中退者アンケート「中退者の約半数が、奨学金受給・留年」
2020 年 4月-2021 年3月調査
企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表取締役:佐藤剛志)は、中退者向け就職支援サービス「セカンドカレッジⓇ」の受講生に対して行った、2020年度中退者アンケートの結果を発表します(回答者573名、調査日2020年4月1日-2021年3月31日)
アンケートの結果、以下の3点のことが分かりました。
・約半数が奨学金受給者
・進学理由が明確でなく、約半数が留年を経験
・就職のきっかけは「自立したい」という想いから
アンケートの結果、以下の3点のことが分かりました。
・約半数が奨学金受給者
・進学理由が明確でなく、約半数が留年を経験
・就職のきっかけは「自立したい」という想いから
■当社への中退者・中退検討者の登録者数は、コロナ禍で約1.5倍に増加
文部科学省が、2020年4月から12月までの中退の状況を調査した結果、中退した学生は2万8647人で、このうち新型コロナウイルスの影響と分かっている人は1,367人(中退者全体の約4.8%)でした(2021年2月16日公表)。当社においても、2019年度と2020年度を比較すると、中退者・中退検討者の登録者数が 約1.5倍となり、登録者の中には、コロナ禍における経済的困窮によってやむを得ず中退した方、中退を検討している方も多くいらっしゃいました。
■中退者の奨学金受給率
当社が中退者向け(中退済の方のみ)に行ったアンケートでは、2020年度の奨学金受給率は48.6%という結果でした。中退者の半数近くが奨学金受給者であるという結果ではありますが、一方で、独立行政法人日本学生支援機構「平成30年度学生生活調査」によると、大学生の奨学金受給率の平均は47.5%となっています。このことから、中退者の奨学金受給率は、大学生の平均と比べて大きく異なることはなく、概ね同程度の割合であることがわかります。
■中退者の留年率と中退理由
中退者に対して、「留年をしているか」と聞いたところ、約半数が「留年(確定)した」と回答しました。中退理由についても、トップは「留年したから」が27.2%で、次いで「授業内容に興味が持てなかったから」21.5%と続きます。そして、大学に進学した理由のトップが「なんとなく・親や先生に言われて・進学するのが当たり前だと思った」40.3%となっていることから、明確な理由がなく大学等に進学し、授業に興味が持てず留年し、そのまま中退するケースが多いと考えられます。
■中退者が就職する理由・きっかけのトップは「自立したい」から
中退した後、就職しようと思った理由・きっかけについては、「自立したい」40.3%、「親孝行・親を安心させたい」24.9%となっており、さまざまな理由で中退したものの、このままではいけないと考え、一歩を踏み出す人が多い様子が見て取れます。
この結果について、「セカンドカレッジ®」責任者の小久保はこう話します。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、社会人だけでなく、学生にも大きな影響が及びました。結果として、2020年度は、経済的理由や、本人のモチベーション低下によって中退した方の相談を多く受けてきました。
話を聞いていると、経済的理由など、本当に仕方のない事情で大学を中退せざるを得なかった方がいる一方で、大学に入ったものの、授業に興味が持てずに留年したことがきっかけで退学するという方もいらっしゃいます。どのような理由の中退にせよ、現在の自分の状況を客観視し、今後のために何をすべきか明確な目標を定めることが大切です。さまざまな事情を抱えた中退者・中退検討学生がいますが、一人ひとりに向き合い、自らの道を主体的に切り拓いていく、その一助となれるように、これからも取り組んでいきたいと思っています。」
【調査概要】
名称 :中退(予定者)に対する新型コロナウイルスの影響アンケート
対象 :当社サービス「セカンドカレッジ®」受講生
回答者数 :573名
期間 :2020年4月1日-2021年3月31日
■「コロナ中退119番」窓口の設置で、就職支援を
当社では以前より、大学在学中の学生が中退に関する相談ができる窓口を用意しており、電話相談や対面カウンセリングで、学生の悩みや状況に合わせたアドバイスを行ってきました。そんな中、新型コロナウイルスの影響で中退せざるを得ない、中退を検討する大学生が急増していることから、コロナウイルスの影響による中退者および中退検討者専用の相談窓口「コロナ中退119番」を、昨年5月に設置しました。
今後の進路に迷われている学生の方には、電話やWebで、今後の進路や中退後の就職についての相談・情報収集のサポートをいたしますので、是非お気軽にご相談下さい。
Webから申込みができるURL:https://www.jaic-college.jp/useful/n-119/
