Ridgelinez、AIマルチエージェントと予測AIを組み合わせ、人への依存度が高い複雑なビジネスプロセスの省人化と高度化を実現するコンサルティングサービスを提供開始

Ridgelinez株式会社

2024年7月11日 11時30分

Ridgelinez株式会社（以下、Ridgelinez）は、複数のAIエージェント（以下、AIマルチエージェント）と、予測AIモデル（以下、予測AI）を組み合わせ、複雑なビジネスプロセスを変革するコンサルティングサービス「Ridgelinez AI-Driven Transformation」を2024年7月11日から提供開始します。本サービスでは、AI同士が自然言語で会話しながら、タスクの遂行において関係するデータを総合的に分析して最適なアクションを導出し、従来は人へ依存していた難易度が高い業務プロセスの省人化と高度化を実現します。

業務プロセスについては、これまで多くの企業でルールベースのプログラムによるシステムの構築やRPA(Robotic Process Automation)を通じ、定型業務プロセスの自動化に取り組んできました。また、昨今は予測AIや生成AIと対話型チャットボットの組み合わせにより、業務プロセスの一部分をAI技術を用いて支援する取り組みも行われています。一方で、関係する事情を複合的に勘案し意思決定をしたり、アクションしたりする必要がある業務プロセスは、まだ人への依存度が高いという現状があります。

Ridgelinezは、本サービスにおいてAIマルチエージェントと予測AIを組み合わせることで、様々な客観的事実を総合的に勘案しながら、最適アクションを導出する必要がある複雑性の高いビジネスプロセスで省人化と高度化を実現し、企業の生産性向上を支援します。

サービスの概要

本サービスでは、生成AIなどのテクノロジーに精通しているコンサルタントや、データサイエンティストが、ビジネスプロセスのアセスメントからソリューションの開発と展開までEnd to Endで支援します。まず、アセスメントフェーズでクライアントの課題を評価・分析し、ビジネスとテクノロジーの両面から解決のアプローチを検討します。その結果に基づき、AIマルチエージェントと予測AIの組み合わせを用いたソリューションを設計し、アジャイル開発を行います。そして、AIマルチエージェントと予測AIを活用した新たなビジネスプロセスの検討と定義を行います。

本サービスの具体的なユースケースとしては、人事戦略の策定や、製造業における予防保全アクションの検討、新商品やサービスの設計、企業経営にかかる意思決定プロセスに関するケースなどを想定しています。各ユースケースにおいて、多数のステークホルダーとの調整を踏まえてアクションプランを検討する必要があったり、人の経験と勘を頼りに遂行していたりしたプロセスにおける多くのタスクをAIに代替させていきます。

AIマルチエージェントとは

AIマルチエージェントとは、人のように自分で情報を集め、考え、行動できるAIエージェントをさらに進化させたもので、複数のAIエージェントが協力して1つの大きなタスクを解決します。各エージェントはそれぞれ独立して動き、自分の役割を果たしながら他のエージェントと情報を交換し、協力してタスクを遂行します。例えば、物流の管理では、あるエージェントが商品の在庫を確認し、別のエージェントが最適な配送ルートを計画するなどということが可能になります。

生成AI技術の発展により、AIマルチエージェントは自然言語でのやり取りや、リアルタイムでのデータ解析が可能となり、複雑な問題をより一層効率的に解決することが可能となりました。AIマルチエージェントにより、従来は人の判断や目視などが必要であった業務フローを、AIへ代替することが可能となります。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

Ridgelinez株式会社について

Ridgelinezは戦略から実行までを支援する総合プロフェッショナルファームです。ストラテジー、デザイン、テクノロジーをクリエイティブに融合させ、クライアントの経営課題解決に伴走します。金融、製造、通信、運輸、リテールなど多岐にわたる業界で、デジタルテクノロジーを通じて変革を加速し、End to Endのコンサルティングサービスを提供します。Ridgelinezは変革の中核となる「人」を起点にした独自の先見力によって、チェンジリーダーとともに持続的な未来を創造するパートナーとして社会に貢献します。