シェルパ、東北大学教授・鈴木潤氏が技術顧問に就任
- AI領域の専門家を招聘し、技術基盤の強化へ -
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO 杉本淳、以下シェルパ)は、2025年5月1日付けで東北大学言語AI研究センターセンタ―長・教授の鈴木潤氏が外部技術顧問に就任したことをお知らせします。

シェルパは、「利益とサステナビリティが融合する世界を実現する。」のビジョンのもと、ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」を主軸として、大企業を中心にニーズが高まるESG情報を利活用したサステナビリティ経営支援事業を展開しています。このたび、当社プロダクトにとって重要な技術基盤となる自然言語処理・AI技術の強化のため、鈴木氏を技術顧問として招聘し、当社のAI事業部への技術的助言や共同研究などに取り組んでいきます。
鈴木氏は、人工知能(AI)、自然言語処理、機械学習を専門領域とし、基盤技術から応用研究まで幅広く研究を行う、この領域を牽引する研究者のひとりです。同氏が教授を務める東北大学は、自然言語処理を中心とした国内最大級のAI研究グループ(※)を誇り、領域における世界的業績を産み出し続けています。
(※)東北大学プレスリリース「東北大学言語AI研究センターを創設しました」より
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2023/10/press20231024-01-ai.html
シェルパは、「サステナビリティ・データプラットフォーム」構想の実現に向けて、いまだ正解のないサステナビリティ経営における業界標準の確立をESGの専門知見とAIをはじめとした先端テクノロジーを掛け合わせることで追い求めています。当社プロダクトの用いるESGデータを含む非財務情報の処理には自然言語処理やAIの技術が不可欠(※)であり、当社では、AI事業部においてAI、自然言語処理、大規模言語モデル関連技術を用いた仕組みづくりや新規プロダクト開発を行っています。技術顧問を招聘し、AI事業部との共同研究などを通して協調し相互効果を生みながら、さらに技術力を高めることで、ESGデータを含む非財務情報の処理能力向上によるプロダクト品質の向上、ひいてはESGデータの可能性を明らかにする取り組みを進めてまいります。
(※)研究開発WEBページ:https://cierpa.co.jp/r_d
シェルパは、先端テクノロジーとESGの専門知識で非財務情報のポテンシャルを開放し、企業のサステナビリティ経営高度化を支援してまいります。
新顧問について
<プロフィール>
鈴木 潤 東北大学 言語AI研究センター センター長・教授
日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所、東北大学情報科学研究科准教授、同学データ駆動科学・AI教育研究センター教授を経て、現職。理化学研究所、Google LLC、情報学研究所で客員研究員(Visiting Researcher)等を兼務。専門は自然言語処理、機械学習、人工知能。博士(工学)。
<新顧問コメント>
私はこれまで、コンピューターが言葉を自在に扱えるようになることを目標とした自然言語処理や人工知能といった研究分野において、一貫して約25年にわたり研究に従事してきました。また、近年では生成AIや言語モデルといった技術の構築から実利用に関する研究にも精力的に取り組んでいます。シェルパ・アンド・カンパニー株式会社の主な事業領域である膨大な非財務データの整理・分析・活用といった業務は、自然言語処理や人工知能技術との親和性が高く、これまでに培ってきた研究成果や知見を活用できる場面が多いと考えています。そこで、これらの研究成果や知見を活かして新たな技術開発に取り組み、企業にとって最適な意思決定とサステナビリティを重視した経営へと導くサービスの提供につなげていきたいと考えています。今後、シェルパの皆様とともに、データと技術を駆使して新たな価値の創出に取り組んでまいります。
会社概要
会社名:シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
代表:代表取締役CEO 杉本 淳
所在地:東京都品川区南大井6-4-22 東京ネオンビル2階
設立:2019年9月
資本金:100百万円
事業:ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」の開発・提供、ESG・サステナビリティ特化メディア「ESG Journal Japan」の運営、専門家によるコンサルティングサービス「ESG Advisory」の提供
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コーポレートサイト:https://cierpa.co.jp/
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SmartESGサイト:https://smartesg.jp/
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