■中退者向け就職・採用支援サービス「セカンドカレッジ®」概要
「セカンドカレッジ®」は、大学・大学院・短大・専門学校の中退者を主な対象とする就職支援サービスで、就活対策の研修から集団面接会までをワンストップで無料提供しています。 無料の研修を通じて、受講者は社会人としての基礎力を身に着けながら就活対策することができます。社会人としての考え方、ビジネスマナー、正しい履歴書の書き方や面接の受け方を学ぶことで、面接や就職後に実践できるようなカリキュラムを無料で提供しています。中退者専門の講座ですので「中退に対しての振り返りと、社会で活躍する覚悟」を醸成し、前向きな姿勢で社会に出ていくサポートをしています。受講者は研修履修後に書類選考なしで企業と会える面接会に参加することができます。
詳細URL:https://www.jaic-college.jp/second/
■会社概要
代表取締役:佐藤 剛志
設立 :1991年3月
資本金 :2億5282万円(2020年1月末現在)
本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6F(東京本社・受付)
事業所 :横浜支店、東北支店、名古屋支店、大阪支店、
広島支店、九州支店、熊本オフィス、上海ジェイックマイツ
事業内容 :若手総合職就職・採用支援サービス「就職カレッジ®」
女性正社員就職・採用支援サービス「女子カレッジ®」
新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ®」
中退者の就職・採用支援サービス「セカンドカレッジ®」
30代の就職・採用支援サービス「30代カレッジ®」
特性マッチングサイト「FutureFinder®」
大学支援サービス
各種教育セミナー事業、原田メソッド教育研修事業、7つの習慣®教育研修事業
リーダーカレッジ、エースカレッジ、社員教育教材の開発・販売事業
URL :https://www.jaic-g.com/
既卒向け就職支援サービス:https://www.jaic-college.jp/
新卒向け就職支援サービス:https://shinsotsu.jaic-college.jp/lp/2021/
企業向け採用支援サービス:集団面接会(しゅうめん)https://college.e-jinzai.co.jp/
企業向け教育研修サービス:https://www.jaic-g.com/service/education/
採用×教育チャンネル 「HRドクター」:https://www.hr-doctor.com/
【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック 担当:田中
E-mail: info@jaic-g.com TEL 03-5282-7600 FAX 03-5282-7607
文部科学省が、2020年4月から12月までの中退の状況を調査した結果、中退した学生は2万8647人で、このうち新型コロナウイルスの影響と分かっている人は1,367人(中退者全体の約4.8%)でした(2021年2月16日公表)。当社においても、2019年度と2020年度を比較すると、中退者・中退検討者の登録者数が 約1.5倍となり、登録者の中には、コロナ禍における経済的困窮によってやむを得ず中退した方、中退を検討している方も多くいらっしゃいました。
■中退者の奨学金受給率
当社が中退者向け(中退済の方のみ)に行ったアンケートでは、2020年度の奨学金受給率は48.6%という結果でした。中退者の半数近くが奨学金受給者であるという結果ではありますが、一方で、独立行政法人日本学生支援機構「平成30年度学生生活調査」によると、大学生の奨学金受給率の平均は47.5%となっています。このことから、中退者の奨学金受給率は、大学生の平均と比べて大きく異なることはなく、概ね同程度の割合であることがわかります。
■中退者の留年率と中退理由
中退者に対して、「留年をしているか」と聞いたところ、約半数が「留年(確定)した」と回答しました。中退理由についても、トップは「留年したから」が27.2%で、次いで「授業内容に興味が持てなかったから」21.5%と続きます。そして、大学に進学した理由のトップが「なんとなく・親や先生に言われて・進学するのが当たり前だと思った」40.3%となっていることから、明確な理由がなく大学等に進学し、授業に興味が持てず留年し、そのまま中退するケースが多いと考えられます。
■中退者が就職する理由・きっかけのトップは「自立したい」から
中退した後、就職しようと思った理由・きっかけについては、「自立したい」40.3%、「親孝行・親を安心させたい」24.9%となっており、さまざまな理由で中退したものの、このままではいけないと考え、一歩を踏み出す人が多い様子が見て取れます。
