ログリー、「WebP」対応と画像最適化で表示を高速化し、PageSpeed Insights評価を大幅に改善

ログリー株式会社

ログリー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:吉永浩和、証券コード:6579、以下:ログリー)は、「LOGLY lift」(*1)において、次世代画像フォーマット「WebP」(*2)の対応と画像最適化を実施し、表示速度の向上と指標となるPageSpeed Insights(*3)の評価について大幅な改善を実現しました。これによりLOGLY liftを導入するWebサイトを閲覧するユーザーの満足度が向上し、離脱率の改善、回遊性および広告収益性の向上が期待できます。

Webサイトのパフォーマンス向上は、検索エンジンの順位評価に影響を与えることから、メディアにとって重要なテーマとして扱われています。昨今、ユーザー体験の質の測定のため、GoogleよりCore Web Vitals(*4)という新たな指標が導入されました。Googleのランキングシステムの一部として採用されているため、Core Web Vitalsの指標を改善することがメディアの近々の課題となっております。

■PageSpeed Insightsの改善項目について
1.【次世代フォーマットでの画像の配信】
近年、Webサイトの表示速度の改善によるユーザー体験の向上を目的として、「WebP」が注目されています。GoogleはWebPを使用した場合、PNGの使用時と比べ約26%、JPEGでは約25〜34%も画像の容量を圧縮できると発表しています。
出典元:Google Developers https://developers.google.com/speed/webp
本対応を行うことで、PageSpeed Insightsの【次世代フォーマットでの画像の配信】項目が改善されました。

2.【効率的な画像フォーマット】
LOGLY liftでは以前より、サムネイル画像を独自に最適化することで、Webサイトのパフォーマンス向上に寄与してきましたが、一部サムネイルにおいては画質の低下が発生していました。 今回、WebPの対応も併せて行うことで、画質を担保しつつ配信することが可能となりました。
本対応を行うことで、PageSpeed Insightsの【効率的な画像フォーマット】項目が改善されました。

■性能評価試験の概要および結果
・同じファイルにおける各パターン比較
図1は、入稿時のオリジナル画像、従来の画像最適化処理のみを施したJPG、今回実施した画像最適化+WebP対応の3パターンを比較したものです。

 

図1:同じファイルにおける各パターン比較図1:同じファイルにおける各パターン比較図1:同じファイルにおける各パターン比較図1:同じファイルにおける各パターン比較

 

画像最適化の精度を上げるだけではなく、WebP対応も併せて行うことで、上記サンプル画像においてはファイルサイズを最大で約83%軽量化し、画質を保った状態での配信が可能となりました。

・PageSpeed Insightsでの評価比較
図2は、LOGLY liftのレコメンドウィジェットを単体設置しているページにて、PageSpeed Insightsで対象となる項目の前後を比較したものです。
 

図2:PageSpeed Insightsでの前後比較図2:PageSpeed Insightsでの前後比較

 

本対応により、「次世代フォーマットでの画像の配信」の指摘や「効率的な画像フォーマット」の指摘が改善され、基準を合格いたしました。

LOGLY liftをお使いのメディアは、Webサイトの表示速度が向上することで、ユーザー満足度が向上し、さらなる回遊性と収益性の向上が見込まれます。

ログリーは今後も、メディア価値の最大化をミッションとし、テクノロジーを用いて、収益向上のみならず、サイトに訪問したユーザーのメディア体験向上にも貢献すべく、研究・開発に取り組んでまいります。

□用語説明
*1 LOGLY lift
「LOGLY lift」は、独自の自然言語処理技術と機械学習技術を用いて関連性の高い記事・広告を配信する日本初のネイティブ広告プラットフォームです。
ネイティブ広告は、デザインとユーザー体験を編集コンテンツと一致させる広告手法です。出版社や新聞社、ポータルサイトなど月間300億インプレッションを超える数多くの媒体を保有し、媒体のデザインに合わせたウィジェット内の一部からユーザー体験に合わせた広告配信を実現できることから、ブランド認知、ブランドとの親和性の高い新規顧客の獲得・育成に適しています。
Cookieを使用せずにユーザー属性を推定する特許技術(特許:第6511186号)を用いた広告配信最適化エンジン「SYNAPSE D-engine」や、独自のコンテキスト解析技術を応用した新型配信ロジック「インテントキーワードターゲティング」など、今後も広告業界の情勢に合わせたプロダクトの開発・提供をしてまいります。

*2  WebP
Googleが開発した、画像の画質を担保したまま軽量化した画像を書き出すことができる新しい画像フォーマットです。

*3  PageSpeed Insights
Google社の提供するWebサイトのパフォーマンス最適化を支援するために設計ツールです。

*4  Core Web Vitals
優れたユーザー体験を提供するために、Googleが具体的に提示している共通指標です。

□会社概要
ログリーは、2006年の設立以降、大規模データ分析技術をコアコンピタンスとし、日本初のネイディブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」をローンチしたテクノロジー企業です。「イノベーションで世界中の人々にワクワクを」をミッションに掲げ、インターネット領域において独自のテクノロジーでプロダクトを提供しています。
会社名:ログリー株式会社(東証マザーズ:証券コード6579)
代表者:代表取締役社長 吉永 浩和
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス2F
事業内容:メディアテクノロジー事業、アドテクノロジー事業、データマーケティング事業
URL :https://corp.logly.co.jp/

□問い合わせ先
担当:lift事業部
URL:https://corp.logly.co.jp/contact

 

 

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ログリー株式会社

22フォロワー

RSS
URL
https://corp.logly.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1-19-15 ウノサワ東急ビル7F
電話番号
03-5422-9960
代表者名
吉永 浩和
上場
東証グロース
資本金
4億753万円
設立
2006年05月