と男女の割合に関してご紹介します。
回答者の年代
20代:約16%
30代:約31%
40代:約30%
50代:約18%
60代以上:約5%
回答者の性別
男性:約31%
女性:約69%
近隣に引越し挨拶をしたことがある?
回答者に、持ち家購入時に近隣に引越し挨拶をしたことがあるかどうか、質問してみました。また、その際の手土産についても聞いてみましたので紹介します。
「ある」と回答した人が、約8割を占めました。続いて、その際の手土産の一例を紹介します。
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タオル
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お菓子(詰め合わせなど)
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洗剤(食器用洗剤、洗濯洗剤など)
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お米
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ドリップコーヒー
そのほかにもさまざまな回答がありましたが、いずれも普段使いしやすいものや消耗品が挙げられていました。相手の負担になりにくい点もポイントといえそうですね。
引越し挨拶をしたことがある人の物件タイプと、挨拶した近隣の範囲と手土産の総額費用について
次に、持ち家購入時に近隣に引越し挨拶をしたことがある人の、物件タイプについて聞いてみました。
「ある」と回答した人に購入した持ち家の物件タイプを聞いてみたところ、「戸建て」が約72%、「マンション」が約28%という結果となりました。続いて、挨拶した近隣の範囲と手土産の総額費用について、「戸建て」と「マンション」それぞれの回答を紹介します。
「戸建て」と回答した人の挨拶の範囲と手土産の総額費用
【挨拶した近隣の範囲】
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両隣+向い3軒:約47%
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両隣+向い1軒:約35%
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両隣:約18%
戸建ての場合、最多は「両隣+向い3軒」の約47%で、半数近くを占めました。「両隣+向い1軒」も約35%とこちらも多め。戸建ての場合は近隣との距離も場所により異なるので、さまざまなケースが想定されそうです。
【手土産の総額費用】
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500~1000円未満:約35%
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1000~3000円未満:約29%
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3000~5000円未満:約14%
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500円未満:約13%
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5000円以上:約9%
近隣への手土産の総額は、戸建ての場合「500~1000円未満」の人が約35%と最多でした。「1000~3000円未満」の人も約29%と多めで、「500~3000円」がボリュームゾーンといえそうです。
「マンション」と回答した人の挨拶の範囲と手土産の総額費用
【挨拶した近隣の範囲】
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隣(両隣):約42%
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隣(両隣)+上の階+下の階:約31%
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隣(両隣)+下の階:約20%
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隣(両隣)+上の階:約7%
マンションの場合は、「隣(両隣)」が約42%と最多でしたが、「隣(両隣)+上の階+下の階」や「隣(両隣)+下の階」という回答も多めでした。子どもの有無などで、挨拶の範囲も変わってきそうです。
【手土産の総額費用】
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500~1000円未満:約45%
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1000~3000円未満:約31%
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500円未満:約14%
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3000~5000円未満:約8%
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5000円以上:約2%
近隣への手土産の総額は、マンションの場合も「500~1000円未満」の人が約45%と最多。次いで「1000~3000円未満」の人も約31%と多めで、こちらも「500~3000円」がボリュームゾーンといえそうです。
引越しの挨拶をした理由、しなかった理由
回答者に、引越しの挨拶をした理由をしなかった理由を聞いてみました。
引越しの挨拶を「した」人の理由
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長い付き合いになるのでお近づきのしるしとして(女性 50代)
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介護の関係で家の前に介護事業者の車が来ることが多くなるので(男性 50代)
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挨拶をするのが常識だと思っていた(女性 30代)
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子供が小さいので声や騒音トラブルになっても嫌だから。また、できれば、隣同士仲良くしたいから(女性 30代)
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どんな人が住んでいるか顔を知りたい、相手にも知ってもらうため。いつの間にか住んでいたと思われるのも気まずい(女性 50代)
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その地域は長く住んでいる人がほとんどで町内会の活動も活発だと聞いた。コミュニティにすんなり入れるようにあらかじめ挨拶に行き良い印象をもってもらいたいと考えた(女性 50代)
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引っ越してきたばかりで、不安だったから(女性 20代)
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通販でものを買うことが多いので、誤配の心配があるため(女性 50代)
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災害時などに協力してもらえる(男性 60代以上)
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不動産会社にしたほうがいいと言われたから(女性 30代)
引越しの挨拶を「しなかった」人の理由
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面倒だったため(男性 40代)
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ぽつんと一軒家なので、近隣に住居が無いから(男性 40代)
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集合マンションの同階の3軒先までのお部屋の空き家だったから(女性 50代)
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プライバシーが気になるから(女性 40代)
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どんな人か分からず不安であったり、交流を持たなくても特に不便に思うことはないため(男性 30代)
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新築マンション一斉入居だったので、周りもしていなかったので不要だと思った(男性 50代)
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お断りの張り紙がされていたから(女性 20代)
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食べ物や肌に触れるものなどは相手方にアレルギーがあるかもしれないし、余計なことだと思ったから(女性 40代)
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不動産会社にしなくても良いと言われたため(女性 20代)
まとめ
今回は持ち家購入者を対象に、購入時に引越しの挨拶をしたかどうかのアンケートを取りました。引越しの挨拶をしたことがある人が約8割という結果になりました。挨拶の際の手土産は、タオルやお菓子などの消耗品が多く、総額費用は500円〜1000円がボリュームゾーンでした。
挨拶をした人の理由としては、長く住むことを想定してご近所との付き合いを大切にしたいといった意見や、災害時を想定したコメントもありました。一方で、挨拶をしなかった人の理由としては、「面倒」と感じている人が多く、プライバシーを気にする人もいました。不動産会社や大家さんの方針で、挨拶不要としているケースもあるようです。
ライフスタイルの多様化などによりご近所付き合いが難しい昨今ですが、引越しの挨拶をするケース、しないケース共に、ご自身の判断に役立てていただければ幸いです。
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