【リノベーション・オブ・ザ・イヤー2024 受賞】ゼロリノベが、「部門最優秀賞」を受賞しました

ノミネート最多の難関部門「1500万円未満部門」で2年連続の最優秀賞受賞を達成

株式会社groove agent

2024年12月16日 13時20分

不動産仲介・リノベーション設計・工事のワンストップリノベーションサービス「ゼロリノベ」を運営する株式会社groove agent（本社：東京都港区、代表取締役：鰭沼悟）は、リノベーション協議会が主催する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー 2024」において、1500万円未満部門で「最優秀賞」を受賞いたしました。

「リノベーション・オブ・ザ・イヤー 2024」について

1年を代表するリノベーション作品を選出するアワード。

リノベーションの魅力や可能性を広く発信することを主な目的としている。

施工金額別に部門が設定され、一般投票を元にノミネート作品を決定。株式会社LIFULL LIFULL HOME'S 総研所長・島原万丈氏や株式会社リクルートSUUMO 編集長・池本洋一氏など、総勢8名が最終審査を行う。

本年は全226点の応募作品から66点のノミネート作品を選出。審査員による選考により各賞が選出され、12月12日（木）の第12回リノベーション・オブ・ザ・イヤー授賞式で発表された。

詳細はこちら：https://www.renovation.or.jp/oftheyear/award.html

受賞作品について

【1500万円未満部門最優秀賞】「交錯する住まい」

築51年、44㎡の都内マンション。イラストレーターのお施主様が求めたのは、感性を刺激する空間と広さ、そして、閉ざされた「暗がりの」書斎だった。プランナーが提案したのは、大胆に斜め45°の線で再構成した多角的なワンルーム。造作収納と床材の切り替え、それに付随する天井のレールで斜めの線を描く。すると視線が対角線に抜け、室内がより広く感じられる。

書斎に程よい陰影をつくるのは、日当たりの良い窓に背を向けるよう斜めに配したワードローブ。圧迫感を抑えた高さでありながら、日光の影響を受けずにイラストレーター業に専念できる空間だ。2つの造作収納と窓辺の造作天井はキャットウォークも兼ね、愛猫への工夫も忘れない。

45°に傾ける操作ひとつで空間の可能性が見出され、施主の求める機能性はもちろん、この先も変化が楽しめる自由な住まいを実現したプロジェクトとなった。

講評では、45度の対角線という大胆なアイデアで、ワンルームの空間を最大限活かした点が評価された。

審査コメント（原文）

近年の都内のマンションは本当に高くて、物件を眺めては理想を並べ夢を膨らませ、ため息をつく日々。それでも、限られた空間だって頭を傾け捻ってみれば夢は見られるのです。この家に大胆にひかれた45度の対角線は、こぢんまりとした部屋の可能性を大きく変えてくれた。広く見えるし、眺めも変わるし、上手に仕切りやすくなる。ワンルームを豊かに自由に開放してくれる魔法のような1本の線。アイディアに工夫とセンスを足していけば、欲張りをギュッと詰め込んだ自分だけの空間が作れる。「こうでないと」という価値観を上手に線引きすれば、都会に住む難関も、前向きにクリアに楽しく解決してくれるのかもしれないなと思いました。（高山都氏）