この結果について、「セカンドカレッジ®」責任者の小久保はこう話します。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、社会人だけでなく、学生にも大きな影響が及びました。結果として、2020年度は、経済的理由や、本人のモチベーション低下によって中退した方の相談を多く受けてきました。
話を聞いていると、経済的理由など、本当に仕方のない事情で大学を中退せざるを得なかった方がいる一方で、大学に入ったものの、授業に興味が持てずに留年したことがきっかけで退学するという方もいらっしゃいます。どのような理由の中退にせよ、現在の自分の状況を客観視し、今後のために何をすべきか明確な目標を定めることが大切です。さまざまな事情を抱えた中退者・中退検討学生がいますが、一人ひとりに向き合い、自らの道を主体的に切り拓いていく、その一助となれるように、これからも取り組んでいきたいと思っています。」
【調査概要】
名称 :中退(予定者)に対する新型コロナウイルスの影響アンケート
対象 :当社サービス「セカンドカレッジ®」受講生
回答者数 :573名
期間 :2020年4月1日-2021年3月31日
■「コロナ中退119番」窓口の設置で、就職支援を
当社では以前より、大学在学中の学生が中退に関する相談ができる窓口を用意しており、電話相談や対面カウンセリングで、学生の悩みや状況に合わせたアドバイスを行ってきました。そんな中、新型コロナウイルスの影響で中退せざるを得ない、中退を検討する大学生が急増していることから、コロナウイルスの影響による中退者および中退検討者専用の相談窓口「コロナ中退119番」を、昨年5月に設置しました。
今後の進路に迷われている学生の方には、電話やWebで、今後の進路や中退後の就職についての相談・情報収集のサポートをいたしますので、是非お気軽にご相談下さい。
Webから申込みができるURL:https://www.jaic-college.jp/useful/n-119/
■中退者向け就職・採用支援サービス「セカンドカレッジ®」概要
「セカンドカレッジ®」は、大学・大学院・短大・専門学校の中退者を主な対象とする就職支援サービスで、就活対策の研修から集団面接会までをワンストップで無料提供しています。 無料の研修を通じて、受講者は社会人としての基礎力を身に着けながら就活対策することができます。社会人としての考え方、ビジネスマナー、正しい履歴書の書き方や面接の受け方を学ぶことで、面接や就職後に実践できるようなカリキュラムを無料で提供しています。中退者専門の講座ですので「中退に対しての振り返りと、社会で活躍する覚悟」を醸成し、前向きな姿勢で社会に出ていくサポートをしています。受講者は研修履修後に書類選考なしで企業と会える面接会に参加することができます。
詳細URL:https://www.jaic-college.jp/second/
■会社概要
代表取締役:佐藤 剛志
設立 :1991年3月
資本金 :2億5282万円(2020年1月末現在)
本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6F(東京本社・受付)
事業所 :横浜支店、東北支店、名古屋支店、大阪支店、
広島支店、九州支店、熊本オフィス、上海ジェイックマイツ
事業内容 :若手総合職就職・採用支援サービス「就職カレッジ®」
女性正社員就職・採用支援サービス「女子カレッジ®」
新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ®」
中退者の就職・採用支援サービス「セカンドカレッジ®」
30代の就職・採用支援サービス「30代カレッジ®」
特性マッチングサイト「FutureFinder®」
大学支援サービス
各種教育セミナー事業、原田メソッド教育研修事業、7つの習慣®教育研修事業
リーダーカレッジ、エースカレッジ、社員教育教材の開発・販売事業
URL :https://www.jaic-g.com/
既卒向け就職支援サービス:https://www.jaic-college.jp/
新卒向け就職支援サービス:https://shinsotsu.jaic-college.jp/lp/2021/
企業向け採用支援サービス:集団面接会(しゅうめん)https://college.e-jinzai.co.jp/
企業向け教育研修サービス:https://www.jaic-g.com/service/education/
採用×教育チャンネル 「HRドクター」:https://www.hr-doctor.com/
【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック 担当:田中
E-mail: info@jaic-g.com TEL 03-5282-7600 FAX 03-5282-7607
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