サステナブルな循環型ユニフォームの実現を目指して「ザ セレスティンホテルズ」「三井ガーデンホテルズ」約1万着分の制服を再生繊維へリサイクル循環型社会を目指した取り組みで大幅なCO2排出量削減
~ 繊維専門商社のチクマが取り組むSDGs ~
株式会社チクマ(本社:大阪市中央区、代表取締役社長 堀松 渉)は、株式会社三井不動産ホテルマネジメント(本社:東京都中央区)と連携し、同社が運営する「ザ セレスティンホテルズ」「三井ガーデンホテルズ」における2023年12月から新制服の導入に伴い、使われなくなった旧デザインの制服(約10,000着)を「廃棄物(ゴミ)」として扱うのではなく、チクマの持つリサイクルシステムを使い、すべて自動車内装材としてリサイクルすることができました。
この取り組みによるCO2の排出削減量は、約13,125Kg、ゴミとして焼却する場合と比べ92.7%の削減となります。再資源化を行うことで、廃棄物の削減に加えて廃棄段階でのCO2排出も抑制できるため、環境負荷低減とともにSDGsの達成にも寄与することができます。
チクマでは、1998年より脱炭素の見える化の実現に向けて、使用済み制服のリサイクルに取り組んでいます。2014年度からは、不要となった衣類等の回収・リサイクルを、北九州市と、チクマの関連会社である株式会社エヌ・シー・エス(株式会社チクマの出資会社)との日本初の官民共同による「古着回収リサイクル事業」を“チクマノループ”Ⓡ(※)としてスタートいたしました。リサイクル事業に率先して取り組んできた我々だからこそ出来た“チクマノループ”では、回収した衣類を、破砕・反毛・フェルト加工などを施し再資源化し、自動車内装材をはじめとした様々な製品に再生され、生まれ変わります。更にはCO2削減効果を数値化、見える化する取り組みも進めています。1903年の創業から常に、繊維を通じた社会貢献の実現と『環境』『安全』『安心』をキーワードに、持続可能な社会づくりを目指し、低炭素社会の実現などを目標に掲げたCSV経営を行っています。
また、今回の株式会社三井不動産ホテルマネジメント様に、サステナブルな社会の形成を目指してパートナーとして相互に連携していく企業も増えてきております。
(※)“チクマノループ” https://chikuma-no-loop.com/
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