約5割がオフィスへの不満が改善されない場合、退職検討の一因につながると回答
「オフィスの‟もやもや”に関する調査」を実施
建物のリノベーション、オフィス構築、バックオフィス業務のアウトソーシングを通じて「より良い場」を創造する建築会社の株式会社GOOD PLACE(旧株式会社コスモスモア、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:宮 信司)は、20~60代の会社員547名 を対象に、「オフィスの“もやもや”に関する調査」を実施しました。

近年、働き方の多様化が進むなかで、オフィスは生産性やコミュニケーション、企業発展の基盤として改めて重要視されています。そのようななか、働く環境に対する不満や違和感が、従業員のモチベーションや企業へのエンゲージメントに影響を与える可能性があるのではないか?という仮説のもと、休憩スペースの不足、空調の調整しづらさ、建物の老朽化など、日常業務で感じる様々なオフィスへの不満を「もやもや」と定義し、「オフィスの“もやもや”に関する調査」を実施しました。
本調査では、大規模オフィスが集中しておりオフィス環境のトレンドを把握しやすい首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)および大阪に勤務するオフィスワーカーを対象としました。 調査の結果、約5割が「オフィス環境の不満が改善されない場合、退職を検討する可能性がある」と回答し、オフィス環境の改善が人材定着の観点からも重要であることが浮き彫りとなりました。
調査結果サマリー
1)オフィス環境の不満が解消されないと、退職を考える理由の一因に
2)オフィス環境への不満は業務パフォーマンスに影響を与えていると約7割が回答
3)オフィス環境の理想と現実に乖離を感じている人が約6割
4)不満項目のトップ3は「休憩スペースが少ない」「空調が調整しづらい」「建物が古い」
■調査結果詳細
・オフィス環境の不満が解消されないと、退職を考える理由の一因に

現在抱えているオフィスの“もやもや”が解消されない場合、それが退職を考える理由の一因になるか?と尋ねたところ、「非常にそう思う(12.7%)」、「ややそう思う(36.1%)」となり、合計で約半数がオフィス環境の課題を退職検討の一要因と回答しており、待遇や人間関係といった理由に加えて、オフィスへの不満もその一因になる可能性があることがわかりました。このことから、オフィスの不満を改善することが働く人のモチベーションや生産性の向上につながるだけでなく、退職を防ぐ対策のひとつにもなることを示唆しています。
・オフィス環境への不満は業務パフォーマンスに影響を与えていると約7割が回答

オフィスに関する不満がどの程度業務パフォーマンスに影響を与えているかを尋ねた質問に対しては、「非常に影響を与えている(25.6%)」、「やや影響を与えている(44.0%)」となり、業務パフォーマンスへの影響を感じている人は約7割にのぼりました。対して「あまり影響を与えていない(9.6%)」、「全く影響を与えていない(1.5%)」と影響を感じていない人は約1割にとどまり、オフィスへの不満がそのまま業務の生産性にも直結していると感じている人が多いことが明らかになりました。この結果は、オフィス環境の改善が業務パフォーマンス向上に寄与する可能性を示唆しています。
・オフィス環境の理想と現実に乖離を感じている人が約6割

理想のオフィス環境と、実際のオフィス環境にどの程度の乖離があると感じるのか尋ねたところ、「非常にギャップを感じる(15.4%)」、「ややギャップを感じる(43.7%)」と続き、ギャップを感じている人は合計で約6割にのぼりました。対して「あまりギャップを感じない(13.5%)」、「全くギャップを感じない(5.5%)」と約2割にとどまり、多くの人が実際には理想のオフィスで働くことができていないと感じていることが浮き彫りになりました。
・不満の回答のトップ3は「休憩スペースが少ない」「空調が調整しづらい」「建物が古い」

トップが「休憩スペースが足りていない(21.9%)」、次いで「空調が調整しづらい(18.8%)」、「建物が古い(14.8%)」という結果になりました。働くスペースは確保されていても、ランチタイムや業務中にちょっとした休憩をとるスペースが不足していることが、主要な課題として挙がっています。「空調が調整しづらい」に関しては、オフィスビルに多い一括空調での調整の難しさが不満に繋がっている可能性が考えられます。また「建物が古い」に関しては、古い建物でもリノベーションや内装の仕様により魅力的なオフィスづくりは可能ですが、劣化がそのままになっているオフィスで働くことに対して、不満を訴える声が多いことがわかりました。
■調査概要
調査内容:オフィスの“もやもや”に関する調査
調査期間:2025年6月18日(水)~6月27日(金)
調査対象: 20~60代の首都圏4都県と大阪府在住の会社員547名
調査手法:インターネット調査
※調査結果の引用時のお願い
本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、以下のご対応をお願いいたします。
・出典:株式会社GOOD PLACE「オフィスの"もやもや"に関する調査」(2025年) の記載
・コーポレートサイト:https://www.goodplace.co.jp/ の併記 ※Webサイトでご紹介いただける場合は、上記URLへのリンク設置をお願いいたします。
■オフィスの‟もやもや”を改善し、従業員のエンゲージメントが向上するオフィスづくりとは?

GOOD PLACEでは、ソリューションPM※・設計・施工の三者からなるプロジェクトチームがオフィス構築のパートナーとして伴走することで、クライアントの現在のオフィスに関する課題(もやもや)を紐解きながら、より良い空間をご提案します。丁寧なヒアリング、必要に応じてファシリティデータの分析、インタビューやワークショップなどを基にクライアントへ最適な基本計画を策定したうえで、オフィス空間の設計をしていきます。設計に際してはシーンデザイン※を大切にしており、クライアントがオフィスで過ごす未来の姿を想像しながら空間を構築しています。プロジェクトキックオフ段階からソリューションPM、設計、施工担当者すべてが参画することで、一貫した品質の高いオフィスづくりが可能となり、従業員のエンゲージメントや企業ブランド向上に繋げます。
※ソリューションPM:GOOD PLACEが実践する、共創型の課題解決メソッド。プロジェクト専任のソリューションPMが窓口となり、クライアントの良き相談相手としてプロジェクト全体に伴走していきます。
※シーンデザイン:クライアントの企業活動に寄り添い、未来のユーザーの姿を想像したシーンデザインを実践することで、ソリューションとしての空間を提案しています。
・オフィス構築事業 資料ダウンロードページ
https://www.goodplace.co.jp/documents/download/?p=78&d=2231
・オフィス事例紹介ページ
https://www.goodplace.co.jp/works/category/workplace/
■株式会社GOOD PLACEについて
GOOD PLACE(旧コスモスモア URL:https://www.goodplace.co.jp/)は、リクルートグループのリフォーム事業を担う会社として1990年に設立。その後、親会社のコスモスイニシア(東証スタンダード.8844)と共に2013年に大和ハウス工業(東証プライム.1925)のグループ企業となりました。「Make a GOOD PLACE」をブランドコンセプトに、オフィス構築事業やバックオフィス業務のアウトソーシング事業、リノベーションをはじめとする建築事業を展開し、働く場や集う場などさまざまな領域において、より良い場づくりを目指しています。2024年1月に株式会社コスモスモアから株式会社GOOD PLACEへ商号を変更いたしました。
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