GAテクノロジーズ、「ネット×リアル」の乗算によるビジネス展開の成長加速に向けた新経営執行体制について
〜2名の新任執行役員就任と、「CxO制度」の導入〜
1. 新任執行役員について
新役職 | 旧役職 | 氏名 |
執行役員 CSO(最高営業責任者) | 大阪支社長 | 飯田 修三 (いいだ しゅうぞう) |
執行役員 CAIO(最高AI責任者) | AI Strategy Center 室長 | 稲本 浩久 (いなもと ひろひさ) |
2. 「CxO制度」の概要
この度の新経営体制では、「ネット×リアル」の乗算のビジネス展開において、それぞれの領域の強化と権限委譲による現場オペレーションの向上を目指し、「CAO(最高会計責任者)」「CPO(最高プロダクト責任者)」「CSO(最高営業責任者)」「CAIO(最高AI責任者)」を選任いたしました。それぞれの役割の詳細につきましては、以下に記載のとおりです。
◆ 「CxO制度」導入の背景
当社は、「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を。」というビジョンのもと、特にIT活用が最も遅れている市場のひとつと言われる不動産市場において、政府が活性化を進める中古不動産に特化して「ユーザーが未だ体験したことがない、世界を変えるようなサービスを常に創造し、ユ ーザーに新しい価値を提供する」ことを目的にPropTech(不動産テック)事業を展開してまいりました。
不動産業界の市場規模は、43兆円と巨大ながら(※1)、現在でも、FAXや契約書など毎日大量の紙を消費しており、 ITを活用した情報の透明化およびアナログな業務の効率化が大きな課題となっております。また、今後の少子高齢社会が叫ばれる中、新築に偏重したわが国の住宅市場構造から脱却し、中古住宅を有効活用する必要もあります。
そのため当社は、ユーザー利便性の高い一気通貫のサービスを提供するべく、不動産サービスに必要な免許を全て自社で取得しております。また、AIやビッグデータ等のテクノロジーを活用した高効率な不動産業務と、自社のエージェント(販売担当者)によるリアルなサービスとを有機的に融合させた不動産テック総合ブランド「RENOSY(リノシー)」を展開することで中古不動産の流通活性化に貢献してまいりました。さらに、 1万円から始められる都心の中古マンションに特化した不動産クラウドファンディングサービス(※2)や国内初の住宅ローン申し込みプラットフォームサービス(※3)の提供をはじめ、技術面ではAI専門部署である「AI Strategy Center(AI戦略室)」を設立し、特許申請中のマイソク(不動産広告)の自動読み取りシステムの開発(※4)や、間取り図の自動書き起こしシステムの開発(※5)など、新たな取り組みを積極的に推進しております。
創業5年半で売上高201億円を達成し、3件のM&Aを通じてグループ全体の従業員数は339名(※6)となりました。今後も、既存ビジネスを軸に親和性の高い領域へと事業を拡大し、成長をさらに加速するため、「CxO制度」の導入に至りました。
◆ 新任CxOの紹介
CAO(Chief Accounting Officer)|最高会計責任者 橋本 健郎(はしもと たけお)
当社の経営に関する計数の管理、その分析と活用に責任を持つ役割。
<橋本 健郎 プロフィール>
慶應義塾大学卒。公認会計士。PwCあらた有限責任監査法人、東燃ゼネラル石油株式会社(現:JXTGエネルギー株式会社)などを経て2018年3月GAテクノロジーズに入社。Corporate Management Division(経営管理本部)のマネージャーを担当した後、2019年1月に執行役員に就任し、経理財務、法務およびIRの責任者を務める。
CPO(Chief Product Officer)|最高プロダクト責任者 野口 真平(のぐち しんぺい)
当社のテック側面であるプロダクトの方針決定、その開発および運用に責任を持つ役割。
<野口 真平 プロフィール>
早稲田大学卒。在学中に同大学主催のビジネスプランコンテストで優勝、学生向けSNSを企画・開発し起業を経験。その後、IT企業に入社し、エンジニアとしてシステム設計を担当。2014年2月、イタンジ株式会社に入社。同社執行役員を経て、2018年11月、代表取締役に就任と同時にGAテクノロジーズの執行役員に就任。
CSO(Chief Sales Officer)|最高営業責任者 飯田 修三(いいだ しゅうぞう)
当社のリアル側面である不動産営業において、サービスの質に責任を持つ役割。
<飯田 修三 プロフィール>
日本体育大学卒。新卒より不動産業に従事。創業時のGAテクノロジーズに入社し、4年間トップセールスとして活躍した後、仕入や契約などのマネージメントチームを統括。大阪支社長兼西日本エリアにおける販売責任者を務め、西日本でのサービスエリア拡大に大きく寄与。
CAIO(Chief AI Officer)|最高AI責任者 稲本 浩久(いなもと ひろひさ)
当社のテック側面であるAIやデータサイエンスの活用により、新たなビジネス・サービスを生み出す研究開発に責任を持つ役割。
<稲本 浩久 プロフィール>
大阪大学大学院基礎工学研究科修了。新卒で株式会社リコーに入社。画像処理・認識技術の研究開発に従事。その後、企画者に転身し、不動産向けVR ソリューションサービスである「theta360.biz」の立ち上げを担当。2017年よりGAテクノロジーズに入社し、AIを活用したマイソク(不動産広告)の自動読み取りシステムの開発や、間取り図の自動書き起こしシステム「BLUEPRINT by RENOSY」の開発、仕入れ業務システムへのAI・RPAの導入等を担当。2019年よりAI Strategy Centerの室長を務める。
(※1)財務省「法人企業統計調査」https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/h29.pdf
(※2)「RENOSY ASSET クラウドファンディング」:https://www.renosy.com/funding
(※3)住宅ローン申し込みプラットフォームサービス「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY(モーゲージ ゲートウェイ バイ リノシー)」:https://mortgage-gateway.jp/lp/
関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000021066.html
(※4)AIの画像解析技術を応用したマイソク(図面入り不動産広告)の自動読み取り機能
関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000021066.html
(※5)リノベーション設計時に必要な中古物件の間取り図を、ディープラーニング(AI)により読み取り、自動でデジタルデータ化(CADデータ化)するシステム「BLUEPRINT by RENOSY」:https://blueprint.renosy.com
関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000021066.html
(※6)2019年7月末時点、グループ会社を含む
◆ GAテクノロジーズ 会社概要
社名:株式会社GA technologies
代表者:代表取締役社長 CEO 樋口 龍
URL:https://www.ga-tech.co.jp/
本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 40F
設立:2013年3月
資本金:11億5680万9470円(2019年10⽉末⽇時点)
事業内容:
・不動産テック総合ブランド「RENOSY」の運営
・住宅ローン申し込みプラットフォームサービス「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY (モーゲージ ゲート
ウェイ バイ リノシー)」の運営
・「BEST BASHO(ベスト場所)」や「BLUEPRINT by RENOSY」などのAIやRPAを活⽤した研究開発
・中古マンションのリノベーション設計施工
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